禁忌の子



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初公開日(参考)2024年10月
分類

長編小説

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禁忌の子

2024年10月10日 禁忌の子

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係性は何なのか、旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先に、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第34回鮎川哲也賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




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禁忌の子の総合評価:7.95/10点レビュー 95件。Bランク


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(7pt)

禁忌の子の感想

2024年度の鮎川哲也賞受賞作品。
物語は救急医の元に搬送された溺死体が主人公に瓜二つであった事から始まる。彼は何者なのか? なぜ同じ顔をしているのか?ミステリとしての謎が魅力的であり、文章も読みやすく没入感がある作品でした。

作者は現役の女性医師である方。その為か医療現場の雰囲気や描写が専門的で面白く刺激になりました。特に救急現場のシーンは臨場感があって引き込まれました。そして作者が女性医師というのは、本書の評価において重要な要素の一つになっていると感じます。世のレビューにも多くみられますが、ミステリーとしての物語を作る為か、倫理感が独特だったり、嫌悪されるであろう要素がいくつか見られます。でもこの作者なら、理解した上で書いているのだと納得できる為です。一般的な男性作家だったら非難を受けていたかもしれません。予備知識がない方が楽しめる作品なので、どういう要素なのかはネタバレ側で後述しますが、小説というフィクションだから描ける社会問題を内包した作品です。
タイトルの作り方が巧みで、意味合いや印象も抜群でした。事件の結末や探偵役のキャラクターも魅力的で好みでした。後味は好みが分かれるかもしれませんが、強く印象に残るのは大きな魅力。シリーズ化されるなら次作も読んでみたいと思わせる作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.94:
(1pt)

疑問が残ります

医療従事者です。その科の人間でした。残念ながら、共感も感動もできませんでした。命の重みを考えると、虚構と言えども、謎解きミステリーの構成には疑問を持ちます。現役医師として、どのようにお考えでミステリーにされたのか。また、受賞作ということにも驚きます。私は、一度限りなんとか読みました。
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.93:
(5pt)

おもしろすぎる…

真夜中に見つけて3時間半で読了して徹夜で次の日過ごすくらい面白かった
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.92:
(3pt)

好みの分かれる終わり方

「本屋大賞」「鮎川哲也賞受賞」の帯を引っ提げて鎮座していたので
ウキウキで読み始めましたが、
どこかで見たような探偵役。どこかで見たような密室トリックの真相。と
読了してみるとちょっと肩透かしな印象。

加えて選評でも書かれていましたが、かなり人を選ぶ終わり方です。
殺しも背徳行為もしてるけど私たちは元気です!
みたいな終わり方はちょっと自分には合いませんでした。

とは言え流石は鮎川哲也賞受賞作。
密室内で死体が出てくるところからジワジワと面白くなっていきます。
解決パートではそうきたか!とドキドキしながら読ませてもらいました。

前評判の高さゆえ作品へのハードルが上がってしまったのと
結末の好みでこの評価ですが
2025年に城崎先生シリーズ第2弾が刊行される予定とのこと。

こちらも読ませていただいたうえで著者の作品を追いかけるか決めたいと思います。
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.91:
(5pt)

テーマが重すぎる。。。。。。。

本文中、90年代、体外受精は途上の技術で、実験のための卵子や精子の提供者を得ることは当時の研究者にとって非常に困難な時代であった。研究者の中には、自らの卵子、精子を用い実験を行った者もおり、この小説は、その実験によってこの世に生を受けた3名の体外受精児の数奇な運命が描かれている。
 救急医として勤務する武田航(わたる)の元に救急搬送されてきた溺死体が、武田に瓜二つだった。しかも、その溺死体は顔ばかりでなく、身体的特徴までもが武田と同じであり、客観的に判断するまでもなく、自分と溺死体が一卵性双生児ではないかと武田は思った。突然目の前に溺死体となって表れた男が自分とどのような関りがあるのか? 武田は中学時代の同級生で同じ病院で働く黒田医師と共に、武田と溺死者の出生の秘密を知っていると思われる生島京子医師に会い、出生の秘密を聞こうとするが、その生島京子医師も不審な死を遂げてしまう。武田航と溺死者、そして次第に明らかになるもう一人の体外受精児。ネタバレになるんでこれ以上は書かないが、中盤以降一気に読んでしまった。
読後、この小説の題名「禁忌の子」であるが、思わず「そのまんまやないかい」とつぶやいてしまった。こわっ
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.90:
(2pt)

暗い、かなぁ。

う〜ん。どうかなぁ?
読めば読む程、暗くなるかなぁ
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692



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