ののはな通信
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恋愛でも性に関することはめっきり表現されなくなった昨今の小説。 でも本作は、それが往復書簡というカタチで描かれています。 許されない関係での、だからこそ一途な想いもエクスタシーもとても爽やかなのに濃密。 「特殊な関係」というワクを取り払っても、しっかり踏み込んだ描き方だと思いました。 愛するが故に戸惑う心も辛辣。 ただ、手紙という形式で登場人物の表現に委ねられているところが秀逸です。 手紙を書いているのは、あくまで登場人物。そんな世界に没頭できます。 この作品は「特別な設定(関係性)」を意識して読まない方がいいようです。 どういう関係性だろうと、お互いを想い合う気持ちの揺れ動き、それがリアルなんです。 ふたりの歴史の中には新たな人物も加わって、愛のカタチが歪にうごめく。 人生ってこんなもんだろうなと、ため息つかずにはいられません。 物語の起伏よりも、心の起伏を丁寧に拾い上げたい作品。 そこに着目すると、とてもリアルで切なく、とても純粋。 そして自分にも投影してしまう、離れがたい作品になると思います。 | ||||
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舟を編むの原作者なのと、大河小説とあったので買いましたが、残念でした。途中で読むのをやめました。 | ||||
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学生時代に恋愛し、その相手と成人後も付き合いが続いたり途絶えたりしたことのある人なら、身悶えしながら読める作品だと思います。 本当に面白かったです。忘れかけていた気持ちを思い出しました。 | ||||
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少女から大人に。 少女の頃の甘酸っぱくも切ない日常。 同性で惹かれる描写には少し生々しい。 それを乗り越えて大人になった2人のやり取りを読んでいると、愛とはなんだろうと思う。 魂の片割れを探して、惹かれあったんだろうなと思う。 最後には悲しくなる。 途中の悦子さんのくだりも悲しくなったけれども。 読了後にはメールにはない、手紙でのやり取りの良さが思い出される。 人に手紙を送りたくなってしまった。 | ||||
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幼い女の子特有の、異性との恋愛を知る前のファンタジーあふれる戯れの話かと思いきや、意表を突かれました。激動の半生の記録だ。 文通が盛り上がりすぎて、相手の返事を待たずに手紙を出して噛み合わなくなるのとか、あーそおだったなーーー!って感じ。 私は39歳で、もうすぐ はなちゃんが自分の人生を歩き始めるのと同じ年齢。比べちゃうよねー。私は何も成し遂げてないけど、登場人物の二人は人生の石杖をバッチリ硬め済。 同窓会の描写が面白かった。マダムによる見栄の張り合い。自分の現状に引け目感じてる人は同窓会行かないよね。私行きたくないもん。 はなちゃんは、子供が出来なかったことに全くわだかまりがなく、それは外交官婦人として充実した二十年間を過ごして来たからで、姑の嫌味なんて眼中になく、人にも恵まて本人も逞しく魅惑的。 自分の芯があって羨ましいわー。自己肯定感はいつの間に手に入れたのかしら?その過程を読み飛ばした。 ののちゃんは、自分の編集社を起業するほどに行動的。二人共、自分の人生の舵は自分で取る系の人なんですね。 小説の中の中年の女性って、なんでこんなに自分より充実して見えるんだろう。 | ||||
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