光
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光の総合評価:
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気になっていた作家さんなので初めて読みました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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心情描写が繊細で、好きな作家さんです。 「風が強く吹いている」「まほろ駅前多田便利軒」が好きで、そんなイメージで読み始めたら全く違いました。 タイトルとは真反対に、闇が濃く深い。 | ||||
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天災は防げないが人災は防げる、というのは本当だろうか? 自然の暴力(津波)と人間の暴力。人間がコントロールできないという意味では、津波の暴力も人間の暴力も同じ自然現象なのかもしれない。 | ||||
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ネタバレあり! タイトルに「光」とあるので、読む前は人情的な、人の「光」の部分を描いた話だと思っていました。ですがいざ読み終わってみると、「光」を求めて足掻く人間の「暗い感情」の方にスポットが当てられており、そこには単純に「闇」とは言い切れない哀切や無常観、やり切れない思いが詰まっていました。 これは個人的な見解ですが、登場人物にとっての「光」が ⚫︎信之→美花(愛する美しい幼馴染)愛情の対象 ⚫︎輔→信之(虐待という地獄から救い出してくれそうな幼馴染)平和な暮らし ⚫︎南海子→信之(理想的な夫)幸せな家庭 なのに対し、 ⚫︎美花→誰でもない(信之は利用しているだけで光ではない)芸能界に光を見出している風でもない のが興味深かったです。 自分のために人を殺すよう相手を仕向けられる美花には、光を必要としていないように思えました。 そしておよそ罪悪感というものを感じさせないのでサイコパスのような気もします。だから語り手にいないのかな…。 | ||||
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え?これってジョージ朝倉の溺れるナイフのパクリ? | ||||
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この筆者の作品はいくつか読んでいますが、この作品は他の作品とは異なり、微笑ましい箇所はなく、終始シリアスで重い。文才が有る筆者なので、引き込まれて最期まで一気に読みました。人の心の闇、暴力を正面から描いている。中心人物の二人の男性は、卑屈だったり残酷な面も有るが、何故か憎めない。ラスト近く、こういう展開になったら嫌だな、と思っていたら、そうなってしまった。暴力とは無縁の私には理解し難い箇所も有りつつ、こういう心境になる人もいるんだなと納得させられてしまうのは作者の力量の高さゆえ。読んでいて、辛く心がヒリヒリした。 この作品のタイトルが、何故、光なのか。。救いの無い内容の奥底には、希望の様なモノが有るのか、わからなかった。人の心の複雑さについて考えさせられた。 | ||||
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