(短編集)

それは秘密の



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    初公開日(参考)2014年08月
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    短編集

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    それは秘密の (新潮文庫)

    2017年03月01日 それは秘密の (新潮文庫)

    美容に狂う前妻と彼女を奪っていった男、なぜ二人は俺に会いに来るのか?なぜこんなに友人の母親が気になるのか?隣室で虚ろで奇妙な音を出し続けるのは何者か?どうしてあんなに不出来な部下に惹かれるのか?なぜ暗闇で出会って顔も見えない彼女がこんなにも愛おしいのか?なぜ、なぜ…。愛とも恋とも言えない、不思議な感情―。心理描写の洗練を極めた珠玉の短編九編を収録。(「BOOK」データベースより)




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    No.15:
    (5pt)

    この作家さん大好きです。

    描写が優れている。もっと他の作品も読みたい。
    それは秘密の (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:それは秘密の (新潮文庫)より
    4101425574
    No.14:
    (5pt)

    アッコちゃんとは!

    最後の落ちの秘密のアッコちゃん、作者と同年代の私ビックリです。しばらく歌を口ずさんでました。バスの運転手の行方がきになります。
    それは秘密の (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:それは秘密の (新潮文庫)より
    4101425574
    No.13:
    (2pt)

    超一流作家にあるまじき不出来

    乃南アサの作品は、スラスラ読めるのに内容が濃く、興味深く、本当に面白いものが多い。それでいて個人的に、この作者にはいつもいけすかないものを感じる。文面からにじみ出る性格の悪さ、それをまったく自覚していない尊大さ、バカな登場人物を描きながら「作者のあたしはこんなに頭がいいんですけどねえ」と苦笑しているような姿勢、誠実ぶって楽しようとしている文章表現(文章はうまいけど、表現に何の工夫もない)。それでも読んでしまうし、一度読んだら長編はもちろん、短編もずっと印象に残る。小説って人間性ではなく、技術と方法論で書くものなんだな……と思う。もっとも、この人は「小説家」ではなく「ドキュメンタリー作家」の称号がふさわしく、より収入が得やすい「小説家」を名乗ってるだけの気がするけどね……それは別の話。才能がなきゃそんな真似もできないわけで、すごい人なんでしょ。

    この作品集は、冒頭の『ハズバンズ』に作者らしい皮肉とひねりが感じられた以外は、心底どうでもいい話ばかり。短編とショートショート、恋愛感情や劣情をテーマにした話ばかり3~4話ずつの構成だけど、ショートショートはどれも特別文句も称賛もない出来。短編は『僕が受験に成功したわけ』と表題作『それは秘密の……』は、乃南さんって頭よすぎて脳の機能が不安定になることがあるのかなと思う駄作(←こういう表現に過剰反応するお利口さんも多いんだろうな)。たまにこういうことをやらかす人だ。失敗というより、個人のメモを間違えて出版しちゃった、みたいな。

    『ハズバンズ』は、強欲妻と離婚した男が、その妻の再婚相手の男とお友達としてつき合い、元妻・現妻に関する愚痴を言い合ったりする話。ハズバンドではなくハズバンズであるところにセンスを感じる。その妻が実は……相手の男が実は……というのは目新しい話ではないが、乃南さんの精密な筆致のおかげで読んでいて楽しい。

    『僕が受験に成功したわけ』は、中学受験を控えた男の子が女友達の母親のセクシーな足に劣情を抱く話。男の子が一方的に懸想する話なら(たいして面白くなさそうだが)乃南さんの描写力でザーメンタンクみたいな少年の悶々を丁寧に描き切ってそれはそれで笑えるキワモノとして成立しただろうが、この話は、母親のほうがけっこうその気になってる精神異常者で気持ち悪いったらありゃしない。べつにそういう話でも構わないはずなのだが、乃南さんって、これは個人の感想だけど、性的なことを扱う匙加減が今ひとつ。おとなしくて真面目な学級委員長の女の子が、ウケ狙いで授業中にいきなり教室でパンツを下ろして放尿を始めた感じで、面白いとかニヤニヤさせられるというより、ドン引く。

