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明日の子供たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
明日の子供たち
明日の子供たち (幻冬舎文庫)

明日の子供たちの評価: 4.51/5点 レビュー 90件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.51pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 1~20 1/5ページ
No.90:
(5pt)

目から鱗がボロボロ落ちる

ものすごく、読み応えのある一冊でした。

児童養護施設に対して持っていた偏見や無知を思い知り、目からボロボロ鱗が落ちました。

児童養護施設という重い題材でありながら、クスッと笑えるところもあったり、ほっこりするところもあったり。
胸が熱くなり涙が溢れる場面もありました。でも辛い涙ではなく、温かい涙です。

物語展開が素晴らしくて、「おおっ」という感嘆と共に、飽きさせずに読ませます。

有川ひろさんの本は『阪急電車』しか読んだことがなく2冊目でしたが、もっと有川さんの本を読みたくなりました。

そして、猪俣先生、素敵すぎます!!
明日の子供たちAmazon書評・レビュー:明日の子供たちより
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No.89:
(5pt)

養護施設についての勉強になりました

作中でも言われていますが、読書の醍醐味は、自分とは異なる人生を経験出来る事だと思います。
まさに、この作品で、知らなかった世界を学び、経験出来ました。
児童養護施設の事、全然分かっていませんでした。
少し、賢くなったような気がします。

ありがとうございます。
明日の子供たち (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:明日の子供たち (幻冬舎文庫)より
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No.88:
(5pt)

主人公 慎平とともに

無知ということは、本当に罪なことである。
善意の第三者から向けられる哀れみが、どれだけ施設の子どもの心を傷つけていたか。それは、とりもなおさず、そのまま私自身に向けられるべき罪であった。
しかし、主人公 慎平とともに、施設の実態や子どもたちの思い、指導者たちの悩みや喜び、苦しみを知っていく中で、少しずつではあるが成長していく私がいた。様々なエピソードにドキドキしたりハラハラしたり、感動の涙が流れていたりした。そしてなんと言っても素敵なのが、作者の読ませてしまう圧倒的な文章力だろう。5つの章立ての途中に、それぞれの登場人物に関わるエピソードが差し込まれているのも、物語を立体的にしていた。
解説に実際に作者に手紙を送った、笹谷さんの『手記』が掲載されている。当時、福祉の勉強をしていた大学4年生だったということなので、現在は仕事に就かれているはずだ。きっと福祉関係の仕事をなさっていることだろう。
彼女の手紙から始まったこの作品。彼女の溢れる想いと、それを引き受け、綿密な取材のもと作品を作り上げた作者に感謝しかない。
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No.87:
(5pt)

「本を読む意義」とは……

児童養護施設を舞台とした物語であり、内容と奥付から推測する限り、児童養護施設から作者に届いた手紙が執筆のきっかけとなったようである。そこからの推測なのだが、従ってこの物語はかなりの割合で「事実」に則っているという印象を受ける。有川浩の作品はどれにも言えることだが、実に読みやすい文体とテンポで瞬時にその世界に引き込まれ、気付いたときには読み終えてしまい、読み終えてしまったことを残念に思うのだが、本書もその例に漏れない。その上で、たとえば「養護施設にいるなんてかわいそう」という、おそらくは一般的な通念がそっくりまるごとひっくり返され、打ち砕かれる。その上で、養護施設の入所者が置かれている現状を知らされる。それは決して「親ガチャ」などと言って笑ってはいられない現状であるし、しかもその現状が社会からは見えないことが指摘されるのだが、他方で「では普通の家庭はどうなのか」というベクトル変換も行われるのだ。実に良質な物語であると同時に社会問題に切り込むような社会学的な視線も備えた良書。こういう問題を感情過多にならずにさらりと書くとは、さすが有川浩。
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No.86:
(5pt)

良かったです

良い品物が届いて気分良く読めました。
ありがとうございました。
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No.85:
(5pt)

コスパ良し、安く買えて良かったです

ありがとうございます
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No.84:
(5pt)

全ての子供に明日を

児童擁護施設が舞台で、やはり可哀想な子供たちが安直に浮かぶのを見事に砕かれた。
施設に入っているけど、子供の成長は、施設も家庭も違いない。
成長過程である高校生まで、反抗もするし、何より全力で日々成長してゆく。
その子供たちに寄り添う施設の現場。
施設を出た後の為の施設が何故必要なのか、この本を読むまで知らなかった。
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No.83:
(5pt)

