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凍える牙



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【この小説が収録されている参考書籍】
凍える牙 (新潮ミステリー倶楽部)
凍える牙 (新潮文庫)
凍える牙

凍える牙の評価: 6.85/10点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.85pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

ミステリー感はあまり感じられない

とりあえず最後まで読んだ。特段大きなどんでん返しも無く、平易に終わった感じ。その反面、女刑事と男刑事に内面描写がしつこいくらいに多い。ストーリーはすごく単調。
出張の車中用にと思い、図書館でミステリー本を探していて、直木賞本ということで選択した。これで直木賞?という感じでした。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.4:
(5pt)

凍える牙の感想

直木賞受賞のベストセラーなので期待していたのですが…。
疾風と貴子が疾走するシーンこそ良かったものの、
そこに至るまでの過程と犯人像が薄くていまいち印象に残りませんでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.3:
(6pt)

凍える牙の感想

男社会で生きる女性の大変さを背景に、事件が進んでいきますが、主人公がなぜあそこまで、惹きつけられたのかが、いまいち分からなかった。
ただ、テンポが良いのと心理描写は秀逸。

塞翁
6AR0FFJN
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

凍える牙の感想

主人公の見せ場はバイクで追跡するだけという印象ですね。特に主人公が追及して事件の謎に迫るといった印象も無く、周りの刑事が集めた情報により真相が明らかになったという感じで、ちょっと物足りなく感じました。
後は女性刑事が男社会の中で生きていくことの難しさが描かれていますが、ちょっと自分は飽きてしまいました。

松千代
5ZZMYCZT
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

凍える牙の感想

乃南アサさん初読。
文庫本巻末の「解説」を読むと、「男社会で差別的な扱いを受けながらも頑張る女性」を描いた作品という事になるのでしょうか。
読中はそこまで「反女性蔑視的」ニュアンスは感じなかったのですが、もし「解説」にあるような意図が作者にあるのなら、正直「浅い」と思いました。
この程度のハラスメントなら、男同士の関係、警察組織でなくともでも当然のように存在しますし、ましてや、彼女は男以上の活躍の場を与えられている訳です。
何故その役目を獲得できたのかという十分な描写もありませんし、説得力がないというか・・・
単に男社会で男勝りの活躍をする(しかも何故そのような活躍ができるのかという苦労や努力、また能力的裏付けに乏しい)女性の格好良さを描いた陳腐な作品に読めてしまいます。
「姫川玲子」の苦悩の方がまだリアリテイがありますよ。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O

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