■スポンサードリンク


高く遠く空へ歌ううた



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

高く遠く空へ歌ううたの評価: 4.00/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

じんわり

じんわりとあったかくて、読み終えたとき、きれいな夕焼けが浮かんできた。少しの涙も。大きな感動ではないけど、実写化した映像を観てみたい。
高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)Amazon書評・レビュー:高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)より
4062123533
No.4:
(4pt)

登場人物がいいですね

最後の最後で、ああこれって『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編だったか〜
と気づかされた。
前作もだったけどこういうSF的?展開にビックリします。

それまでは淡々とした情緒あふれるミステリーなので。

前回も思ったけど恩田陸の『月の裏側』『常野物語』に似てる。

この人の作品は登場人物が魅力的なのがいいですね。
高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)Amazon書評・レビュー:高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)より
4062123533
No.3:
(3pt)

いまひとつかな?

『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編?第2弾?
「解す者」と「解される者」の存在がこの物語でも
出てきますが、
それは後半のお話で。
前半は
何故だか死体をよく見つけてしまう少年ギーガンを中心とした
少年少女たちの青春物語、もしくは学園物として読めるものです。
その中に事件があって
その事件を巡って核心に迫って行くのが後半。
ただ後半があっけなかったなぁ〜、という印象。
だから前半の物語にどうしても目が行きがちです。
ギーガンが死体を見つけてしまうのは
結局「解す者」と「解される者」と関係があるのか、
何故ギーガンにその能力(?)があるのか、
すべて「解す者」「解される者」で片付けられているような気がして
勿体なかったなぁ〜。

というのが印象でした。

ノスタルジックな雰囲気はたっぷりあるんだけど
今回はあまりそれに乗れなかったなぁ〜。
高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)Amazon書評・レビュー:高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)より
4062123533
No.2:
(4pt)

ギーガンと仲間たち

『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編というか第2弾としてみるべき作品でしょうね。でも、これを先に読んでもわかるようにはなっています。2冊とも表紙のイラストが荒井良二氏のものです。荒井氏は、確か角田光代さんの『空中庭園』の表紙も描いていましたが、いつもその本の内容とぴったり同じ、意味のあるイラストなんですよね。だから、読み終わって眺めると、あ、あの場面だ・・・・・・とか、これは誰だとかがよくわかって楽しいです。
高くて広い空がある町で、主人公の少年・ギーガンが、事件に巻きこまれていくなかで、彼を取りまく友人達が生き生きしていて、元気がよくて、事件は重要なこの作品の中核ですが、青春小説あるいは学園物として読める要素、大です。“鎌倉のばあちゃん”が、かっこいいです。
前作でもそうでしたが、ありそうだけれどどこにもない町の、空間をうまく作り、登場人物の性格を一人一人描き分ける小路氏、丁寧に作品を作っているという印象をうけます。
死体を見つけてしまうギーガンを支える“鎌倉のばあちゃん”の言葉が、あっさり、でも、きっぱりしていて気持ちいい。また、柊くんをはじめ、ルーピーたちのギーガンへの温かな想いが、とても優しくて心地よかったです。
事件はまた、例の「三者」の意味づけによって謎解きされるのですが、前作で引っぱってきたことが、繰り返されるだけなのが、少々不満。読みようによっては、はっきりとした輪郭があるよりは“そういうもの”として理解しておくほうが、余韻めいててこの作品には合うのかもしれませんが。
にしても、ベイサンやユウイチさん、小さな少年などの人は、前作の“あの人たち”?名前が違っているけれど、すごく気になります。
ギーガンへ素敵な言葉と想いを託して、去っていった彼ら。ギーガンの心の扉が開かれるところは、ルーピーの熱い気持ちと重なって感動でした。
高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)Amazon書評・レビュー:高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)より
4062123533
No.1:
(4pt)

続編ですね

またまた小路さんの本の表紙に惹かれ、手にとってしまいました。
以前出されていた、デビュー作『空を見上げる古い歌を口ずさむ』の続編となります。
続編とは言いつつも主人公はまた別で、今回は少年でした。
一作目も読みやすくて好きだったのですが、今回もまたまた読みやすく、
しかも主人公に一癖あるので、なんとも楽しかったです。
読後にもう一度『空を~』を読みたくなりました。
私は本を読むと、その絵が頭に浮かぶのですが、
この作品はセピアが似合うよなぁとつくづく思います。
けどその中に、ふとした瞬間ふわ~っと草原とか風とか、
そういうイメージが浮かぶのはなんなんでしょう。
奥が深いということでしょうか?(笑)
高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)Amazon書評・レビュー:高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)より
4062123533

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!