ゆびさきに魔法
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正~直、飾る装う方には余り関心ないんだが 初めてプロにケアして貰った時に感動的だった ささ剥けや甘皮の付け根の角っちょ裂けたりするのがいつも気になっていたのが すっきりつるっと滑かで引掛りがどこにもなくて、割れた甘皮に 小まめにワセリン塗りこんで手当てしてた気になってた期間が阿呆のように思えたもんだっけ 当時はエステ屋さんの一部みたいな感じだったから敷居が高かったが ネイル屋さんに特化した辺りで割と気軽に行けるようになったモンだった もっと切実だったのが 身体と服薬事情で、ほぼ全指に渡って横割れ爪発生した時に ネイル技術と道具の発達ありがたやは身に沁みた 皮膚科行っても割れたモンは治らんし、 割れ爪肉に引っ付けたまま生え変わるのにただただ気をつけつつ 半年以上かかりますとなったら地獄を見る所だった… 専用のシルクテープと補修用ネイル剤が無ければ、アロン〇ルファかなんかで何とかするとか 全指テーピングして手洗う時どうすんだ?状態になってた気がする ちゃんと補修すれば大丈夫髪も洗えるわ…しかも結構ながい期間もつやん お陰で1指たりとも生爪剝がすことなく済んだ そして、なんやーかんやー言って、細かい手作業に関して日本ってレベル高い よその国行った時試しにケアして貰ったりするといかに日本のネイリストの「普通」の レベルが高いかを知る 高い技術は「装う」ためのみに非ず。補修や「手当て」にも充分な威力を発揮する 向き合って体面でおしゃべりするなら「普段のケア」「セルフケア」の方法も 惜しげなくご教示くださる プロには質問しよう …塗るとなぜか指先が皮膚呼吸できない感じにヘンに熱持ってしまう質なので ケアだけだと何となく申し訳ない気がしてきたりもするんだが それで嫌な顔された事は今の所1度もありません 「医療」「補修」としてのネイルさまさま。です …んでも装う飾るの方がネイリストとしては楽しい仕事のような気がするから 良い客ではない気がするのが心苦しいトコだ 楽しく読みました | ||||
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ネイル歴が長いので 施術してもらう時の様子など かなり 作者が勉強してらっしゃる事は分かります が…… 毒1つ無いような人達ばかりの登場で つまらなかったですね 最後まで 忍耐力と戦いながら読みました。 スカルプの施術の様子などが細かく書かれていても 未体験者向けの表現なので 読むのはしんどいです 山あり谷ありの話でもなく 善き人たちの 日々の暮らしの中心に小さなネイルサロンが有る…… 一読して 忘れてしまうような話かなぁ~ | ||||
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しをんさんのファンで、新作が出るたび買っています。特に今回は表紙の煌びやかさに惹かれて即座に購入しました。 主人公はネイリスト。一人でお店を営んでいましたが、思わぬ出会いにより世界が開けていき、色々な方との関わりが生まれていきます。 特に大きな事件はないのですが、主人公をとりまく登場人物たちの優しさが、まさに作中に出てくる魚の煮付けのようにじーんと染み渡るような作品です。 私は近年手荒れしやすくなってネイルサロンでジェルネイルなどできないのですが、セルフでマニキュアを塗ったりと時々負担のない程度にひっそりネイルを楽しんでいます。この本を読んで「プロの手でキラキラのジェルネイルを施してもらいたい!」と思ってしまいました(笑) 綺麗に彩られた爪が日常生活で心を躍らせてくれるように、人にはそれぞれ小さな楽しみがあり、それは年齢性別関係なく、誰にも咎めることのできない生き甲斐なのだと改めて感じました。そして人々に幸せな気持ちにしてくれるネイリストというお仕事を尊敬します。 一気に読めるほど読みやすかったです。しをんさんの作品はどれも好きですが、3本指に入るかもしれません。ネイルにあまり関心がない方もぜひ。 | ||||
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まず、ネイルサロン、ネイリストの日常に興味のある方は、理解しやすい内容だと思います。 この小説は、なにか大きな事件が起きる、という話ではないのですよね。 個人でネイルサロンを営んでいた月島という女性が、新しく入った女性と、店を盛り立てていく話です。 話は淡々と進んでいきますが、三浦しをんさん独特の、面白くてくすっと笑ってしまうような表現が随所に見られ、次へどんどん読みたくなる気持ちを掻き立ててくれます。 新しく入ったネイリストの大沢星江さん、はきはきしてやる気があって気持ちいい。またすべての行動が面白い。月島さんのお店に良い風を運んでくれます。 小さいお子さんを連れたお客さんのために、店内にキッズスペースを設けたり、新しいアイディアが形になっていくのが読んでいて楽しい。 それだけでなく、イベント(?)らしき状態が続きます。突然の芸能人の来訪、老人ホームへボランティアでネイル、星江さんの外部店での修行など。自然な流れで書かれていますので、本当に読みやすいです。 少しですが、知識も増えました。フットネイルのみを希望する男性のお客さんがいるなど、お客さんの要望も様々なのだと。ネイルエキスポなる存在も今回初めて知りました。 加えて、私のなかでは、ネイリストはもの静かでじっとしているイメージでしたが、それが覆された感じです。 そうそう、小説の途中に、ネイリストは「二時間ドラマの犯人になぜかされがち」という通説がネイリスト業界にあると記載があり、そうなのか、と思わず唸ってしまいました。偏見をなくす意味でもいい小説かもしれません。 ただアクリルスカルプの練習場面では、やはり、一度説明を読んだだけでは想像がつかず、 このあたりは、もう少し工夫が必要と思われました。 このサロンの隣にある居酒屋「あと一杯」がまたいい味出しています。 雰囲気が素敵。料理はおいしそうだし、行ってみたい! | ||||
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