世界の終わりのためのミステリ
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人のいない世界に在るのは、解く必要もない細やかな謎だけ。だというのに、謎解きがこんなにも面白い。 主人公が彷徨の最中に出会う、同じ世界に存在する隣人たち。彼らが見せる微かな違和感。その謎=他者に踏み込む恐ろしさや苦さに冷や汗が伝うと同時に、謎自体の不可思議さに強く引き込まれました。 淡々として閉塞的、けれど穏やかな終末世界が持つどことないノスタルジー。他者との交流と謎解きの交差から生まれる鮮やかな感情の奔流。それらにきゅっと胸を締めつけられ、ほっとするような温かさが滲み出す、しっとりとしたミステリでした。 | ||||
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タイトルから破滅世界を舞台にした特殊設定ミステリだと思って読んだら 見事な本格SFで思いがけない感動を得ました。 人間とは?という人間の本質を考えさせられるSFが好きな方向きです。 人間が出て来ず、ヒューマノイドしか出て来ないのに 人間とは何か、何故生きるのか、人間存在意義を問う素晴らしいSFです。 大きな謎が残っているので、続篇を是非お願いします。 | ||||
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Youtubeで紹介している人がいて、それで本作を知って読んでました。 正直、殺人事件とかはあまり好きではないので、ほとんどのミステリーが楽しめないタイプの読者です。 この作品はSF的な設定が下敷きにあって殺人がないので、SFとミステリーを同時にのどごし爽やかに摂取できました。 SFとミステリーは本当に相性が良い! | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 作中でも触れられますが,人類が滅びた世界や,後に目覚めたヒューマノイドなど, 世界設定は珍しくなく,終末世界やSF的な雰囲気も,重苦しくなく,間口は広い印象. また,「滅びた世界に日常の謎が?」と,はじめは疑問を抱いてもいたのですが, たとえそれが人工的なものであろうと,存在し,出会い,考え,進もうとする限り, 謎も,ヒントも,答えも無数にあり,そうして人間は生きてきたというやり取りには, 思わず「なるほど」と,生きることと謎との繋がりを,改めて思い知ることになります. このほか,序盤での何気ない,それでいて意味深に映ったやり取りを回収しながら, 主人公的な立場の人物の物語にも一つの区切りを付け,さらには続刊への含みも…と, 終わり方も悪くはなく,願わくば世界の真相と,旅の続きをもう少し読んでみたいです. | ||||
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