禁忌の子



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初公開日(参考)2024年10月
分類

長編小説

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禁忌の子

2024年10月10日 禁忌の子

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係性は何なのか、旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先に、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第34回鮎川哲也賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




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禁忌の子の総合評価:8.27/10点レビュー 77件。Bランク


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(7pt)

禁忌の子の感想

2024年度の鮎川哲也賞受賞作品。
物語は救急医の元に搬送された溺死体が主人公に瓜二つであった事から始まる。彼は何者なのか? なぜ同じ顔をしているのか?ミステリとしての謎が魅力的であり、文章も読みやすく没入感がある作品でした。

作者は現役の女性医師である方。その為か医療現場の雰囲気や描写が専門的で面白く刺激になりました。特に救急現場のシーンは臨場感があって引き込まれました。そして作者が女性医師というのは、本書の評価において重要な要素の一つになっていると感じます。世のレビューにも多くみられますが、ミステリーとしての物語を作る為か、倫理感が独特だったり、嫌悪されるであろう要素がいくつか見られます。でもこの作者なら、理解した上で書いているのだと納得できる為です。一般的な男性作家だったら非難を受けていたかもしれません。予備知識がない方が楽しめる作品なので、どういう要素なのかはネタバレ側で後述しますが、小説というフィクションだから描ける社会問題を内包した作品です。
タイトルの作り方が巧みで、意味合いや印象も抜群でした。事件の結末や探偵役のキャラクターも魅力的で好みでした。後味は好みが分かれるかもしれませんが、強く印象に残るのは大きな魅力。シリーズ化されるなら次作も読んでみたいと思わせる作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.76:
(3pt)

読後感悪くない?

医学的な知識がないと書けない、さすが、と思わせるし、
ミステリ小説としても、誰も思いつかないようなトリックが二重三重に展開していくので、ページはどんどん進むのだけれども、

ちょっと、読後感悪くない?どんなに好人物に書いても忌避は忌避にしか思えない
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.75:
(4pt)

引きずり込まれた

そう言う展開になるとは思わなかった
どうなるのかワクワクと言う表現が当てはまらないかもしれないけど、早く先が知りたいと思いながら読んでました
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.74:
(5pt)

医療ミステリーの傑作

自分と同じ姿の者の正体を探る医師のミステリー。人工授精や子どもの人権にも踏み込んだ名作。読みやすく先が気になる
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.73:
(2pt)

本格ミステリー⁇

それほどでも、、、、と感じました。
ラストの主人公の決断にも「そうかなぁ〜」と、ちょっと違和感を感じてしまいました。
医療もミステリーも“本格”ではないと感じた。
登場人物が多すぎる。内容の割に。
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692
No.72:
(4pt)

買いです。

推理小説を読んだのはいつ以来、というより「本格ミステリ」は初めてかもと考えながら手探りでページをめくっていきましたが、読み始める前にまず帯にこれから起こることが予告的に示されています。その後、第二の被害者が出たところで、このあたりから謎解きに移るのかなと犯人探しを始めましたが、視点人物は地の文の半ば語り手になっているので除外、市民病院の同僚は途中から物語の視界からほぼ消えてしまい、リプロクリニックの面々は横一列で頭ひとつ抜けるキャラクターがおらず、これはもしやと狙いをつけた人物は、読んでいる途中、何気なく奥付けを見た時に次回作の広告を目にしてしまい除外、はからずも背理法で犯人にたどり着いたのも作者の意図でしょうか。読み方として正しいのか心許ないですが。ただ、最終的に夫婦の行き着いたところは、倫理的、生理的に受け入れられない読者も一定数いるような気もします。身も蓋もなく題名通りといいますか、個人的には、あだち充さんの「みゆき」の逆は考えるだにおぞましいといいますか、曰く言い難い後味が残りました。
言わずもがなかもしれませんが、巻末に本作が受賞した鮎川哲也賞の選考委員の方々による選評が掲載されているのがとても新鮮でした。本作についてではないのですが、「密室の真相が隠し扉」は声を上げて笑ってしまいました。
禁忌の子Amazon書評・レビュー:禁忌の子より
4488025692



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