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海の底
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海の底の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全157件 1~20 1/8ページ
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大人では好き嫌い別れますかね?私は好きです | ||||
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面白い | ||||
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エリートより有能な問題児 プロより知識のあるオタク 子供相手に(同列の視点で)マジギレする大人 非日常における少女との擬似家族状態 と、読んでいてこちらが赤面するようなオナニー描写のオンパレード。 子供の救出過程で艦長が犠牲になりますが、まっとうな作品なら主人公が自身の能力不足を疑うところを、最後まで子供のせいにし続けたのには呆れました。自衛官だからとかではなく、成熟した大人なら当然持っているべき客観性です。 その他、ミリオタ特有の自衛隊への極端な肩入れやマスコミへの異常な敵視、政治への冷笑といったまとめサイト的イデオロギーが感じられるのもキツいです。 単行本は2005年発売ですが “オタクの被害者意識と肥大化した自己評価” “権威への嫉妬心と自身が権威化することへの憧れ” に、「ざまあ」「もう遅い」といったなろう系への血脈を感じました。 追記:おまけ短編はオチが見え見えで、寒いの一言に尽きます。なぜオタクは公共の場でサバゲーという激寒ネタを嬉々として描いてしまうのか。 | ||||
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ネタばれふくむ。 ぜんぜんよまないなかで好きな作品のトップ5にははいる。怪獣ものなのである。怪獣は自然災害とか神とか、なにかの暗喩なのがおおいがこれはただのでっかいザリガニなのである。よって生物災害なのである。自衛隊の保有してる武器でも対応できるのである。よってその自衛隊が出動できません、という状況になるんである。 なにかの暗喩じゃないと書いたが突然侵略してくる敵国の暗喩として受け取ることは可能である。専守防衛が絶対な自衛隊…というでだしはパト2のようでもあるしシミュレーション的なシナリオ運びはこないだみた平成ガメラ2のようでもある。どっちも同じ脚本家である。 文庫巻末に収録された前日譚をよむと主役の海自2名、夏木と冬原は運動部活をやってる高校生のようである。ついでにBL匂わせサービスもしてくれる。ので、まだあんまり大人になりきれてないので艦長から叱責されるがその艦長が本編でああなり、ついでに多数の子どもと一緒になるので半ば強制的に「大人」にならないといけないのである。よくある大人になれない男の子が男になる通過儀礼ものである。 艦長の腕を冷蔵庫にしまおうとしてえっ…そんな…と声にならない声をあげる子どもたちに夏木がキレるが自分が子どもでもえっ…そんな…となるだろう…。そのあとで冷静な口調でもすごく怒っている冬原は喋り方からして少女漫画によくでてくる「お前がふんぎりつかないなら俺が名乗りをあげちゃおうかな?」なかんじなので背中が痒くなるが所詮は彼もまだ少女漫画の王子様どまりなわけだ。やきそばを有名な文豪がつくったらの有川バージョンが作れそうなクセのある文体ではある…。 その子どもたちが高校生なんだけど男子中学生に頭が上がらないひとりだけの女子が最年長、とゆう女子が男子を許してあげるスクールカースト構造なので気が利いている。そのスクールカーストの上に親御さんによるご近所カーストが存在し、男子中学生はその女子でなくご近所カーストの長たる母親の支配下にある…というカースト2重構造が出来上がってるんで大変気が利いている。どっちのカーストにも理屈なんぞ存在せずにただの気分の問題でしか無いので、スクールカースト問題がなんたるかをとってもよくわかっている…。 海自2名が適材適所の人員配置と巧みなアメとムチの使い分けで状況を次第にうまくもっていくが女の子はそんな手腕に収まってくれずなんだかラブコメがはじまりだした…。 そんな若い海自2名をトップに置く気分だけの2重カーストな艦内の一方、メンツにこだわる自衛隊と警察の派閥争いみたいなのが行われており、その中でパトレイバーの後藤隊長的なかっこいいおじさんが2名登場するので後藤隊長好きな自分には楽しい。そんなカミソリ後藤チックにキレるふたりがこの派閥争いをやってる面々にパト2みたく説教かますのではなく顔をそれなりに立てつつ裏で動いて頼りなさげなゴジラの芹沢にあたる学者からネットの軍事マニアスレッドまで動かしつつこのズッタズタに分断された関係から被害を最小規模にくいとめるべく理屈のとおったタイムラインができあがるので作者の技量がたいへん高いしシナリオの完成度の高さたるや…。