ひまわり
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この本は、障害の有無にかかわらず、老若男女を問わず手にとって欲しいです。 障害当事者の方、支える親近者、人生が一瞬で180°変わる体験を傍で一緒に歩み、生活を支えるヘルパー。 健常な人向けにできている社会を、何事にも希薄になりがちな人との関わりを、主人公の瞳を通して意味づけし言語化している。 知らないことも多く、学びを得ることも出来た。 ことばの力を信じる。繰り返しのフレーズは、人間社会の可能性を示唆しているように思えた。 タイトルがひまわりなのもいい。 自由と正義とは。考えさせられる本です。 | ||||
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突然の交通事故により頸髄損傷を負い、四肢麻痺なった主人公ひまり。身体的、精神的、社会的な困難が受傷後から津波のように襲ってくる。しかし、ひまりは種々の困難を様々な人の支えと助言を得て、言葉を最後の砦として道を切り拓いていく。社会に拒絶されるという絶望に何度も打ちひしがれながら、それでも一歩一歩進んでいく姿は自分には眩しすぎると感じるほど。自分ならきっとすぐに折れてしまうと思う。家族やレオ、学友たちの支えも素敵ですが、勉強と苦楽を共にしたヒカリとの関係、後半でのやり取りにはじわっと目が潤みました。 | ||||
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今まで読んできた本の中で一番心揺さぶられた。怠惰な自分を恥じた。諦めてた事に挑戦したくなった。 | ||||
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書店の平台でも目を引くその装丁の通り、読後に鮮やかな元気な気持ちになる、そんな素晴らしい本でした。 あとがきを読むまで菅原崇さんという、実際に交通事故で重度障害者になり、その後弁護士になられた方がいたことすら知りませんでした。その方の体験がベースになっているだけに、単なるフィクションとは感じませんでした。重度障害者の方々の苦悩や苦闘が丁寧に描き出されています。と同時に、こんなにも世の中が重度障害者の方々にとって生きづらいのかということも少しですが知ることができました。今では重度の障害をもった国会議員もいます。それがどれほど意義があり大切なことか、本作とは直接の関係はないことですが、そんなことも考えながら読み進めました。 何度も読み返して、元気や勇気をもらいたい傑作です。 | ||||
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こういうのは素直に読まなきゃ楽しめないのは分かっている 気合いの入り具合はページ厚からも充分伝わるし 何を伝えたいのか広く知って欲しいのかも理解する …が、辛い 動けない人間がやる気をだして活動的になればなるほど 身内のタスクが際限なく増えるのを知ってるから たまに来て手伝う人の「よかれの提案」は 「じゃあまたね」と帰る場所を持たない人間を潰すから 介護は他人に仕事として任せるのが一番いい が、直雇いで手配できても個人雇いではその介護者には社保もない 雇用保険もない労災もない 何年勤めようと退職金もないという悲惨な話になる もともとプラプラしてたんだからいいでしょ方式であれば それはそれで都合いいのかも知れんが 雇用している労働者の待遇条件に思い至るのはいつになるだろう いずれにせよ潤沢な貯金と保険金と賠償金がある人にしか出来ないけれど それがあるからこそパイオニアになる余地が生まれる なにかを変えて行くのはそういう人の役割なんだろう あなた「なら」大丈夫。に類する言葉が 勲章なのか 絶望なのかは本人次第なんだなと | ||||
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