海の底
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海の底の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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当方の年齢では読む価値無し。 | ||||
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パニックものでありながら、中盤以降はヒューマンストーリーといった感じ | ||||
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大人では好き嫌い別れますかね?私は好きです | ||||
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面白い | ||||
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エリートより有能な問題児 プロより知識のあるオタク 子供相手に(同列の視点で)マジギレする大人 非日常における少女との擬似家族状態 と、読んでいてこちらが赤面するようなオナニー描写のオンパレード。 子供の救出過程で艦長が犠牲になりますが、まっとうな作品なら主人公が自身の能力不足を疑うところを、最後まで子供のせいにし続けたのには呆れました。自衛官だからとかではなく、成熟した大人なら当然持っているべき客観性です。 その他、ミリオタ特有の自衛隊への極端な肩入れやマスコミへの異常な敵視、政治への冷笑といったまとめサイト的イデオロギーが感じられるのもキツいです。 単行本は2005年発売ですが “オタクの被害者意識と肥大化した自己評価” “権威への嫉妬心と自身が権威化することへの憧れ” に、「ざまあ」「もう遅い」といったなろう系への血脈を感じました。 追記:おまけ短編はオチが見え見えで、寒いの一言に尽きます。なぜオタクは公共の場でサバゲーという激寒ネタを嬉々として描いてしまうのか。 | ||||
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ネタばれふくむ。 ぜんぜんよまないなかで好きな作品のトップ5にははいる。怪獣ものなのである。怪獣は自然災害とか神とか、なにかの暗喩なのがおおいがこれはただのでっかいザリガニなのである。よって生物災害なのである。自衛隊の保有してる武器でも対応できるのである。よってその自衛隊が出動できません、という状況になるんである。 なにかの暗喩じゃないと書いたが突然侵略してくる敵国の暗喩として受け取ることは可能である。専守防衛が絶対な自衛隊…というでだしはパト2のようでもあるしシミュレーション的なシナリオ運びはこないだみた平成ガメラ2のようでもある。どっちも同じ脚本家である。 文庫巻末に収録された前日譚をよむと主役の海自2名、夏木と冬原は運動部活をやってる高校生のようである。ついでにBL匂わせサービスもしてくれる。ので、まだあんまり大人になりきれてないので艦長から叱責されるがその艦長が本編でああなり、ついでに多数の子どもと一緒になるので半ば強制的に「大人」にならないといけないのである。よくある大人になれない男の子が男になる通過儀礼ものである。 艦長の腕を冷蔵庫にしまおうとしてえっ…そんな…と声にならない声をあげる子どもたちに夏木がキレるが自分が子どもでもえっ…そんな…となるだろう…。そのあとで冷静な口調でもすごく怒っている冬原は喋り方からして少女漫画によくでてくる「お前がふんぎりつかないなら俺が名乗りをあげちゃおうかな?」なかんじなので背中が痒くなるが所詮は彼もまだ少女漫画の王子様どまりなわけだ。やきそばを有名な文豪がつくったらの有川バージョンが作れそうなクセのある文体ではある…。 その子どもたちが高校生なんだけど男子中学生に頭が上がらないひとりだけの女子が最年長、とゆう女子が男子を許してあげるスクールカースト構造なので気が利いている。そのスクールカーストの上に親御さんによるご近所カーストが存在し、男子中学生はその女子でなくご近所カーストの長たる母親の支配下にある…というカースト2重構造が出来上がってるんで大変気が利いている。どっちのカーストにも理屈なんぞ存在せずにただの気分の問題でしか無いので、スクールカースト問題がなんたるかをとってもよくわかっている…。 海自2名が適材適所の人員配置と巧みなアメとムチの使い分けで状況を次第にうまくもっていくが女の子はそんな手腕に収まってくれずなんだかラブコメがはじまりだした…。 そんな若い海自2名をトップに置く気分だけの2重カーストな艦内の一方、メンツにこだわる自衛隊と警察の派閥争いみたいなのが行われており、その中でパトレイバーの後藤隊長的なかっこいいおじさんが2名登場するので後藤隊長好きな自分には楽しい。そんなカミソリ後藤チックにキレるふたりがこの派閥争いをやってる面々にパト2みたく説教かますのではなく顔をそれなりに立てつつ裏で動いて頼りなさげなゴジラの芹沢にあたる学者からネットの軍事マニアスレッドまで動かしつつこのズッタズタに分断された関係から被害を最小規模にくいとめるべく理屈のとおったタイムラインができあがるので作者の技量がたいへん高いしシナリオの完成度の高さたるや…。俺はいま、面白い小説を読んでいるッ!の満足感半端なし。 パト2の問題を挙げるとそもそもあのビルの屋上でやってる南雲と柘植の会話は一体なんなんだ…恋愛の話をしてるのかどうかもわからんぞ…確か南雲役の榊原さんもよくわからないと言っていたような…ので、そんな女性からみてよーわからんのはいいからちゃんとわかりやすく男女間のトラブルを解決しろといわんばかりにラブコメを円満解決にもっていきついでに屈強な海自隊員も尻に敷いてしまえと話もきれいにまとまりました。 某映画評論家が延々と有川原作映画がくだらんと言い続けてますがこういうのを読んでるので向こうが言いがかり付けてるんだろうなあとしか思えんのよね。文章力も比較にならんし。 | ||||
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設定は絶対に有り得ないSFだが、その中で繰り広げられる人間模様は面白い。 | ||||
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