高く遠く空へ歌ううた
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じんわりとあったかくて、読み終えたとき、きれいな夕焼けが浮かんできた。少しの涙も。大きな感動ではないけど、実写化した映像を観てみたい。 | ||||
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最後の最後で、ああこれって『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編だったか〜 と気づかされた。 前作もだったけどこういうSF的?展開にビックリします。 それまでは淡々とした情緒あふれるミステリーなので。 前回も思ったけど恩田陸の『月の裏側』『常野物語』に似てる。 この人の作品は登場人物が魅力的なのがいいですね。 | ||||
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『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編?第2弾? 「解す者」と「解される者」の存在がこの物語でも 出てきますが、 それは後半のお話で。 前半は 何故だか死体をよく見つけてしまう少年ギーガンを中心とした 少年少女たちの青春物語、もしくは学園物として読めるものです。 その中に事件があって その事件を巡って核心に迫って行くのが後半。 ただ後半があっけなかったなぁ〜、という印象。 だから前半の物語にどうしても目が行きがちです。 ギーガンが死体を見つけてしまうのは 結局「解す者」と「解される者」と関係があるのか、 何故ギーガンにその能力(?)があるのか、 すべて「解す者」「解される者」で片付けられているような気がして 勿体なかったなぁ〜。 というのが印象でした。 ノスタルジックな雰囲気はたっぷりあるんだけど 今回はあまりそれに乗れなかったなぁ〜。 | ||||
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『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編というか第2弾としてみるべき作品でしょうね。でも、これを先に読んでもわかるようにはなっています。2冊とも表紙のイラストが荒井良二氏のものです。荒井氏は、確か角田光代さんの『空中庭園』の表紙も描いていましたが、いつもその本の内容とぴったり同じ、意味のあるイラストなんですよね。だから、読み終わって眺めると、あ、あの場面だ・・・・・・とか、これは誰だとかがよくわかって楽しいです。 高くて広い空がある町で、主人公の少年・ギーガンが、事件に巻きこまれていくなかで、彼を取りまく友人達が生き生きしていて、元気がよくて、事件は重要なこの作品の中核ですが、青春小説あるいは学園物として読める要素、大です。“鎌倉のばあちゃん”が、かっこいいです。 前作でもそうでしたが、ありそうだけれどどこにもない町の、空間をうまく作り、登場人物の性格を一人一人描き分ける小路氏、丁寧に作品を作っているという印象をうけます。 死体を見つけてしまうギーガンを支える“鎌倉のばあちゃん”の言葉が、あっさり、でも、きっぱりしていて気持ちいい。また、柊くんをはじめ、ルーピーたちのギーガンへの温かな想いが、とても優しくて心地よかったです。 事件はまた、例の「三者」の意味づけによって謎解きされるのですが、前作で引っぱってきたことが、繰り返されるだけなのが、少々不満。読みようによっては、はっきりとした輪郭があるよりは“そういうもの”として理解しておくほうが、余韻めいててこの作品には合うのかもしれませんが。 にしても、ベイサンやユウイチさん、小さな少年などの人は、前作の“あの人たち”?名前が違っているけれど、すごく気になります。 ギーガンへ素敵な言葉と想いを託して、去っていった彼ら。ギーガンの心の扉が開かれるところは、ルーピーの熱い気持ちと重なって感動でした。 | ||||
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またまた小路さんの本の表紙に惹かれ、手にとってしまいました。 以前出されていた、デビュー作『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編となります。 続編とは言いつつも主人公はまた別で、今回は少年でした。 一作目も読みやすくて好きだったのですが、今回もまたまた読みやすく、 しかも主人公に一癖あるので、なんとも楽しかったです。 読後にもう一度『空を~』を読みたくなりました。 私は本を読むと、その絵が頭に浮かぶのですが、 この作品はセピアが似合うよなぁとつくづく思います。 けどその中に、ふとした瞬間ふわ~っと草原とか風とか、 そういうイメージが浮かぶのはなんなんでしょう。 奥が深いということでしょうか?(笑) | ||||
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