そして誰もいなくなるのか



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初公開日(参考)2024年09月
分類

長編小説

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そして誰もいなくなるのか

2024年09月19日 そして誰もいなくなるのか

学生時代に一度だけ公募型アンソロジーに採用され、ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。家庭教師先のタンス預金5000万円を、知人同士4人でこっそり盗み出したのだ。ほとぼりも冷めた10年後、盗んだ金を掘り起こす日、崖崩れに巻き込まれて命を落とした。が、何故か死神から一週間のリセットを申し渡される。死までの猶予期間に小松は小説の完成を急ぐが、知人たちが次々と殺害されていき……。第33回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

そして誰もいなくなるのかの総合評価:6.57/10点レビュー 7件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

そして誰もいなくなるのか感想

新人さんなので最初あまり期待していなかったが、アイデアが斬新でかつテンポも良く結末も意外性があり面白かった。
未読の方はぜひ読んでください。読んで損はないと思います。

コンチャンダ
XMAG8IFU
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

そして誰もいなくなるのかの感想

2023年度の鮎川哲也賞 優秀賞作。
死に戻りによって残された余命の中で事件が展開する、特殊状況下のミステリーです。
おすすめな読者はミステリーを読み"慣れていない"人向け。90年代のミステリーが盛り上がった頃の作品が味わえます。

個人的に悩ましく感じた理由は、設定が多いミステリーであるため、人物や物語の広がりが限定的に感じられた点です。ある程度ミステリーに慣れている読者にとっては、「こういう展開になるのだろう」と結末が予想の範囲内に収まりやすく、結末が見えることで設定作りの意図も逆算的に読めてしまいます。その結果、驚かされるはずが「やっぱりな」という感覚に落ち着いてしまうのではないでしょうか。また展開が強引に感じられる部分もやや気になる点でした。

本作を読んで感じたのは、90年代ごろの尖ったアイディアが詰まったミステリーを読んでいるような印象でした。見慣れてますが好きなので読んでいて楽しいです。そのため細かいことは気にせず、物語がどのような結末を迎えるのかという気持ちでの読書。ただ、結末の描き方も90年代当時に見られたネタに近く、なんというか本書はその当時に盛り上がった設定が集まってできた作品であると感じました。おそらく著者もこの時代のミステリーを愛する方なのでしょう。作者名"小松立人"は岡嶋二人(おかしなふたり)みたいな感じで、小松立人(困った人)と命名していますし、先人のアイディアを多く感じる内容でした。ポジティブに考えると好きなもので作られた作品です。

気軽に楽しめるミステリーとして、わかりやすい構造は好みでした。ただ真相の明かされ方やネガティブな思考の描写は、読んでいてあまり気持ちの良いものではなく、読後感が悪くなってしまいました。そのため人に薦めづらい点が残念でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(2pt)

う〜ん

作者の美的センスを疑う。とても共感できない。
そして誰もいなくなるのかAmazon書評・レビュー:そして誰もいなくなるのかより
4488029116
No.4:
(2pt)

途中までは苦もなく読めたが

ラストの犯人の心理描写はまずまずだが、主人公のそれは浅い。最後は深掘りせずに逃げた表現で閉じている。
そして誰もいなくなるのかAmazon書評・レビュー:そして誰もいなくなるのかより
4488029116
No.3:
(2pt)

ごめんなさい

同じ時間を繰り返すリピートものは数多く、その中には面白く読める作品もあるが、この本は私にはダメでした。いろいろと設定がバカバカしすぎる。鮎川哲也賞受賞とのことだが、本格推理系の小説は実際にはありえない異常建築を舞台にしたりすることが多いが、非現実的な設定でないと評価対象にならないのでしょうか?異常建築による密室以上にありえない状況における犯罪で、バカバカしすぎて読み進めるのが苦痛でした。「人間の寿命を管理している者です」のフレーズには、思わず本当に噴出してしまった。これまで読んできたリピートものの本では経験したことのない大爆笑。二十歳そこそこの若者の習作かと思ったら、五十過ぎの方なのですね。なんかもう、いろいろと驚くよ
そして誰もいなくなるのかAmazon書評・レビュー:そして誰もいなくなるのかより
4488029116
No.2:
(5pt)

爽快感

知り合いの書店員から勧められて予約購入。

説明文を読む限りイロモノ設定かなぁと構えていましたが、
読んでみれば違和感もなくテンポよく進む物語に引き込まれました。
個人的には伊坂幸太郎の世界観が大丈夫なら大丈夫だと思います。

後半、死神が登場してからラストまでの伏線を回収しながらの爽快感!
何を書いてもネタバレやヒントになりそうなので具体的には書けませんが、
面白かったです!
そして誰もいなくなるのかAmazon書評・レビュー:そして誰もいなくなるのかより
4488029116
No.1:
(5pt)

確かに推せる!

本書がデビュー作だそうだが、書店員さんの「推せる!」というレビューを見て購入。久々にミステリー、そして長編を読む人にも気軽に読める読み易い文章。軽いだけ?と読み進めると、コレがなかなかの本格推理で特に中盤からはどんどん作者の世界観に引き込まれた。トリックもそうなんだって納得したら、そこからの実は…などんでん返しが散りばめられていて、緊張感を持って最後まで楽しめる。そして、主人公小松や亜紀の心理描写も秀逸。また、ラスト一行のレイアウトが魅せるなあって思った。
そして誰もいなくなるのかAmazon書評・レビュー:そして誰もいなくなるのかより
4488029116



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