俺はいま、面白い小説を読んでいるッ!の満足感半端なし。 パト2の問題を挙げるとそもそもあのビルの屋上でやってる南雲と柘植の会話は一体なんなんだ…恋愛の話をしてるのかどうかもわからんぞ…確か南雲役の榊原さんもよくわからないと言っていたような…ので、そんな女性からみてよーわからんのはいいからちゃんとわかりやすく男女間のトラブルを解決しろといわんばかりにラブコメを円満解決にもっていきついでに屈強な海自隊員も尻に敷いてしまえと話もきれいにまとまりました。 某映画評論家が延々と有川原作映画がくだらんと言い続けてますがこういうのを読んでるので向こうが言いがかり付けてるんだろうなあとしか思えんのよね。文章力も比較にならんし。 | ||||
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設定は絶対に有り得ないSFだが、その中で繰り広げられる人間模様は面白い。 | ||||
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パニック小説を読みたかったのですが、、まあ、たしかに物語の最初のほうから巨大人喰い海老はたくさん出てきますし、警察が丸腰で向かっていって全然歯が立たなくて負傷者がでるのはパニックといえばパニックなのですが、ちゃんと自衛隊という打開策もあるし、結局はそれができるかできないかは、上のほうの権力戦いの問題といいますか、結局は対巨大海老というよりは、対人間だよね、という物語でした。 孤立した潜水艦内の主人公らと子どもたちの場所もすごく安全で、とくに海老が子どもたちの生死を脅かすという危険は特になく、、なので、メーンはそこでの子供たちの生活と関係性といいますか、子どもたちの成長物語とか恋愛物語とかなのでしょう。 あとは、単に私の知識不足や読解力不足が原因かもしれませんが、潜水艦の各部分の名称もいきなり当たり前のこととして書いてあるので、どこにそれがついているとかの位置関係も何度読んでもよくわからないため、どんな危機がどの場所でどんなふうに迫っているのかがよくわからなかったです。もうちょっと潜水艦についての説明がほしいなあ、、と思っていたら、最後に潜水艦の絵が描いてあって、これ最初に見ていれば感情移入の役に立ったのになあ、、、と。残念なことでした。 | ||||
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読み始めはこれまでの作品との違和感を感じながら読んでましたが、潜水艦に避難から急展開ですっかり夢中に・・ | ||||
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安く購入出来たので良かった | ||||
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基本全新,非常满意 | ||||
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有川浩先生の小説だから「多分当たりだろうな?」と思って読み始めますが、どの作品にも「えっ、こうなるの?」という驚きがあって、毎回圧倒されてしまいます。詳しい内容は言いませんが今回も安心して楽しむことができました。今後の作品が楽しみです! | ||||
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とても面白いです。 どくしょぎらの息子が面白いと言って読んでます。 | ||||
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良かった | ||||
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【挫折】240ページでリタイア。 27ページからの主人公達の反応にズレを感じた。 切断された成人男性の腕を冷蔵庫に入れたら誰でも悲鳴をあげる。 ましてや状況は巨大なザリガニ集団に襲われるという異常事態で、 しかも相手は肉体的にも精神的にも未熟である子供達。 小さな悲鳴という最低限なリアクションに対して鬼のようにブチギレる夏木と 長文早口でヒステリックに理由をまくしたてる冬原にゾッとした。 子供達のせいで艦長が死んだかのようにキレる大人二人。 ちなみに子供達のせいではない。ザリガニのせいです。 大事な人を殺されて感情的になってしまうのは仕方ないから、 そこは目をつぶったとしても、 そのあと二人で 「子供らが死ねばよかったのに、、、」 と影口。 これのせいで、このあと二人が良いことを言おうと響かなかった。 「安心しろ。お前らは無事に帰す!」 この言葉が遅くて、上記のセリフでも打ち消すことができない。 保護した子供たちのなかの年長の唯一の女子、望ちゃんが割を食う羽目に。 