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禁忌の子
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禁忌の子の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 1~20 1/7ページ
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| 冒頭は強烈。緊急医療担当医の元に運ばれてきた(ほぼ)死体が、自分とうり二つだった! ストーリーそのものは、最後に明かされる真実と仕掛けがよくできていた。ただし、基本ジャンルとして「密室トリック」なのである。私のように密室トリックに全く興味のない者にとっては、その部分がつまらなかった。 それと、頭脳明晰で容姿端麗な探偵もどきの医者というキャラクターには、ああ、またこういうタイプか…とうんざりしてしまった。女性はこういうキャラを活躍させたいんだろうなあ。 | ||||
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| 読み出すと止まらないくらい引き込まれました。 | ||||
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| 長編ですが、一気に読まずにはいられませんでした。医師資格をお持ちの方ならではの知識ですね。 次作も期待! | ||||
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| キャラクターがはっきりしていてわかりやすいです。 ストーリーがシンプルでスムーズに進行するため読みやすいです。 次回作期待しています。 | ||||
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| ネタバレなし 最後までハラハラでしたが現代っぽくてこういう展開好きです。 | ||||
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| 隠された真相が気になるストーリーはドラマチックで面白く、テンポも良くて物語にぐいぐい引き込まれていく。 しかしながら、以下のように随所に見つかる粗が気になり、総合的な満足度はいまひとつでした。 (他の方のレビューと重複しない内容を列挙します。ネタバレ含みます) 1)城崎が生島クリニックの理事長・京子の密室不審死の真相を解き明かす推理のロジック(院内の人間は時間軸の観点から全員無実であることの証明)が難解で、再読しても理解できなかった。死斑についての説明は合理的だが。 2)主人公の妻・絵里香の理事長室への不審死当日の訪問が、抜かりなく捜査したとされている警察や院内関係者に見過ごされたことが解せない。 3)遺伝的に兄弟である武田航&中川信也と欧米人のような容貌の生島蒼平院長との外見の類似についての言及が全くないことは妙である。顔が似ていると中川が偽名で理事長を数回訪ねた際に院内関係者の記憶に残るから、似ていないことにしたのだとしたらアンフェアであろう。 4)絵里香の自殺を防ぐために看護師の金山が、電車が来ないタイミングで線路に妊婦を突き落としたというのは、いくらなんでも無理がある。インスタグラマーを標的にしてきたというこの金山のエピソードは、「バックルはずし」の記述のわかりにくさも含めて、作品を今風にするためのギミックかもしれないが、すべてない方が良かった。 5)幼少期より武田とは全く異なるとてつもなく悲惨な人生を歩んできた中川の容姿は、武田とはだいぶ印象が変わってくるのではないか?なのに絵里香は部屋に引き入れるし、海水中に溺死体で発見されたならば更に変貌しているのではないか? 6)扉頁に示された生島クリニック平面図の診察室前L字型パーティションは、幅が狭過ぎて椅子を置くことすらできない配置になっている。これは明らかに作図の不手際である。 7)執拗に繰り返されるルッキズム偏重とも思われる記述が好きになれなかった。 色々勝手に書きましたが物語の魅力は素晴らしいものがあります。精度を上げればとんでもない傑作になったでしょう。 | ||||
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| 導入部はややスロー気味ですし、2人の医師のキャラクターもなんとなく有栖川氏の小説を思いおこさせて既視感がありどうかなと感じましたが、後半の展開の部分は医学的知識にもとづいたものでよくできたものだと思います。 ただすれた人だと、途中から最近多いXXではないかと思わせてしまうので、そこはもう少ししかけがあってもいいかもしれません。またラストですが、双子ネタである上にタイトルが直截的ですので、新しいとはいえややインパクトが弱いと感じました。 それと映像化はややハードルが高いかもしれません。 | ||||
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| まずは冒頭、主人公の救急医のもとに、自分と瓜二つの患者が運ばれてきます。強烈な謎の提示で、読者は一気に小説世界に引き込まれます。探偵役は、主人公の幼馴染であり、消化器医の城崎。感情を持たない特異な人物です。本格ミステリとして、まずは大事な推理(論理)の積み上げ。密室での不審死に対する、論理的な推理で容疑者を絞り込む様子が、この作者が本格を書こうとしている姿勢をひしひしと感じることが出来ます。終盤の城崎の推理は、久しぶりに論理に興奮する、ミステリの醍醐味を味わうことが出来ました。そして、ストーリーの積み上げ。主人公のアイデンティティを探る過程で明かされる、両親との関係や城崎とのエピソードなど、人物像を描く手腕にも抜かりがありません。中盤、被害者の身元が明らかになり、生い立ちを語る段になると、急にストーリーが重たくなり、このまま物語バランスが崩れてしまうのか?と不安を抱きますが、これすべて、驚きの結末の伏線になっているのがお見事。+αの要素として、医師でもある作者の作品に込めたメッセージ。これを語るのは、主人公でも城崎でもなく、脇役の一医師です。こうすることにより、メッセージが押し付けがましくなく、意見の一つとして読者に届きます。こうしたバランス感覚も見事の一言。もう一つ付け加えるなら、探偵役の城崎を、意識的にホームズを思わせる人物にしていること。ホームズは決して冷たい人間ではありませんが、基本的には魅力的な謎に興味があるのであって、人には冷淡なところがあります。これが読者に刷り込まれているので、城崎が真相を明かしたあとの態度にさもありなんと納得し、その先の展開に、より感動する仕掛けになっています。これが処女作で、未就学児を抱えた現役医師というのですから、いやあ、恐れ入りました。完全に脱帽です。ただ、たまたま主人公の勤務する病院に、たまたま主人公が勤めているときに、被害者が運び込まれる展開が偶然すぎないか?と気になりました。よって、星4つにしています。今後の活躍が楽しみです。 | ||||
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| タイトルとあらすじから概ねそういう話だろうというのはわかってしまうが、サクサクと読めて面白かった。 優しく、人間味のある語り手で良かった。 が、キャラ萌えではないので続編は読まないかな。 この本のストーリーや設定などが面白かった。 | ||||
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| 最近ミステリー本が好きなことに気が付いて思い切って買ってみた一冊です。 元々この本よりページ数の少ない本を読むのに3ヶ月かかる私が2日で読破できるほど内容が面白かったです。 文章も綺麗で分かりやすく、物語の情景がそのままイメージできるほどでした。 最初は本当にシーン必要か?と思ったことが後々凄く重要で、無駄のない話の構成に驚きました。 ここからは少しネタバレになってしまうかも知れませんが、主人公が過去の話を聞く部分でなかなか胸糞な過去を知った時に、主人公は話し手に真実を伝えてしまえば良かったのにとさえ思いました。 物語自体は凄く面白かったので他の作品もあればぜひ読んでみたいです。 | ||||
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| ドキドキしながら読み進めました。本当に面白い本でした。何度も読み直したいので買ってよかったです。 | ||||
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| 驚きも意外性もなくて期待外れでした。 似たような題材なら一次元の挿し木の方が好きです。 | ||||
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| なるほど…そういう結末か…という衝撃でした。 | ||||
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| どんでん返しを意識しすぎている気がする。犯人が気になって最後まで読んだがストーリーが気持ち悪過ぎて読まなければよかった。 | ||||
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| はいはい、鮎川賞ね。どんなもんでしょうかね。と、高をくくってパラパラと読 み始めたところ、気付いたときには没頭していました。トリックや謎解き、犯人 当てについては微妙なのですが、本書はとにかくストーリーテリングが良いです。 淀みなく展開する物語、余計な寄り道のないプロット。正に息もつかせない勢い です。人によってはこのスムーズさが物足りなさに繋がるかもしれませんが、私 はのめり込んでしまいました。ただ、納得感のないラストが全てをぶち壊します。 こういう方向性で結末を描く作品は他にもありますし、モノによっては全然アリ なのですが、今回は「うーん…」のパターンでした。終わり良ければ、という言 葉があるように、締めでコケると全体の印象までもが一気に変わってしまいます。 本格ミステリっぽさを演出するためだけにとってつけたような密室や、紋切り型 すぎる探偵役など気になる部分も多々あります。まあインパクトのある導入部か らしてパワープレイで書かれた作品だと思うので、好みは分かれそうな一冊です。 | ||||
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| 考えた。よかった。 | ||||
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| 本屋大賞の文字に騙されます。特に後半の密室殺人の謎解きあたりから疲れます。 | ||||
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| とても、面白くて 一気読みしました。本は新書購入したみたいに、きれいてした | ||||
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| 医療の知識がある作者としてどうしても入れたいんだろうなという医学的な説明分の散見と 好みではない文の回し方で中盤まで何回読むのやめようかと思った でも星五つレビューの多さと賞を取るくらいなんだから…と騙し騙し必死で進めて、後半でやっとそういうことねと思えた これはすごいな!とは思えなかったし読後感も これでいいの?という感想 | ||||
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| 自分と瓜二つの男が病院に運ばれてきてというだけでインパクトが大きい。加えて、自分が医師として蘇生処置をする描写も生々しく、作品にリアリティを添える。さらに生殖医療の問題を突きつけながらエンタメ作品に仕上がっている。最初から最後まで緊張感を持ちながら読めた。読めば読むほど「禁忌の子」というタイトルが意味するところが、終盤に重くなってくる。事件はすっきりと解決したが、生まれてきた子の将来はまた別の意味でややこしいことになりそうで、作品から生殖医療による影響がどこまで出るのか、問題提示できていると思う。 | ||||
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