ベタ甘恋愛がないのでそれが苦手な方にもおすすめ

図書館戦争を私のレビュー見ればわかる通り、その作品をみてからアンチになっていましたが児童養護施設の題材は気になっていた。しかしこの人の恋愛描写は女性贔屓で個人的には気持ち悪いなと思って迷いましたが、読んでから判断しようと決断し、読んだ結果、素直に素晴らしい作品と思った。問題視していた恋愛はおまけ程度で無理やり悪者を作りあげることもなく冷静に児童養護施設の現状とそこに暮らしている子供達を淡々と描いている。また児童養護施設を旅立つ子供にとってどんなケアが必要なのかも問題提起できている。ひとつだけ欠点を言えば作者に依頼の手紙を書いたモデルの子の主張、施設が素晴らしいという主張が正しいみたいな描写が疑問を抱く。施設に住むことが嫌いな子供の視点があればより物語にも深みを与えられたようにも思います。
読んでいて視野が広がる為になる本であることは確かなのでおすすめです。この本のおかげでこの作者の作品に対する苦手意識がだいぶ減りましたのでベタ甘恋愛で苦手だった人にもおすすめです。
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No.82:
(5pt)

文句なしに面白い

これは実話なのだろうか。
小説の形を取っているが、子どもは社会を映すそのもの。
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No.81:
(5pt)

笹谷さんへ感謝

解説の笹谷さん、有川浩さんにお手紙を書いてくれてありがとうございました。
笹谷さんが行動してくれたおかげで、私達はこの作品に出会い、知らない世界を知ることができました。

もう今は同じ社会人ですよね。
お互いに毎日をがんばりましょう!

そして、有川浩さんをまた好きになりました。
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No.80:
(5pt)

養護施設の子供達を知ってほしい

本の状態良いです。読みやすい‼️内容凄く良いです。一人でも多くの人に読んで欲しいです。
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No.79:
(5pt)

よかったです。

商品もご対応ととてもよかったです。満足しています。
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No.78:
(5pt)

有川浩史上、最高傑作だと思う。

有川浩氏の本は数冊読ませて頂いているけど、読む本として選択するのに『無難』と個人的に評価していました。
たまたま購入した有川浩氏の他の本に、この本の紹介文があり、児童養護施設を題材にした内容に興味を持ち、
購入し読みました。
私自身、幼い頃から両親に虐待され、人生の夢や希望を叩き潰された中で、必死に現在まで生きて来ました。
恐らくは、私と同じような思いをして来た子供たちの事が描かれているのだろうと、読み始めました。

読み進んで行く中で、本の中でも語られていますが、児童養護施設への間違ったイメージや、子供たちが背負っている厳しい現実を知る事が出来ました。
幼少期の子供は、どんなに虐待されても両親の愛情を得ようと必死にすがり付きます。
その子供の思いに付け込んで、鬼畜両親は虐待を日常的に繰り返すのです。
文中で谷村奏子さんが語っていた『児童養護施設に入れて幸せです。』という言葉が、私の心に響きました。
私自身も幼い頃、虐待されていたとは言え、両親から引き離されるのは不幸の始まりだと、幼いながら心のどこかで思っていたからです。
確かに今考えると、日常的に虐待する両親の元で生活するよりも、子供たちを一定の規則の下で普通の生活を送らせる児童養護施設の方が、
遥かに健全で健康的な思考で生きて行ける。
児童養護施設に勝手なイメージを抱いていた私には、目から鱗が落ちる思いでした。

現在55歳の私が幼い頃に、このような児童養護施設があったのかは不明ですが、鬼畜両親と離れて施設で育っていたなら、
今より少しはまともな人生が送れたかもしれません。
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No.77:
(5pt)

退所した後の大変さがわかりました。

教育施設で働いていたものですが、そのような子供たちの大変さがこの本で理解できました。
ブックオフでも売っていましたが、まだいい値段でした。読み終わったらから売りました。
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No.76:
(5pt)

久しぶりに一気見しました!!