    表題作は、作者が寝ボケて頭に浮かんだことを適当に文章にしてみました、ということでいいか?(よくねえよな)土砂崩れで足止めを食らったトンネルのなか、そこではじめて会う中年の男女が、おたがい顔を知らぬまま会話をし、男は女に対してほのかに温かな感情を抱く。こういう……柔らかなファンタジーを柔らかく美しく描くには、乃南さんってリアリスト過ぎるんじゃないの? 小説って「現実を削ったり飾ったりした、現実よりも楽しく面白い世界」だと思うんだけど、そういう意味じゃこの作者って、小説家としての能力だけを見ると実はそんなに大したことない。この話、ちょっと頭のおかしい女の戯言を、男が勝手に穿って考えてなんとなく素敵な気分になってるだけのバカ話。冒頭、男が入院見舞いに行った「大切な尊敬する恩人」、やたらドラマティックに描かれているからよほど展開に絡んでくるのかと思ったら、全然。ただ単に「荒天に巻き込まれる危険を押してまで主人公が車で出かけた理由」に過ぎなかったわけね。それと、その恩人に関する回想によって、主人公の職業や立場が立体的に描写された……悪いことではないはずなのに、印象としては「意味の薄いくどくどした描き方」に思えてしまう。主人公がほのかな感情を抱く女性に至っては……彼女の夢や、不幸ではない生活を送りながらも願いが叶わなかった淡い悲しみが丁寧に描かれてはいるものの、普通につまんない。アニメの主題歌を歌い始めたのは「何か歌う」必要性があってたまたま歌っただけのこととはいえ、これまた登場人物を必要以上に頭悪そうに描いて「作者のあたしはとても頭がいいのにねえ」と苦笑している乃南アサの意地の悪そうな美形のお顔が浮かぶ(参照・著者近影)。そのアニメ主題歌の歌詞を余すところなくそのまま書いてくださって……原稿料ずいぶん得しましたね(いや、そんな次元の作家じゃないことはわかってるけどさ)って感じ。ブタさんブーブーとかウフフッとか、ただの転記とはいえ、直木賞獲ったぐらいの実力はある小説家がそんなもん書いてて恥ずかしくなかったのかね。話の終盤、それまで紳士的だった主人公が男臭い方言まるだしで怒鳴り散らすのは面白かったけど……乃南小説の登場人物ってさ、笑顔・配慮・協力の人間関係じゃなく、怒鳴る・嘲笑する・ふてくされる、が圧倒的に多いんだよな。小説界の長渕剛かもしれない(長渕は殴る・蹴る・叫ぶ、か)、実力と人気は抜群であることも共通してるし。

    それ以外の作品は、特筆するほどの欠点も見どころもない。こんなもんで印税稼ぐなよって。早朝の電車を舞台に見知らぬ盲人男性との交情を描いたショートショートがあったが、著者近影をチラ見しながら読むと(←必要あんのか、おい)この顔でしかも自分は優しい人なんですよアピール……と思って胸が悪くなった(←ごめんなさい、言い過ぎました)。

    この作者、傑作はいくらでもほかにあるんで、そっちを優先して読んでください。
    それは秘密の (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:それは秘密の (新潮文庫)より
    4101425574
    No.12:
    (5pt)

    当然ながら良かったです

    やはり大好きな作家による物語。。裏切られる事はありませんでした。
    本棚に宝物が増えました。
    それは秘密の (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:それは秘密の (新潮文庫)より
    4101425574
    No.11:
    (3pt)

    印象薄い

    もっと期待していましたが、平凡なストーリーでした。印象が薄いです。
    それは秘密の (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:それは秘密の (新潮文庫)より
    4101425574



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