むかしのはなし
- 日本昔話 (3)
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カバーが途中のページに差し込んであり、新品という感じがしない。 | ||||
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連作の7篇。それぞれ、世界が滅亡に向かいつつある時に、世界のどっかで起こった小さなドラマを語る。各作品の冒頭には、よく知られた日本昔話の梗概。最初はなんで?と思うが、これがのちのちボディブローのように効いてくる。 7篇の間には、登場人物の名前が似ていたり、状況が酷似していたりと、通底する部分がある。でも、完全につながるわけではない。そのすれ違いが、もどかしさとも懐かしさとも愛おしさともつかない不思議な余韻を醸し出している。 たとえば最後の章はいかにもSFらしいタイトル、「懐かしき川べりの町の物語せよ」。なぜ主人公は神保百助、助っ人は、僕、有馬、鳥子の3人なのか。ストーリーテラー、三浦しをんの力量を見せつけられる。 | ||||
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隕石が地球に衝突するとしたら…という設定が気になって(他の惑星に避難するより隕石を打ち落とすほうが簡単なのでは? とか)、物語に入り込めませんでした。 | ||||
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面白くって2日間で読んでしまいました。 | ||||
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やはり伊坂幸太郎さんの「終末のフール」を思い出しましたが、あちらが3年前に対して本書の場合は僅か三カ月前ですから、もうジタバタしても仕方ないなと既に諦めの境地に達している人が多そうですね。脱出ロケットの抽選があっても確率が低くてこれも駄目。ロケット搭乗者が地球残留組に罪悪感を抱くのが切ないですね。古き良き時代の日本昔話が世知辛い現代では悪意と化す傾向が強いのも辛いですが、救いはラストに漂う哀感でしょうね。 本書を読み始めて最初に驚いたのは文体の普通さでしたね。もし著者名が空白だったなら三浦しをんさんが本書の作者だと気づけたかどうか私には全く自信がないですね。それから日本昔話の持つほのぼのとした善良さが損なわれて逆に異端の者や犯罪者が主役なのは著者が意図されての事でしょうね。かぐや姫は運に見放された人気ホスト、花咲か爺は泥棒野郎、天女の羽衣は父の弟に恋した娘、浦島太郎は竜宮丸の漁師、鉢かづきは性同一性障害のタクシー運転手、猿婿入りはサル顔の夫、桃太郎はまじ怖えまじヤバイ男子高校生で鬼はヤクザ、てな具合ですね。 | ||||
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