博士の愛した数式



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.50pt (10max) / 6件

7.30pt (10max) / 61件

Amazon平均点

4.32pt ( 5max) / 849件

楽天平均点

4.22pt ( 5max) / 2607件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
13pt
サイト内ランク []A
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

66.00pt

0.00pt

68.50pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2003年08月
分類

長編小説

閲覧回数6,571回
お気に入りにされた回数18
読書済みに登録された回数122

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

2005年11月26日 博士の愛した数式 (新潮文庫)

記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。頻出する高度な数学的事実の引用が、情緒あふれる物語のトーンを静かに引き締め整える。著者最高傑作の呼び声高い1冊。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

博士の愛した数式の総合評価:8.63/10点レビュー 855件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

博士と少年の相思相愛っぷりに癒されました

80分しか記憶が持たない数学博士と、そんな博士の世話係として家政婦に雇われた”私”。そして彼女の小学生の息子。
そんな三人の交流の日々が描かれるお話。

数学と言うミステリと相性のいい題材の作品ですがミステリではなく、ハートウォーミングなストーリーです。
切ない場面や悲しい場面もありますが、あまりお涙頂戴な印象は受けませんでした。
語り手の”私”が少し蚊帳の外で可哀想感を覚えるほどの、博士と少年の相思相愛っぷりに癒されました。
博士の記憶は80分しか持ちませんが、博士がたびたび教えてくれる、何気なく日常に潜んだ数字の相関や法則が、彼らの永遠不変の絆となると感じられました。

私は基本的に、性格の悪い奴がいっぱい出てきて、憎しみあい、騙しあい、殺しあうような作品が好きなのですが、たまにはこういう話で心を洗うのもいいですね。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マリオネットK
UIU36MHZ
No.5:
(6pt)

博士の愛した数式の感想

80分しか記憶がもたない博士と、家政婦、家政婦の息子の、切なくて美しい物語。
友愛数に完全数といった私のように数学にあまりなじみのない人間にもわかりやすい数字を絡めた話に、
上記の三人がうまくからめられていて読みやすい物語でした。
ただ個人的には高評価の作品だったため期待度が高すぎたのか少し物足らない印象。
通勤中とかではなく、のんびり優しい気持ちで読むべき作品かもしれません。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.4:
(8pt)

心あたたまるエピソード

老教授と少年の交流が涙を誘いました。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

博士の愛した数式の感想

静かで優しい時間が流れている作品です。

博士と家政婦と家政婦の息子の物語です。
息子は、博士から「ルート」というあだ名を授かっています。
「どんな数字にも身分を与えることができる」という数学記号のルートです。
まぁ元々阪神ファンに悪人はいないんだけどね。

「泣いた」というレビューをよく見かけます。
ページ数も多くなく数時間で読めてしまう作品で、お涙頂戴的なわざとらしい描写もありません。
寧ろ作者は意識的にそういう描写を省いているようにも思えます。
あっと驚くようなイベントが起こるわけでもありませんし、ましてや奇跡が起こるわけでもありません。
全編通して淡々としています。
ただ、その分、登場人物たちの何てことのない言葉、行為に、読み手が、文字として描かれていない何かを考えたり想像したりする余裕があるのでしょうね。
レビュアーの多くがどこで何を感じて泣けたのかは分かりません。恐らく感じ方は人それぞれでしょう。
でも泣かせどころは満載な気がします。
上っ面だけ読む人は恐らく泣けない。でもそうじゃない人は色んなところでいっぱい泣ける。そんな作品だと思いました。

ただ私を含め多くのレビュアーの方々が「ここは泣けたはず」なのがやはりラストでしょう。
そのシーンには衰弱していく博士の姿など作者は一切描いていない。
しかし読み手は必ず脚色して読んでいるはず。(でしょ?)
そこに
「ルートが数学の先生になるんです」
実際これだけで十分過ぎるほど十分。
悲しみとか喜びとか安堵とか・・・そんな様々な感情が上手く均衡を保った状態で終わった、そんなきれいな終わり方だった。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

博士の愛した数式の感想

家政婦の母子家庭
病気の数学博士
野球
この3つで 作られた
せつなくも素晴らしい話

とても良かった

 

jethro tull
1MWR4UH4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

やさしい癒し小説

小川氏の書く世界はなぜこんなにやさしく暖かく切ないのだろうか?

80分しか記憶を持てない数学博士と家政婦とその息子ルート(あだ名)の物語。
毎朝自分の病気を知る事から始まり、毎朝初対面の挨拶をしなければならない家政婦とル-トの刹那さ。
江夏豊と子供と数学を極端に愛する博士は愛おしく、読み終わった後、しばらくたって思い出すと心に染みます。

ミステリ-ばっかり読まず、たまにはこんな作品も読んでみてはどうでしょうか?

タカタソン
HU0OGV5Q
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 849件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク