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海の底
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海の底の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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エリートより有能な問題児 プロより知識のあるオタク 子供相手に(同列の視点で)マジギレする大人 非日常における少女との擬似家族状態 と、読んでいてこちらが赤面するようなオナニー描写のオンパレード。 子供の救出過程で艦長が犠牲になりますが、まっとうな作品なら主人公が自身の能力不足を疑うところを、最後まで子供のせいにし続けたのには呆れました。自衛官だからとかではなく、成熟した大人なら当然持っているべき客観性です。 その他、ミリオタ特有の自衛隊への極端な肩入れやマスコミへの異常な敵視、政治への冷笑といったまとめサイト的イデオロギーが感じられるのもキツいです。 単行本は2005年発売ですが “オタクの被害者意識と肥大化した自己評価” “権威への嫉妬心と自身が権威化することへの憧れ” に、「ざまあ」「もう遅い」といったなろう系への血脈を感じました。 追記:おまけ短編はオチが見え見えで、寒いの一言に尽きます。なぜオタクは公共の場でサバゲーという激寒ネタを嬉々として描いてしまうのか。 | ||||
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【挫折】240ページでリタイア。 27ページからの主人公達の反応にズレを感じた。 切断された成人男性の腕を冷蔵庫に入れたら誰でも悲鳴をあげる。 ましてや状況は巨大なザリガニ集団に襲われるという異常事態で、 しかも相手は肉体的にも精神的にも未熟である子供達。 小さな悲鳴という最低限なリアクションに対して鬼のようにブチギレる夏木と 長文早口でヒステリックに理由をまくしたてる冬原にゾッとした。 子供達のせいで艦長が死んだかのようにキレる大人二人。 ちなみに子供達のせいではない。ザリガニのせいです。 大事な人を殺されて感情的になってしまうのは仕方ないから、 そこは目をつぶったとしても、 そのあと二人で 「子供らが死ねばよかったのに、、、」 と影口。 これのせいで、このあと二人が良いことを言おうと響かなかった。 「安心しろ。お前らは無事に帰す!」 この言葉が遅くて、上記のセリフでも打ち消すことができない。 保護した子供たちのなかの年長の唯一の女子、望ちゃんが割を食う羽目に。 「あんまりいい子ぶらなくていいぞ」→異常事態に閉鎖空間で初っ端からブチギレられたから空気読むやろ 「それは望ちゃんのミスだ」→信頼関係が築けていないし、言える余裕がない。 「君くわしいね。望ちゃんより頼りになるなあ」→オカズ焦がしといて何言ってんだ 「一度保護した以上、子供たちの健康や安全に対する責任がある」→あくまで業務上という浅い責任感 「なんかゆがんでいるよなぁこいつら」→おまゆう 強いザリガニに対しては特に言わず 弱い子どもたちには強く当たる というチンピラみたいな無能二人組。 こんなキャラ配置で子供たちに問題を起こさせる作者の小手先だけの雑なテクニックにうんざり。 ザリガニもリアリティを感じません。 そのくせ生理など女性目線の描写は細かい。 体験したことないものは書けないみたいですね | ||||
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設定も構成も幼稚過ぎる。何故人気なのか不思議なシリーズ。くだらない一冊でした。 | ||||
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いや、全部読んでないんでレビューする資格がないかもしれません。30ページぐらいしか読めませんでした。 主人公2人組の性格設定がステレオタイプ過ぎ、また、子供が出てくる読み物としての主人公としては全く魅力がないです。ラノベってこういうものなんですかね。速攻ゴミ箱に捨てました。何でこんなのが評価高いのか理解に苦しみます。読書初心者には面白いのかな? | ||||
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「空の中」に出てくるのが、白くて丸い、きれいな生命体だったので、なんとなく、これも買ってしまい、 読み始めて、大はずれ!!! 私は、エビ、ザリガニ、カニの類が大・大・大嫌いなので。見るのもイヤ! ああ! 3メートルの人食いザリガニなんて、ひどすぎる!!! 予備知識を持ちたくなかったので、星の数だけ見て、レビューもあまり読まなかったのが災いしました。 せっかく買ったから、我慢して数ページは読みましたが、もう、ダメ・・・。 描写がリアルすぎて、これ以上読むと、夢に出てきそうなので、断念しました。 金返せー! と言いたい。星マイナス10個です。 | ||||
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現実的なものが読みたくて買いましたが期待外れでした。別の作品を期待します。 | ||||
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読み終わった後、まったく何も残らなかった。 巨大ザリガニに襲われる場面や無惨な死に行く様など描写に波がある 勢いで書いているところとつなぎで書いているところがハッキリしすぎていて物語に飲み込めない 艦内に閉じ込められ匂いが気になる女子高校生に対し自衛官がタクシーの話をするがその話はその時点で既出済みで興ざめ 出がらしのお茶を飲まされた気分である。 そして、生理の事をあそこまでダラダラと描く必要はないと思う。 とにかく想像力があってもそれを描写するのが下手くそでどうしようもない感じ それに、ラスト。 最後は自衛官と女子高校生の話は蛇足にもほどがある。 あそこは読者の想像を煽るように余韻を残して終わらせるべき。 余韻を残して終わらせたとしたら著者の力量は救いようがない。 | ||||
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有川浩の作品は最初の数ページ時点でつまずきやすい。 今回は、一般人の子供の命よりも、上官の命の方が大切だと考える自衛官に?おいおい、誰の為に働いているんだ。国民のためじゃないのか。 自衛隊の出動は法的に問題だから警察が対応にあたるで?おいおい、外国が攻めてきたわけじゃないでしょ。ザリガニだよザリガニ。 いきなり二つの?で正直読むのをやめようかと思った。 話を面白くするための手法とはいえ、「そりゃおかしいでしょ?」と突っ込みを入れたくなる。 三崎亜記のように、『現代日本のようで、似て非なる国』という特殊設定であれば受け入れやすいと思うのだが、そういうわけでもないので、すんなりと小説世界に入っていけなかった。 上の二つを無視して読んでいけば、大甘のベタベタのコテコテのラノベとして、それなりには楽しめるのだが・・・。もったいないね。 | ||||
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「塩の街」「空の中」ときて、最後に「海の底」までなんとかたどり着いたが、こんなに読んでも違和感が拭えない。 結果、真ん中まできたけれど、「海の底」は断念することにした。 まず、地球上に起きる問題が、突拍子もなくてマンガを見てる気分になる。 百歩ゆずってその大惨事を無理矢理頭に描いたとしても、 登場人物のキャラクターのありきたりな描写や、言動の軽さとのギャップが、まったく埋まらない。 この辺もやはりマンガっぽいというか、子どもっぽいというか。 こんなスケールの大きなテーマを扱うには、読み手を引き込む力が足りないのではないか。 ひとの気持ちや成長を描くだけなら、こんな大それた設定にしなくても、方法はいくらでもあると思う。 「阪急電車」がとてもおもしろかったので、タイトルとカバーだけ見て3部作を手にとった自分が リサーチ不足だったのかもしれない。 | ||||
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評価がよかったので読んでみましたがあまり、のめり込めませんでした。 何よりも登場人物に感情移入ができないことが大きいです。 自衛隊員が民間人の子供の命より、上官の命の方が大事だということをオープニングで見せられたときに、大きな違和感を感じました。 登場人物に平和ボケ感を感じずにはいられません。 ザリガニ相手に自衛隊を出動させるために警察が犠牲にならなければならないとう言うのはあまりにも、日本国政府をバカにしすぎと言うか、 無理がある。いくら米軍基地であっても、スグにでも自衛隊を出動させるでしょう。他国の人間のテロなら自衛隊出動に二の足を踏むかもしれませんが、 しょせん、ザリガニ。殺して国民が文句を言うわけがないので出動させるでしょう。 作者の平和ボケと言うか、もう一段落、奥深くまで考えて欲しかった。 | ||||
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読んでる最中に違和感がありまくりで小説に没入できませんでした。 不満点がたくさんあるのですが主なものをいくつか。(ネタバレ有り) ・巨大ザリガニが東京湾を襲うという、突飛だがこれはなかなか魅力的な設定だと思いました。 しかしそこから先がまったく見えてきません。浦賀水道に危険な巨大生物があふれかえる。 ぱっと思いつくだけでも日本の海運、物流、交通は大混乱でしょう、政治は、株価は、世界経済に与える影響はといくらでも疑問は浮かび上がります。 しかしそこはほとんど触れられることがないし、作品内の登場人物たちの言動に反映されることがありません。 現代日本を舞台としていますが作品世界にまったくリアリティがありません。 ・巨大ザリガニに対抗する装備のない警察が人命を犠牲にしつつ自らを盾にして上陸を必死に阻止する姿が嬉しそうに描写されています。 大変な人命軽視の作戦であり、また内陸への侵攻を許せば国民の命が危ないという危機的状況。 自衛隊の出動を許さない理由は大変弱く説得力が薄いと感じました。 ・潜水艦に閉じ込められた少年たちが、海自の若手士官に反抗をはじめるシーンがあります。 ザリガニに包囲され外部から孤立し連絡も取れない状況で、潜水艦という相手の庭で鍛えられた大人に反抗をするのです。 その少年たちのリーダーは大変な胆力の持ち主、あるいは凄まじい統率力が必要と思われます。 しかしそのリーダーのリーダーたる所以は少年達のママ友の中でリーダーのママが偉いという理由でした。 唖然とします、作者の人間観察、人間描写に大いに疑問を感じました。 ・解決はなんとなく米軍の陰謀でというあまりにお粗末で盛り上がりも欠け、白けるものです。 他にも房総半島側はどうなってんの?写メやネット当たり前の時代に報道管制できるのとか色々あるんですがこのへんで。 いくつかこれがやりたかったんだろうなというシーンがありますが、そのために様々な設定をいい加減に利用しているので上滑りしてます。 それはそぎ落とされてシンプルになっているというより、ただ単に書けてない感触を受けてしまいます。 何やら高評価のようですが私にはご都合主義、ハチャメチャ展開連発のトンデモ本にノミネートされる類の小説です。 | ||||
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高評価だったので購入、今まで買った本で唯一最後まで読めなかった本です、買う前に最初の数ページだけでいいから立ち読みして欲しい。 途中で諦めたら700円がもったいないと思って100ページあたりまで我慢したけどそこで断念、これを後数時間かけて読むくらいなら寝るか別の本を買って読み始めるほうが良いと思ったから。 最後まで読めない理由は 人物の心理描写がとても下手くそで何を考えているか全然わからない。 外見の描写もほとんど無い、だから頭の中でそれぞれの人物の”今の表情、立ち位置、書かれている状況、雰囲気”を頭の中で想像できない。 生き死にかかってる場面のはずなのに役者は棒立ちで無表情で台詞も棒読みの、小さい子供の劇でも書いているかのよう。 甲殻類も酷い。 3mのザリガニ、って実際そんなもん存在しねーんだからもっと具体的に、触覚がしきりに宙を切ってるとか、目玉が血走ってギョロギョロしてるとか、歩くときに脚をカチャカチャいわすとかそうゆう描写も欲しい、3mのザリガニって説明が簡単すぎる、イメージするためのヒントくらいちょっとくれよ。 最初の数十ページで子供が襲われたり艦長が死んだり機動隊がザリガニと衝突したり動きのある場面が多いが全然躍動感がない、ドキドキさせられない、あっそう、って感じ こうゆう読み物って字に目を通しながら頭の中で映画を見るようにイメージさせるモノなのに、コレは止まった画すらも想像させない。 悪い意味で、何が起きてるのか分からない、作者の頭の中では壮絶な戦いが繰り広げられているのでしょうが とにかく立ち読みしてから買うか買わないか決めて欲しい、本当に酷い | ||||
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「大人ラノベ」との売り文句は確かに、どうも人物設定などにリアリティがなく、そこだけぽっかりと子供向けマンガ臭さが残ると思いました。あまりにもステレオタイプすぎます。そしてそれらのキャラがそのまんまな行動をするので意外性もなく、結局はラノベの域を出ていないのが残念でした。 | ||||
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話題の作家ということで手に取りました。 実は私、恋愛要素、グロ描写、ありえない公務員が苦手です。 ま、まさか全ての地雷を踏んでくるとは。 身内に自衛官が多いため、素直にこの本を楽しむには内情を知りすぎていました。 ただ、その一方で、警察上層部と自衛隊、米軍、 そして軍事オタクとの水面下のやり取りはとても面白かったです。 もし実際に似たような超災害が起こった場合、 自衛隊はもっと迅速に対応すると信じたいです。 ああ、もしこの本が海自が巨大エビと戦う姿が表紙の電撃文庫だったら、 特撮系の小説として、もう少し楽しめただろうになぁ。 せめて前知識が必要でした。 装丁やレーベルって、想像以上に判断基準にしているのですね。 | ||||
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