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光
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光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 1~20 1/4ページ
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心情描写が繊細で、好きな作家さんです。 「風が強く吹いている」「まほろ駅前多田便利軒」が好きで、そんなイメージで読み始めたら全く違いました。 タイトルとは真反対に、闇が濃く深い。 | ||||
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天災は防げないが人災は防げる、というのは本当だろうか? 自然の暴力(津波)と人間の暴力。人間がコントロールできないという意味では、津波の暴力も人間の暴力も同じ自然現象なのかもしれない。 | ||||
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ネタバレあり! タイトルに「光」とあるので、読む前は人情的な、人の「光」の部分を描いた話だと思っていました。ですがいざ読み終わってみると、「光」を求めて足掻く人間の「暗い感情」の方にスポットが当てられており、そこには単純に「闇」とは言い切れない哀切や無常観、やり切れない思いが詰まっていました。 これは個人的な見解ですが、登場人物にとっての「光」が ⚫︎信之→美花(愛する美しい幼馴染)愛情の対象 ⚫︎輔→信之(虐待という地獄から救い出してくれそうな幼馴染)平和な暮らし ⚫︎南海子→信之(理想的な夫)幸せな家庭 なのに対し、 ⚫︎美花→誰でもない(信之は利用しているだけで光ではない)芸能界に光を見出している風でもない のが興味深かったです。 自分のために人を殺すよう相手を仕向けられる美花には、光を必要としていないように思えました。 そしておよそ罪悪感というものを感じさせないのでサイコパスのような気もします。だから語り手にいないのかな…。 | ||||
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え?これってジョージ朝倉の溺れるナイフのパクリ? | ||||
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この筆者の作品はいくつか読んでいますが、この作品は他の作品とは異なり、微笑ましい箇所はなく、終始シリアスで重い。文才が有る筆者なので、引き込まれて最期まで一気に読みました。人の心の闇、暴力を正面から描いている。中心人物の二人の男性は、卑屈だったり残酷な面も有るが、何故か憎めない。ラスト近く、こういう展開になったら嫌だな、と思っていたら、そうなってしまった。暴力とは無縁の私には理解し難い箇所も有りつつ、こういう心境になる人もいるんだなと納得させられてしまうのは作者の力量の高さゆえ。読んでいて、辛く心がヒリヒリした。 この作品のタイトルが、何故、光なのか。。救いの無い内容の奥底には、希望の様なモノが有るのか、わからなかった。人の心の複雑さについて考えさせられた。 | ||||
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離島で天災に遭い、幼なじみ同士があることをきっかけに秘密を抱える、大人になって再会する。作品の概要からするとサスペンスと見受けられます。実際は人間ドラマの要素が強い。登場人物に不遇が重なる暗い内容で、性的、暴力的描写が多かったです。 | ||||
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何かあったのか?今までの三浦さんの小説とは思えない内容 なれない文章に慣れないからこその終わり方。 小さな小さな話を背伸びして大きく見せてるだけ。 | ||||
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綺麗です | ||||
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状態がとても良く喜んでいます | ||||
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面白かったです。 三浦しをんさんはこういう作品もあるんだーと意外でした! | ||||
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初めて三浦しをんさんの著書を読みました。 前情報も何もなく、図書館で何気なく手に取り、読んでみましたが… 出だしから既に物語が自分の心を上滑りして、なにひとつ心に入り込んでこなかった。 ただ言葉を追うだけで、ただ読み終わりたい一心で最後まで言葉を追いました。 読んだあと、何も自分の心に残らず、読む前と同じ…こんな読書はつらいです。 理屈は何もありません、ただただた、面白くなかった。それだけ… これを読む前に宮部みゆき「火車」を読んだのもいけなかったのかもしれない。 「火車」がとてもとても良かったので…またいつか機会があったら、 三浦しをんさんの他の著作を読めるかな。しばらくは無理そうです。 | ||||
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読んで感じたのは小説を料理に例えるなら、暴力というものはアクセントや味付けなどにはよく使われるし美味しく食べられる人が多いけど、メインの食材にするのは難しいんだなと。 描かれている暴力が暴力を生み繋がるというのは現実です。でもノンフィクションでなくフィクションの世界ではそれに対して伝えたいものが何なのかがもっと欲しいと思いました。 | ||||
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三浦しをんさんの作品好きで色々買ってますが、これははずれでした。殺害の場面がリアル過ぎるしSEXシーンも多すぎです。途中読み飛ばしましたが、最後まで嫌な感じで最後まで読めず挫折しました。残念です。 | ||||
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2008年に書かれた小説ですが津波の描写がリアルなのでトラウマのある人は注意が必要かも知れません。 人間の辛い運命や、自己中心的な面がえがかれています。 それぞれの人物が酷い事をしたりあり得ない事をしているのに納得できる分かる所もありさすが三浦しおんだと思います。 | ||||
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ドロドロしていて後味が悪かった。 読み終わった後に良い気分になれない。自分の心の中にも暗い汚い物が残りそう。 | ||||
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読みやすく、ストーリーもまあまあ面白いが作者の独りよがりな哲学を説明的に書きすぎていると思う。小説なのかエッセーなのか分からないほど説明過多な部分があって驚いた。 | ||||
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三浦しをんさんの作品は、ややほのぼのした「舟を編む」しか読んだことがなかったが、本作品を読んで著者に対する印象が変わった。 本作品は、津波を端緒として変わっていく人間のドロドロとした感情を巧く描いているため、かなり惹き込まれ一気読みした。 こうした作品でも読者を夢中にさせる著者の筆力は凄いと思う。 また、本作品では主人公やそれを取り巻く登場人物の心情を想像すると様々な解釈が可能。 このため、友人などに本作品を勧めて作品に対する感想を意見交換するのも面白いと思う。 なお、津波の悲劇が出てくるため、東日本大震災をモデルにしているのかと思ったが、それ以前の作品であった。 | ||||
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初めて三浦しをんの本を読んだけど、全体的な感想はなぜ?って感じ。 | ||||
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思いっきり人間のダークサイドに光を当てた小説。 明るい希望を多くの作品で描いてくれる著者だけに、意外であった。 「それを言っちゃあおしめえよ...」、「それをやっちゃあおしめえよ...」 寅さんではないが、そんなことを何度も何度も呟きながら読み進めた。 作品の通底に流れる暴力とセックス。 暴力から逃れて生きていくことはできないが、暴力はより人を孤独にする。肌と肌を重ねるセックスも、けして孤独を解消することはできない。 なんとも救いようのない話であるが、不思議と読後感は悪くなかった。それが光なのか? 俺にはよく判らなかった。 | ||||
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暗い話があまり好きじゃないので3ですが、すごく奥深く心に響く作品でした。また読み返しはしないですが、たびたび話の破片が心に戻ってくると思います。 | ||||
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