レインツリーの国



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初公開日(参考)2006年09月
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長編小説

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レインツリーの国 (新潮文庫)

2009年06月27日 レインツリーの国 (新潮文庫)

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

レインツリーの国の総合評価:7.41/10点レビュー 206件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

レインツリーの国の感想

登場人物のメールを通してのやりとりが、巧みに表現されている
関西弁がただしいかどうかはよく分からないけど

mick
M6JVTZ3L
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

レインツリーの国の感想

個人的な事ですが、昔を思い出しながらの読書体験でした。
ネットで知り合う。となると今では出会い系、SNS、といった単語が返されるのですが、15年以上前の90年代では、パソコン通信やniftyフォーラムとか、ネットができる一部の人がテーマを掲げて交流していました。なんというか誰でもネットが出来たわけではないので、ネットが出来る人同士の不思議な仲間意識があった気がします。
本書のように個人サイトがあり、管理人にメールして交流するというのは自然と行われてました。相手の年齢・性別・容姿などは分からないまま、というより気にせず、ただ興味が近い人同士でメールで交流したものです。オフ会も何度もしました。本書の登場人物の方も、私生活では閉じこもり人と会わないけれど、オフ会だけは出てくる人もいました。

そんな経験があるもので、本書の出会い方やメールでのやり取りは微笑ましいものを感じました。他人のメールのやりとりを覗いているようで、くすぐったかったです。
今の世の中ではこういう出会いはし辛くなっていて、実名制のFacebook等、内面だけでなく、人柄、姿、所属など情報量が増えた条件で出会う事になっているのかなー?とか考えました。なので、本書のやり取りは、個人的には昔を思い出すのですが、現代の子達にはピュアに映るんではないかと感じます。

ところで正直な所、伸の発言や行動に共感できない事が多かったです。。。いろんな恋愛観があるんだなと感じました。結局な所、伸は第一印象重視で、ナルシストな印象でした。たまたま好きな本で繋がった、ひとみの内面から惹かれるわけですが、、出会ってみてうまく行かないだけで怒るシーンがありますが、もう失礼極まりない。もともとこういう性格なのかな。事前に出会っているナナコも最初の印象が悪かっただけで、相談してみるとその子の本質が少し見えて、実はいい子かと考えを改めたりと、性格が悪く感じてしまうのが凄く気になりました。うまくいえませんが、伸との性格の不一致でモヤモヤしてました。

作品テーマの障害を伝える事に対して、恋愛物に創り上げているのはとても巧いなと思いました。ページ数も手ごろで、映画化もされるので、若い世代にも見られる事でしょう。
こういうエンターテイメントの構築はこの作家さん凄くうまいと改めて感じました。

egut
T4OQ1KM0
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

レインツリーの国の感想

ひょんなことからインターネットのホームページ「レインツリーの国」を見つけ、管理者に恋心を抱くお話です。メールでのやりとりだけでは収まらなくなりついには二人は合うことになりますが、その彼女には一つの秘密がありました。二人の恋の葛藤が短いページに丹念に書かれており、大変楽しく、あっという間に読み終わってしまいました。
図書館戦争2とも絡んでいるようですので、そっちも読んでみたいと思います。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

レインツリーの国の感想

「健聴者と聴覚障害者の恋愛」という体裁を取っていますが、作者の主眼は恋愛にはなく「聴覚障害者の事をよく知って欲しい」にあると思いました。
主人公の、伸、ひとみ共に、そのための人物造形がなされていたように思います。
決して「いい人」として描かれてなかったですね。

メールではすこぶる良好であった関係が、実際に逢ってみると、初対面でありながら、お互いに不快感を感じる結果になってしまう。
健聴者と難聴者との、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションの難しさが伝わります。
伸を、積極的に難聴者を受け入れようとする健聴者の代表、
伸の同僚の女性を、難聴者に対し、若干だけど好意的でない健聴者の代表として描いてます。
巷に最も在りがちな健聴者の対障害者のスタンスを表現しているのだなと感じました。
読み手を不快にさせるようなきつい表現を避けつつやんわりと、問題点提示できていたように思います。
またひとみを介して、難聴者に多く見られ、恐らく健常者には理解し難いであろう行動・発言的特徴を上手く伝えていたと思います。
お互いの本音をぶつけ合う事で、最後ハッピーエンドに繋がりますが、私には伸のような行動や発言は絶対にできないですけどね。

聴覚障害者である大切な友人からプレゼントされた思い出深い作品です。
だから点数は若干甘目。
健聴者の方に是非とも読んで欲しい作品。

梁山泊
MTNH2G0O
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.202:
(4pt)

聞くと聴くの違い

一番、心に残ったことは「聞く」と、「聴く」の違い。

「聞く」は耳から入った音を漫然と聞いている状態で、健聴者はみんなできます。しかし「聴く」は全身全霊傾けて相手の話をきくことで、私にはこれしかできないんです。

という本文が心に残った。だからこそ、ふだん誰かの話を、テレビの会話を漠然と聞いているなと感じた。また同時に、補聴器をつけている知り合いがいるが、その場合の会話に入っていけないことがつらいだろうなと感じた。

このようにやはり本はいろいろな立場のことを知ることができる。いいものだ。
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
4101276315
No.201:
(5pt)

よい。

読んでよかった。
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
4101276315
No.200:
(3pt)

図書館内乱をきっかけに〜相手に歩み寄る大切さ〜

図書館戦争シリーズを筆頭に、有川浩さんの作品には魅了されております。
レインツリーの国は図書館内乱で登場した本なので今回読みました。
この世の人間はそれぞれ違う条件の上で生きています。
健聴者は難聴者の状態や気持ちなどを理解することはできないし、逆に難聴者も健聴者を理解することができない。だけど、それらを少しでもわかろうと歩み寄るのは非常に大事なんだなと思いました。
自分が自分がと自分を悲劇のヒロインとして生きていくのではなく、そういう考えもあるんだな、この人はこうだからしょうがないなと他人を許し自分の置かれている状況を受け入れることが自分を生きやすくし、より人生を彩るきっかけになるのかなとも思いました。
図書館戦争シリーズに堂上する中澤毬江さんと小牧教官をきっかけにこの本を読むことができました。
がっつり恋愛小説というよりも、相手に歩み寄る大切さなど自分のこれまでの言動や思考を顧みるきっかけになった本でした。
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
4101276315
No.199:
(4pt)

有川浩さん大好き

特別支援教育を学んでいる学生です。聴覚障がいがある女性の話だと知り、すぐに購入しました。題名でもある、「レインツリーの国」それは彼女が自由に自分の気持ちや思ったことを表現することができる場所であり、そこから相手とつながることができる場所でもあることを思いました。改めて、有川浩さんが選ぶ、言葉の奥深さに心打たれました。
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
4101276315
No.198:
(1pt)

真似してはいけません。

ネット上で知り合った人と絶対に会ってはいけません。犯罪にまき込まれる可能性があります。インターネットの常識です。
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
4101276315



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