「あんまりいい子ぶらなくていいぞ」→異常事態に閉鎖空間で初っ端からブチギレられたから空気読むやろ 「それは望ちゃんのミスだ」→信頼関係が築けていないし、言える余裕がない。 「君くわしいね。望ちゃんより頼りになるなあ」→オカズ焦がしといて何言ってんだ 「一度保護した以上、子供たちの健康や安全に対する責任がある」→あくまで業務上という浅い責任感 「なんかゆがんでいるよなぁこいつら」→おまゆう 強いザリガニに対しては特に言わず 弱い子どもたちには強く当たる というチンピラみたいな無能二人組。 こんなキャラ配置で子供たちに問題を起こさせる作者の小手先だけの雑なテクニックにうんざり。 ザリガニもリアリティを感じません。 そのくせ生理など女性目線の描写は細かい。 体験したことないものは書けないみたいですね | ||||
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しっかりとした取材をされているからこそ書ける表現なんだろうと思います。 自衛官の活躍がかっこよく描かれており、もちろん恋愛要素もありますが、他の作品に比べると少し薄めです。 個人的にはこれぐらいのほうが好きかもしれません。(人にも勧めやすいし) ちなみにですが、「クジラの彼」を読む前に、まずはこちらを読むことをおすすめします。 (海の底のその後の話が描かれています) | ||||
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映画のようなスリルとスピード感がいい。異常事態のなかにあっても、一番きついのは日常の延長上の部分。 | ||||
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夏木と冬原のような問題児なものの実力はある悪友のような男二人組が好きならば楽しめると思います。 しかしとことんヘイトを集めるどうしようもない悪役に対して、主人公側が正論で恥をかかせる!痛い目に遭わせる!スカッとしたでしょ?といったような描写が妙に鼻につきます。(阪急電車にも見られるようにこの作者の特徴なのかもしれませんが…) そして最後の夏木と女子高生の恋愛描写は蛇足だと思いました。そのシーンだけやけに浮いており、無理やりねじ込んだ感が凄くて最後の最後に「ええ〜…?」とがっくり来ました。 有川さんの作品には恋愛要素の含まれるものが多いため、有川さんファンの皆さんはスッと受け入れ楽しむことができるのかも…と思いますが、私はこの作品を読み返す際、最後の夏木と女子高生のシーンは読み飛ばしています。 否定的なことをつらつら書いてしまいましたが、本編は読みやすく、(言い換えればラノベっぽい)とっつきやすい本だと思います。 | ||||
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設定も構成も幼稚過ぎる。何故人気なのか不思議なシリーズ。くだらない一冊でした。 | ||||
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怪獣小説としてもまどろっこしい前振りゼロで速攻パニックが起こり、そこから複数の視点からのドラマが展開して全く飽きさせる事無く最後まで駆け抜ける。SF的な設定にも違和感はないし、自衛隊出動までにいたる様々な駆け引きも手に汗握る。ラブコメまで付いてくる満漢全席っぷり。海自2名の腐女子向け男の友情感に若干の食あたりが無くもないですがお腹いっぱいの読後感。非常に優れたエンターテインメント。 | ||||
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有川浩さんのこのシリーズ面白くて、、止まりません。。ずっと続けて欲しいです | ||||
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もし人並みに巨大な海洋生物が群れをなして日本を襲ったら、どうなる? というIFを描いた小説。 登場するのは、海上自衛隊、警察、機動隊、一般市民、日本政府と一般市民。 このうち海上自衛隊の若い将校が主役なのだけど、彼らは特にこの事件(災害)で何か解決に動くわけではない というのがよい。 序盤いきなり、謎の巨大生命体が襲ってきて人がバタバタと死んでいくので これは自衛隊が出動しないとマズイでしょ、と思ってたけど 政府内の議論が進まないし、警視庁と自衛隊のメンツだったり、そもそも日本という国にある 病的な「武器を使うことへのアレルギー」などで終盤まで自衛隊の出番はない。 武器を使うことは、最後の最後の最後に本当にしょうがない状態になってから! という誰が得をするのかよくわからない縛りにがんじがらめの今の日本をよくシミュレートしていると 思う。 | ||||
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