探偵ザンティピーの休暇



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初公開日(参考)2010年10月
分類

長編小説

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探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)

2010年10月08日 探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)

マンハッタンに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。彼のもとに、日本人と結婚した妹・サンディから「会いに来て欲しい」と電話があった。嫁ぎ先の北海道の旅館で若女将になった妹の言葉を不審に思いながら、日本に向かった彼が目にしたのは、10年ぶりに目にする妹の姿と人骨だった―!謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

探偵ザンティピーの休暇の総合評価:7.25/10点レビュー 4件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

探偵ザンティピーの休暇の感想

初めての小路さん。

タイトルが「休暇」とあるように、ハードボイルド探偵が妹の嫁ぎ先である温泉旅館でゆるりとしながら、おじいちゃんや子供達を相手にのんびりと調査をする。
探偵は日本語が堪能なのだが、なぜか寅さん口調なのが面白い。
全体的にほのぼのとしていて、ミステリとしては物足りないかもしれないが、○○○○の正体はロマンが溢れていて良かった。

青鳥の如き囀るもの
QV33BIU3
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No.3:
(3pt)

ぴんとこない

この作者は非常に好きだが、ちょっと軽い印象を受けた。あっというまに読み終わる。
探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)より
4344415493
No.2:
(5pt)

優しいハードボイルドと北海道の旅情・そしてあっと驚く少年の夢

小路幸也さんの作品の中では、『ブロードアレイ・ミュージアム』系統のちょっと粋なアメリカン・テイストを、日本の土地と結びつけた親しみやすいもので、日常のぬくもりを描く『ダウンタウン』や『早坂家の三姉妹』などのもう一つの系統につながってゆく味があります。

主人公は語学に強く、日本語も「寅さん」の映画を観て耳からのみマスターした、マンハッタンの探偵三十八歳。ハードボイルドとしてはどまんなかの設定ですが、旅館の若旦那と結婚して、北海道の「オ・ヴィラ」住まいの妹サンディの依頼で来日します。やさぐれた、というより妹思いの心こまやかな男性です。

そこで展開するのは、「御口さま」という妖怪のたたりがあるので、立ち入ってはいけない御浜とオンジョ岩で見つかった古い人骨の謎。
古い土俗信仰にまつわる物語を、アメリカンな感性で推理してゆく主人公の親日ぶりが何ともほほえましく、日本食や日本の風物に対する暖かい、そして寅さん的目線が旅情とあいまって、独特のユーモラスな世界を作り出しています。

 だれの骨かというミステリは、家族史レベルのしみじみとしたものですが、もっと大きなミステリの驚きが最後に待っています。これはいきなり地球レベルのパースペクティブを開くような仕掛けで、作者も狙い澄ましたところかなと思います。それも含めて、風通しのよいさわやかな物語です。
 小路幸也ファンなら、ぜったいに裏切られません。
探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)より
4344415493
No.1:
(3pt)

登場人物の設定は面白い

アメリカ人主人公が北海道に嫁いだ妹を訪ね、妹から調査を頼まれて話は進んでいきます。主人公はアメリカ人だけれど映画をみて日本語をマスター。なので北海道にいても、日本人と話をしていても違和感がなく(映画の影響を受けた話し方なので違和感がまったくないわけではないが)、主人公がアメリカの人だということは読んでいて忘れます。妹から頼まれた調査も嫁ぎ先の家の近くで人骨を見つけたというもの。特に大きな事件に発展するわけではなく、大掛かりな調査を行うわけではなく、身内の問題という感じです。ミステリーとしては今一歩、物足りないです。設定は面白いと思いますが、主人公ももっとアメリカ人らしさが出ていた方がさらに面白かったのではないかと思います。この小路さんらしく、嫁ぎ先の家族や、近所の方々の暖かさは十分に描かれていると思います。
探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)より
4344415493



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