さかさ星

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種別
長編
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2,808回
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あらすじ

2024年10月02日 さかさ星

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く特級長編ホラー。(「BOOK」データベースより)

評判

さかさ星の評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

さかさ星の総合評価:

7.45/10点 レビュー 80件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

さかさ星の感想

特級長編ホラーということで期待しながら読み始めましたが・・・?
怖さはほとんど無いですね。ホラー系よりオカルト系の方が強いのではないでしょうか。
でも、当方は、SFファンタジー小説の感覚で読み終わりました。

とにかく呪物・呪物・呪物の嵐です。
古今東西の呪物の博覧会のような様相です。

物語の舞台は、戦国時代から続く名家・福森家の屋敷。この屋敷で起こったという凄惨な事件。
この事件現場に、惨殺された福森家主の甥である亮太と霊能者賀茂禮子が訪れたところから、物語は始まります。
冒頭から、庭木の吉凶の話題、風水、鬼門、魔除け・・・。
屋内に入ってからは数々の呪物のオンパレード。この呪物の紹介が長々と続きます。

そして、驚くべきはその呪物の謂れ因縁・怨念・歴史を、賀茂禮子が一目見ただけで得々と語るのです。
見ただけでというのも少々浅はかだが、霊視が出来るスーパー霊能者として位置付けるならオカルト小説として許容範囲でしょう。
問題なのはその解説が微に入り細に入り淡々と語られること。
こうして呪物の解説が長々と続くわけなので、ちっとも怖くない。
呪物の博物館で、展示物を眺めながら解説をじっくり読んでいるような感覚なんですね。
著者の作品に「黒い家」とか「天使の囀り」という名著があるが、こちらは、何とも言えない得体の知れない怖さがありました。まさに一級です。
本書にはそれが全く無いんです。
その原因の一つとして前述のことが影響しているでしょう。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.79
(3pt)

呪物ファンにはオススメ、かつての貴志祐介ファンには…

貴志祐介初期作品のファンです。
特に天使の囀り、13番目のisora、黒い家。次点でクリムゾンの迷宮あたり。
他に井上夢人氏のメドゥサ、鏡をごらんもお気に入りです。
同じような趣味の方を意識して書きます。(露骨には書きませんがやんわりネタバレします。ご注意を。)

全編を通して、とにかく呪物のうんちくがめちゃくちゃ多いです。
なので、話のテンポが損なわれているように感じます。
キーパーソンは賀茂禮子という霊能力者なのですが、この人が最序盤から博物館のキュレーターばりに呪物の種明かしをしまくる合間に、悲惨な一家惨殺事件の謎解きが進行していく…という感じのストーリーです。

率直に書かせていただければ、この賀茂禮子がまるごと不要、もしくは登場が早すぎます。
事件の態様すら描かれていない段階から、この木が縁起が悪いとか、柱が逆さだとか、逐一指摘をしていくのですが、これにより「得体のしれない怖さ」というものがほぼ存在しません。手品の種明かしをされながら、不思議でしょ?と言われている気分です。
しかも単に縁起が悪いという説明にとどまらず、各呪物の来歴を篤々と語るのですが、劇中的にその根拠は賀茂禮子が霊能力によってそれが視えたから、というだけなのです。
読者としては、そんな事突然言われて信じるか?検証のしようがないことばかりではないか、と感じて感情移入できません。が、そこを信じないと話が展開しないので、仕方なく受け入れて読み進める感じです…。

途中で主人公がとある人物の罠にかけられるのですが、序盤からこの調子なので、どんだけ信じやすいねんコイツ…って思いながら、罠丸見えで読んでました。そして予想通りの展開。

ミステリー的側面についてはあまり言えることはないのですが、ホラーとしては、賀茂禮子が出てこないか、ここぞという時のヒーロー役にすればよかったのにと思います。一家惨殺事件が起きた家を取材で訪れたYouTuber主人公。最初は探偵紛いのつもりでいたが、どう考えても理屈に合わない事象が起きている、それらを深掘りする中で不可解な現象に遭遇し、呪物であることが判明し、頼ったた霊能力者が賀茂禮子で…宛てにしていたが最後には単身立ち向かう、という流れなら自然に読めたと思います。

また終わり方から続編があるという噂?が流れているようで、出るのなら出るのでしょうが、結末の迎え方は特に唐突感はなかったです。蛇足になりそうな後日譚描写を最小限にしただけでは?と感じました。

タイトル通り、貴志祐介氏の初期作品ファンにはあまりお勧めしません。最近流行りの呪物が大好きな向きには楽しめるのではないかと思います。
さかさ星 Amazon書評・レビュー: さかさ星より
4041151295
No.78
(4pt)

呪物多すぎ

やべえ呪物がわんこそばみたいに出て来るので名前と由来を覚えるのが大変です。
が、人の悪意や残酷描写がとにかく素晴らしい。
「新世界より」の神聖サクラ王朝の歴史部分が好きだった自分には非常に楽しく読めました。
文体は読みやすく、遺体から立ち上る怨念をチンアナゴに例えたり恐怖のあまり一人で実況を始めたり、ちょいちょい笑わせにかかって来てるのでエンタメ性も高いと思います。
ただ一つ残念だったのは市松人形が投げっぱなしだったこと…。
え?これで終わり?と拍子抜けでした。
てっきり助けに来てくれるのかと…。
さかさ星 Amazon書評・レビュー: さかさ星より
4041151295
No.77
(5pt)

映像化してほしい

映像化してほしいくらい面白い話でした。
呪物の背景がストーリーにとても重要で、それが一つずつ繋がって行くのが面白い。
さかさ星 Amazon書評・レビュー: さかさ星より
4041151295
No.76
(1pt)

ほんとうに貴志祐介作品?

寺生まれのTさんのコピペを読むほうが面白い。
終始、真面目な話なのかコメディなのかわからない内容だった。まったくオススメできない。
さかさ星 Amazon書評・レビュー: さかさ星より
4041151295
No.75
(3pt)

結局なに?

魑魅魍魎、疑心暗鬼、正体がいつまでも分からないところにハラハラはするが、それが最後まで続いて結局何が何だか…でした。呪物の意味合いや重みは理解するが、それ以上のものがない。犯人のインパクトにも欠ける。黒い家のどす黒さ、天使の囀りの取り憑かれ方を知っていると何とも呆気ない終わり方だった。
さかさ星 Amazon書評・レビュー: さかさ星より
4041151295

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