貘の耳たぶ



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    初公開日(参考)2017年04月
    分類

    長編小説

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    貘の耳たぶ (幻冬舎文庫)

    2020年02月06日 貘の耳たぶ (幻冬舎文庫)

    自ら産んだ子を「取り替え」た、繭子。発覚に怯えながらも、息子・航太への愛情が深まる。一方、郁絵は「取り替えられた」子と知らず、息子・璃空を愛情深く育ててきた。それぞれの子が四歳を過ぎた頃、「取り違え」が発覚。元に戻すことを拒む郁絵、沈黙を続ける繭子、そして一心に「母」を慕う幼子たち。切なすぎる「事件」の、慟哭の結末は…。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.18:
    (5pt)

    有り余る余情。

    第一章が「繭子」の視点を軸として、「取り替え」と、それ以後の子育ての様子が描かれ、第二章で「郁絵」の視点から、もう一方の家族を描くとともに、ふとしたきっかけから「取り替え」が産院の過誤という形で発覚し、では2人の子供を再度「交換」する、という形で物語は語られてゆくのだが……。こんな物語に冷静な書評が書けるわけがない。特に物語が一気に進展する第二章では、すべての原因を作った繭子の心情は描かれず、それどころかその後繭子がどうなったかも示されないのだ。読者はそれをただ推測することしかできず、推測も絶望感に縁取られる以外にはない。敢えて書かないことが余情を誘う典型的な作品。
    貘の耳たぶAmazon書評・レビュー:貘の耳たぶより
    4344030990
    No.17:
    (3pt)

    血縁関係とは何か

    繭子のダメな人間ぶりに不快感を感じ、なかなか読み進めなかった。陣痛の痛みに自然分娩から逃げて帝王切開で出産したり、赤ん坊の沐浴を絶対に無理と初めから諦めたり、どう考えても育児から逃げることばかり考える。取り替えが発覚しても言い出せず、それにより郁絵が苦しむのに同情してしまう。子供は親を選べない。だからこそ産んだ子に対する責任は重大だ、と感じさせる小説だった。不快な小説だったが、構成は良くできていた。
    貘の耳たぶAmazon書評・レビュー:貘の耳たぶより
    4344030990
    No.16:
    (5pt)

    経験した事が無い苦痛や不安への共感

    頭では理解できたのに難しいと思った。 子供を取り替えた、取り替えられた二人の"新しい母親"の話。漠然とした不安から「この子は保育士である彼女の子供になった方が幸せでは?」と思い、取れていたネームタグを無意識の内に取り替えてしまう。事の重大さに気付き「元に戻すチャンスは?」「バレる!」とごまかせない事に怯え始める、さらに頭が一杯になる。 解らないけど解る。妊娠も出産も経験はないが、平常では無い精神状態はある。せいぜい「言ってしまった」程度の後悔で終わるが・・新生児の足に着けるネームタグは正しく装着すると外れない。この主人公には、本当の意味で我に返る救いもない。母親としての母性や責任が "確実にある" ため(本人は気付いていないが)「私ではこの子を不幸にする」と思い込んでしまった。自身の母親としての資質が信用出来ない、思い込みの原因は母親との確執だが「母親になる」漠然とした不安や、不安定な精神状態、命がけである出産が一番大きな要素なんだろうと思った。他にも、帝王切開した事で誰かに攻められるのでは?(言うやついるらしいです)普通分娩にこだわりすぎた結果、子供に障害が残ってしまったら?二人ともが、理不尽な理由で傷つけられる不安に悩まされている。不幸なきっかけから端を発した重大事案も、あるきっかけで発覚するが、病院の『取り違え』の責任が問われる事になる。子供たちのため内々に解決を探る中で、主人公の母親が「黙ってるなんて ずるい!」(何がだろう)「マスコミに話して公にする」と騒ぎだす。 結果子供たちは守られます。主人公は全て失います。取り替えられた母親が実の息子とも生活を始め、とても大事に慈しんで育てられていた事に気付く。(結末より心情が重要なお話でした)  世の中の人間すべてが母親から産まれている。 派手なお話ではないですが
    貘の耳たぶAmazon書評・レビュー:貘の耳たぶより
    4344030990
    No.15:
    (3pt)

    子を持つ親としては

    子を持つ親としては、なんとも耐え難いストーリーである。

    よくそこに手を伸ばしたものだと思っては見たものの

    面白く読んでしまった自分自身に、「それでいいのか」

    とつい突っ込みを入れてしまった。

    読み終えた余韻で、巻末の解説を読むと、ストーリー以上に

    感動が味わえます。
    貘の耳たぶAmazon書評・レビュー:貘の耳たぶより
    4344030990
    No.14:
    (3pt)

    普通に読めるが

    何でこのテーマを敢えて書くのか今ひとつ分からなかった
    葛藤も苦悩も余りに既存で、目新しさは皆無だった
    この手のテーマを一度も読んだ事ない人は楽しめると思う
    貘の耳たぶAmazon書評・レビュー:貘の耳たぶより
    4344030990



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