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海の底
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海の底の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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パニック小説を読みたかったのですが、、まあ、たしかに物語の最初のほうから巨大人喰い海老はたくさん出てきますし、警察が丸腰で向かっていって全然歯が立たなくて負傷者がでるのはパニックといえばパニックなのですが、ちゃんと自衛隊という打開策もあるし、結局はそれができるかできないかは、上のほうの権力戦いの問題といいますか、結局は対巨大海老というよりは、対人間だよね、という物語でした。 孤立した潜水艦内の主人公らと子どもたちの場所もすごく安全で、とくに海老が子どもたちの生死を脅かすという危険は特になく、、なので、メーンはそこでの子供たちの生活と関係性といいますか、子どもたちの成長物語とか恋愛物語とかなのでしょう。 あとは、単に私の知識不足や読解力不足が原因かもしれませんが、潜水艦の各部分の名称もいきなり当たり前のこととして書いてあるので、どこにそれがついているとかの位置関係も何度読んでもよくわからないため、どんな危機がどの場所でどんなふうに迫っているのかがよくわからなかったです。もうちょっと潜水艦についての説明がほしいなあ、、と思っていたら、最後に潜水艦の絵が描いてあって、これ最初に見ていれば感情移入の役に立ったのになあ、、、と。残念なことでした。 | ||||
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安く購入出来たので良かった | ||||
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夏木と冬原のような問題児なものの実力はある悪友のような男二人組が好きならば楽しめると思います。 しかしとことんヘイトを集めるどうしようもない悪役に対して、主人公側が正論で恥をかかせる!痛い目に遭わせる!スカッとしたでしょ?といったような描写が妙に鼻につきます。(阪急電車にも見られるようにこの作者の特徴なのかもしれませんが…) そして最後の夏木と女子高生の恋愛描写は蛇足だと思いました。そのシーンだけやけに浮いており、無理やりねじ込んだ感が凄くて最後の最後に「ええ〜…?」とがっくり来ました。 有川さんの作品には恋愛要素の含まれるものが多いため、有川さんファンの皆さんはスッと受け入れ楽しむことができるのかも…と思いますが、私はこの作品を読み返す際、最後の夏木と女子高生のシーンは読み飛ばしています。 否定的なことをつらつら書いてしまいましたが、本編は読みやすく、(言い換えればラノベっぽい)とっつきやすい本だと思います。 | ||||
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巨大エビ上陸による横須賀攻撃とは、突拍子もないストーリーで、ある意味、おもしろく、最初は読み始めたが、どうにも子供っぽく、どちかと言えば、青少年向け小説という感じ。著者の作品には、このような傾向が見られるので、そのつもりで読んだほうがいいかも。 | ||||
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かなり詳しい描写。自衛隊や警察に関する細かい知識がちりばめられた力作。 ただ、個人的にはその方面にまったく興味がないため、もう少しはしょってもらってもよかった気がする。長いからなんせ。 内容的にも巨大甲殻生物の来襲と迎える人間たちのパニックと若者の繊細な成長物語が絡まって面白いと思える前半だった。 しかし、やはり本の分厚さに見合うほどの内容かというとそうでもなかった。 後半は飽きてきてしまった感がある。巻末のサービス的に付けられた小話なぞを読む気力はもはやなかったのであれは必要ないと思う。 | ||||
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筆者のシリーズ物で、『クジラの彼』に続く作品だった。 人間の描写が上手く、興味を注がれた。 警察のやり取りが、シツコイと感じる所があった。 | ||||
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タイトルと表紙の見た目のジャケット買いなので、 読み始めは、なんじゃこりゃ!?でしたが、なるほどなって作品でした。 | ||||
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横須賀に巨大エビの大群が来襲。 物語は、停泊中の潜水艦に逃げ込んだ自衛官と子供たちのやりとりと、地上において巨大エビの侵攻を必死に食い止める機動隊を中心とした物語が交互に展開する。 日本における自衛隊の微妙な立場も理解できるが、明らかな非常事態で、相手が人間ならともかく、単なる甲殻類という状況で、本当に自衛隊の出動がここまで遅れるのか、理解に苦しむ。あえて壮絶な肉弾戦(盾ひとつで巨大エビと殴り合う)を描きたくてこうした設定にしたのかと思ってしまう。警察や自衛隊の動く動機も「米軍の介入を防ぐため」ということであるが、彼らを取り巻く微妙な事情を知らない読者にとっては、「別に米軍と協力してやっつければいいのでは?」などと思ってしまう。銃火器投入すればあっという間に片付くことに対し、あそこまで決断を引き延ばすことはさすがに日本の政府もしないでしょう(作中にそうした前例などがあれば、そうなるはず、とも思えるが、それもない)。たとえて言えば、水戸黄門について、「早く印籠出せよ」または、アンパンマンで「最初からアンパンチすればいいじゃん」という気分になる。 潜水艦の中での自衛官と少女の最後のやり取りがよかったので、ここは素直に感動したが、メインストーリーいついては「こりゃないわ」という気分が残った。無理にパニックものにせず、「阪急電車」のような人と人とのやり取りの機微に絞った方が作者の味がでるのでは?と思った。 | ||||
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評価が高いので、手に取ってみました。 主人公の二人が自衛隊の幹部候補生なのに言葉使いも荒く、 恐怖に震える子供に対し、子供っぽい怒りをぶつける。 主人公に共感できず魅力を感じなかったので、読むのをやめました。 最後まで読んだら面白いかもしれないので、星3つにしました。 | ||||
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どんどん読み進めることができます。 女性作家とは思えない個性と 女性作家特有のよさがあります。 恋愛が盛り込まれるのは好みによりますが 潜水艦に詳しくなくても楽しめます。 | ||||
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15少年(少女)漂流記ならぬ、閉じ込められ記。 「クジラの彼」に出てくる潜水艦乗りの二人の元のお話。 こちらからを後に読んだので、逆の順序の方が良かったなと後悔。 自衛隊、敵が人とは限らない...って感じでしょうか。 突然変異体海生生物、レガリス。形状は巨大ザリガニ? 図書館戦争のような話かな?と思っていたら意外と重く ギャグでは乗り切れないシーンも多く、ちょっとびっくり。 | ||||
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手練の作家がちょっと遊んでみましたという感じの作品。 「クジラの彼」を先に読んで上手い作家だなと思っていたので、期待して読み始めたら巨大甲殻類がぞろぞろ出てきた。 ハリウッド映画のヒーローものみたいに、甲殻類のエピソードがつかみになっているのかと思って読み進んだら最後までその話だった。 そんな肩すかし状態で読み始めたため冷めた目で見すぎているかもしれないが、2時間ドラマのお約束的な展開がちょっと気になる。 3人の内で誰が死ぬか予測がつく。必ず反抗的な悪ガキが登場する。女の子に突然生理が始まる。等々、気になりだしたら気になることだらけ。 悪いけど、ちょっと期待はずれだった。 | ||||
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怪物云々よりも、全国規模で「ある大事件」が起こったときの、日本の脆弱さが浮き彫り担っているのが面白い。実際に日本にゴジラみたいのが現れたら、映画みたいに即座に自衛隊がでてきてズドーンと大砲を撃つだろうか?ということだ。そんな大胆かつスムースな決断が出来るとは思えない。いつだって総理も官僚も、お偉方は高いところで保身を第一に考えているだろうから。日本人って、緊急事態が起きても「これが片付いたら、こんな対応したことにどんなクレームがつくだろう?」とか「国民支持率はあがるかな?」みたいなことを考えるところがある。危機感がない。そんな国民性を浮き彫りにしているという点でまじめに面白い。同時に主人公たちの成長物語?ということでも面白い。 | ||||
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有川さんの前作「空の中」と比較して、やはり数段劣っていると思います。異種知性生命体とのファーストコンタクトというテーマを結構、本格的に描いている前作に対し、こちらは福井晴敏さんの小説からそのまま持ってきたような国防論がやや白々しかったです。また、障害児童をストーリーのだしに使っているところもどうかと思います。 子供たちの描写はリアルで、ヒロインの少女や主人公も良い意味で「電撃」的な魅力を持っていると思います。 | ||||
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