三匹のおっさん

還暦を迎えた3人のおっさんと、そのファミリー達の愉快な物語。感動もありでおもしろかったから、早速続編読みます！

テレビドラマにもなった「三匹のおっさん」シリーズの第1作。街の自警団を結成し、ご近所の悪を退治する3人のアラ還おやじの活躍をユーモラスに描いたアクション作品である。
全6話からなる連続もので、それぞれに窃盗、詐欺、痴漢、動物虐待など現代的な事件が中心になっているのだが、主眼となっているのは事件の解明ではなく、事件の背景を巡る人情話であり、ミステリー要素は薄い。だが、話の設定が面白く、登場人物たちのキャラ作りも上手いので、何の引っ掛かりもなくどんどん読み進められる。例えて言えば、お酒やコーヒーと一緒に過ごす自由時間に、あるいは旅に持っていくのに最適なタイプのエンターテイメント作品である。
ほのぼのとした読後感を楽しみたい方にオススメする。

基本、3人のおじさんが主人公ではあるが、
祐希と早苗がいいアクセントとなっていた。
女性でありながら、男の感情などをよく把握していて、有川浩は凄いと
感じさせられた

3話目まで、それなりに読めたが
飽きてしまった。
文章もうまいし話しも良いのだが
なんかイマイチ

すみません、ミステリーでは全く無いのですが、とにかく面白かった。図書館戦争を読んでで有川浩は合わないと思ったが、これくらいの恋愛要素の比重なら良いんです。物語の中で1年が過ぎるころ、それぞれの人間関係に少し変化が見られるのがまた好ましい。続編ではどうなるんだろう？続けて読みたくなりました。