墨のゆらめき
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| 三浦しをんは時代に阿らない。裏社会出身の人間とホテルマン、子どもたちの交わりを淡々と描いていく。薄いようで信頼感に溢れた人間関係もいい。漢詩の勉強もしたくなった。珠玉の作品。 | ||||
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| 続力(つづきちから)はホテルに勤めている。仕事で遠田薫(とおだかおる)という筆耕士(書家)と会う必要があり、訪ねていった。そこは「遠田書道教室」になっており、遠田と会うことができたが、「書家」のイメージに合わない肉食系の男前だった。 そして、乱暴な態度だが、教室ではそれなりに的確な指導をしているようだ。子どもたちにも慕われている。人物としてはいい加減なようだが、その仕事ぶりは確かで、力が頼んだ宛名書きはすべて上等な出来だった。 その後も、宛名書きの仕事を遠田に頼むのだが、力が訪問しないと宛名書きの完成品を送らないと言われ、仕方なく遠田の家にもう一度行くことになる。そこでなぜかすき焼きをご馳走になり、遠田に「高い肉食ったんだから、代筆を手伝え」と強要される。 それは、若い女性が彼と別れたいから手紙を代筆してくれという依頼だった。力はその文面を考え、遠田がその文章を代筆する。力はいやいやながら引き受け、常識的だった女性が陰謀論にはまっておかしなことを言い出したという設定の文章を考え出した。遠田は呆れたようだったが、その文面を認めてくれた。代筆の作業を一緒にすることで、力と遠田には仲間意識のようなものが生まれていた。 しかし、そんな付き合いが続いた中で、突然遠田から筆耕士の登録を解除してほしいというメールが来る。 納得できない力はすぐに遠田の家に駆けつけるが、そこで意外な事実が明らかにされる。物語がその後どうなるかは読んでいただきたい。 こういう展開の話もいいが、個人的には書道の奥深さ、苦労して上達していく過程などを中心にしてほしかった。私は、努力してレベルアップしていく話が好きなのだ。しかし、この著者らしいユーモアを交えた文体で、非常に読みやすかった。 | ||||
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| 本の状態は良好でした。配送も速やかでした。 もちろん、本の内容も面白かったです。 三浦しをんさんは、ニッチな職業の人の話を綿密に調べて、面白く書いていて、とても面白いです。 | ||||
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| 予備知識なく読み始めました。 勝手に、書道家が舟を編むのような世界観で動き出すもの、と予測してました。 そうではなく、ちょっとありえないよね、というエピソードが4分の3続きます。 帰省のシーンは、ストーリーを対比させるためかもしれないが、蛇足気味です。 残りの4分の1で起承転結の「転」が展開されます。 これがまた、身近でもなくミステリーでもなく、違和感が続きます。 文章表現は温かいぬくもりを感じますが、登場人物の誰一人として、共感できるキャラクターがいません。 ちょっと残念でした。 | ||||
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| 梱包も丁寧で本も良い状態でした。ありがとうございます。 | ||||
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