バイト・クラブ
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「暮らしのためにバイトをしている高校生であること」が部員としての条件である「バイト・クラブ」。 カラオケ店のオーナーが「バイトしている高校生が、皆で話したり歌ったりのんびりするだけの部活の場所」として、カラオケの一室を部室として提供し、この条件にあう人に解放しています。 話は、5人の高校生(1年生2人、2年生2人、3年生1人)とその関係者がそれぞれ自己紹介を兼ねて、自分語りをしていく形で始まりますが、メインは3年生の男子生徒とその家族に焦点をあてた内容になっています。 皆、親同志が知り合いだったり、なかには同級生だったりする人もいて、意外な関係性を発見しながら、自分たちの親の過去を知るようになります。 ゆるゆると5人とその家族の関係が把握できて、このまま穏やかに終わっていくのかと思いきや、かなり後半で突然の事件が。 もう、びっくり。 その事件をきっかけに、このクラブのメンバーの結束が深まり、一気にラストスパートへと向かいます。 ある意味、爽やかな高校生の青春ドラマのようでもあるし、複雑な家族で頑張る高校生たちの成長物語のようでもあります。 小路幸也さんの本って、語り口がとても心地よいのですよね。なんだか自分でも朗読してしまいたくなるくらい。 そういう意味ではオーディオブックにも向いている本なのかも。 ただ、人間関係が複雑に絡み合った物語なので、頭の中をかなり整理しながら読む必要があったこと、普通の高校生が直にヤクザと話ができる機会があるという点に微妙な違和感を感じたことから、星4つとしました。 | ||||
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