明日の子供たち
- 児童養護施設 (9)
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明日の子供たちの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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あいかわらずの有川節だが、児童養護の何を語りたかったのか分かりづらい | ||||
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児童養護施設の子供たちとともに大人たちも成長していくストーリー。 | ||||
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ものすごく、読み応えのある一冊でした。 児童養護施設に対して持っていた偏見や無知を思い知り、目からボロボロ鱗が落ちました。 児童養護施設という重い題材でありながら、クスッと笑えるところもあったり、ほっこりするところもあったり。 胸が熱くなり涙が溢れる場面もありました。でも辛い涙ではなく、温かい涙です。 物語展開が素晴らしくて、「おおっ」という感嘆と共に、飽きさせずに読ませます。 有川ひろさんの本は『阪急電車』しか読んだことがなく2冊目でしたが、もっと有川さんの本を読みたくなりました。 そして、猪俣先生、素敵すぎます!! | ||||
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作中でも言われていますが、読書の醍醐味は、自分とは異なる人生を経験出来る事だと思います。 まさに、この作品で、知らなかった世界を学び、経験出来ました。 児童養護施設の事、全然分かっていませんでした。 少し、賢くなったような気がします。 ありがとうございます。 | ||||
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無知ということは、本当に罪なことである。 善意の第三者から向けられる哀れみが、どれだけ施設の子どもの心を傷つけていたか。それは、とりもなおさず、そのまま私自身に向けられるべき罪であった。 しかし、主人公 慎平とともに、施設の実態や子どもたちの思い、指導者たちの悩みや喜び、苦しみを知っていく中で、少しずつではあるが成長していく私がいた。様々なエピソードにドキドキしたりハラハラしたり、感動の涙が流れていたりした。そしてなんと言っても素敵なのが、作者の読ませてしまう圧倒的な文章力だろう。5つの章立ての途中に、それぞれの登場人物に関わるエピソードが差し込まれているのも、物語を立体的にしていた。 解説に実際に作者に手紙を送った、笹谷さんの『手記』が掲載されている。当時、福祉の勉強をしていた大学4年生だったということなので、現在は仕事に就かれているはずだ。きっと福祉関係の仕事をなさっていることだろう。 彼女の手紙から始まったこの作品。彼女の溢れる想いと、それを引き受け、綿密な取材のもと作品を作り上げた作者に感謝しかない。 | ||||
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児童養護施設を舞台とした物語であり、内容と奥付から推測する限り、児童養護施設から作者に届いた手紙が執筆のきっかけとなったようである。そこからの推測なのだが、従ってこの物語はかなりの割合で「事実」に則っているという印象を受ける。有川浩の作品はどれにも言えることだが、実に読みやすい文体とテンポで瞬時にその世界に引き込まれ、気付いたときには読み終えてしまい、読み終えてしまったことを残念に思うのだが、本書もその例に漏れない。その上で、たとえば「養護施設にいるなんてかわいそう」という、おそらくは一般的な通念がそっくりまるごとひっくり返され、打ち砕かれる。その上で、養護施設の入所者が置かれている現状を知らされる。それは決して「親ガチャ」などと言って笑ってはいられない現状であるし、しかもその現状が社会からは見えないことが指摘されるのだが、他方で「では普通の家庭はどうなのか」というベクトル変換も行われるのだ。実に良質な物語であると同時に社会問題に切り込むような社会学的な視線も備えた良書。こういう問題を感情過多にならずにさらりと書くとは、さすが有川浩。 | ||||
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良い品物が届いて気分良く読めました。 ありがとうございました。 | ||||
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