子どもが生まれてから中々小説を読む時間がないのですが、続きが気になりすぎて一気見してしまいました。

私の母は生まれつき耳が聞こえなくて、私自信が小学生の時同級生に「可哀想だね」って言われて反発しました。
可哀想ってやっぱり皆自分と比べて言うからどうしても上から目線に聞こえるんですよね。
だからか、児童養護施設の入所者の方に対して可哀想と思った事はないんですが、正直、あけすけに言うと児童養護施設の事を考える程興味もなく、また身近になかったのです。

児童養護施設の普段の日常、子どもたちや職員の感情、努力、苦労、たくさん胸に響きました。
最後の奏子のスピーチは涙で文字が見えませんでした。映画のような盛り上がり方の文章力もさすが有川先生です。
スピーチが終わり、ヒサと有名作家さんに手紙を書こうの話から「あれ?まさか・・・」と思っていましたが、まさかでした。
あとがきも最後まで真剣に読みました。
改めて大好きな作家さんだなぁと思いました。
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No.75:
(5pt)

児童養護施設で繰り広げられる日常を現場目線で描いた良書

児童養護施設で繰り広げられる日常を現場目線で描いた良書だった。

施設に入っているとどうしても「かわいそう」というイメージをしがちだが、実際の子どもたちはむしろ幸せを感じており、施設に入って初めて普通の生活が送れるということが丁寧に説明されていて共感しやすかった。

また、施設に勤務する先生同士の対立や、子どもとの関係性なども実直に描かれていて読みやすかった。

児童擁護施設がどんなものかは知識として知っていたが、その実態はドラマやドキュメンタリーでしか見聞きしていなかった。児童養護施設で育って自立した子どもたちの退所後支援という話は勉強になったし、無目的で気軽に訪ねてくることができる施設の必要性も理解できた。

個人的には、施設長の福原とヒサの本を読むことに対するやりとりが好きだった。

「みんな自分の人生は一回だけなのに、ご本を読んだら、本の中にいる人の人生もたくさん見せてもらえるでしょ。先生たちだけじゃなくて、本の中の人もヒサちゃんにいろんなことを教えてくれるのよ」

そのやりとりの中で夢がいっこ増えたと笑って話すヒサの言葉が胸に響いた。

また文庫版の解説で実際に著者に手紙を送った女性がその経緯を紹介しているのだが、その行動力や、それを実現するために尽力した著者は素晴らしかった。
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No.74:
(5pt)

これまでにないほど良い作品

ここで買ったわけではないが、これまでにないほど良い作品だと思う。
児童養護施設を舞台にした本であり、自分は元々児童養護施設というものがなにか、どんなものかというものを知っていたが、何も知らない方にもぜひ読んでいただきたい。
内容はネタバレになるからあまり書かないが、何度読んでも飽きない作品。
この本のおかげで児童養護施設の先生という夢に向かう気持ちが強くなった。
本当にオススメ。
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No.73:
(5pt)

子供は生きていく

解説者の笹崎さん70歳になる今日まで施設後は何の手立てもなく施設の子達は生きていく、ということを知りませんでした。
たしかに誰でも最後は一人ですが我が家の40になる娘など子供が泣いたとかいまだにいってくる。本に書いてもらえば多くの人に
実情をしらせることができる。との思い受けとめました。
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No.72:
(5pt)

感動するぜ

感動しました。知らない事が多いと痛感しました。久しぶりに人に勧めたくなる本でした。拡散希望。
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No.71:
(5pt)

去年、児童養護施設で実習しました

昨年、児童養護施設で丸2日間実習を受けて(プラス座学2日)今年やっと里親の資格がとれました。
私が実習したのは「あしたの家」と違って8人のユニットがいくつか、それぞれが食事から風呂まで完結させている小舎制の集合住宅みたいな施設でしたが、小説を読んでいて違和感を感じませんでしたし、むしろ実習したその施設を思い浮かべながら「明日の…」を読んでいました。
さすがに有川さんは綿密な取材をしていると感じました。
でもちょっとハプニングがありすぎだな、とは思いましたが。
この本を読みながら、いろいろなシーンでその施設のことが思い出されます。
この地域にも「日だまり…」のような施設があったらいいな?とか、特に私が入れてもらったユニットにも高校生の女の子がいて、彼女も退所したあとどうするんだろう、など、など。
せっかく実習前からこの本を持っていたのに、先に娘(実子です)に貸したりしないでさっさと読んでおけばと後悔しています。
ちなみに娘は、ちょっと重かったな、とほざいていました。
明日の子供たち (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:明日の子供たち (幻冬舎文庫)より
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