逸木裕(いつきゆう)の作品一覧

こうなることを知っていたら、わたしは探偵をやめていただろうか。

チェリストの黛由佳が放火事件に巻き込まれて死んだ。

「Q.人はなぜ謎に惹かれるのか?」 「A.知ることは、生きることとイコールだから」 人間の意識を半永久的に持続可能な人工身体にコピーしたヒューマノイド=〈カティス〉が生まれた近未来。

かつて、宗教団体〈褻〉のトップ・石黒望は、子供たちに命じ信者らを殺害する。

「私たち、本当は何になりたいの?」 音大受験に失敗した名波陽菜は自信を取り戻すため、姉の住む自然豊かな奥瀬見にきていた。

第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターな連作短編集 私立探偵として活動するみどり。

吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ“力”によって、見たい風景を「見る」ことができる。

浪人生のくるみは「病み垢」で死にたいとツイートすることでストレスを発散していた。

人工知能の作曲アプリ「Jing」により作曲家が絶滅した近未来。

どうして私を誘拐したんですか――? 色鮮やかな青春ミステリ。

「人を傷つけてしまうのではないか」という強迫観念に囚われている中学3年生の理子。

2020年、研究者の工藤賢は死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。モデルは美貌のゲームクリエイター、水科晴。