その謎を解いてはいけない
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全五話の連作短編集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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厚みはありますがどんどん読めます。面白かったです。 | ||||
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ミステリ作家の紹介文を読んでも購入すると後悔します。 プロ作家とは思えない独りよがりで稚拙な文章に耐えることが出来れば買い。 | ||||
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Amazonで購入してない方のレビューばかり高評価で、正直疑問であった。恐らく他にもサクラではと考えている方がいると思う。 私自身、立ち読み後に購入している。 ただ、Amazonでの低評価と実店舗での高評価が事実だとして、頷ける点もあるので参考になればと思う。 他のレビュワーも何人か指摘しているが、とにかく売りにしている「黒歴史を暴く」と言う部分の出来が悪い。 セリフだけで痛さを表現して、地の文で考えている事が違っていれば、それは「キャラクターが中2病を患っているだけですよ」と解釈も出来るのだが、特に1話はどうしても作者の素が漏れている様にしか思えず、喋り方もいわゆる40代のネットオタクだ。 この部分がかなり読み進めにくく、助手の若い女性に喋らせてるのが不快一歩手前と言った感じ。 個人的には後半こそ、作者の良さだと感じたが、本作では入口のキャッチーさを出すのに失敗している様に思う。 助手が自分のアイデンティティについて悩む場面があったが、この様な独白や葛藤がもっとあれば、「登場人物ではなく作者が痛い」と言う印象にはならなかったかもしれない。 他のレビューを見て気付いたが、作者本人のTwitterを拝見すればノリが大体分かる為、Amazonで購入を考えている方は調べてみてもいいかもしれない。 では本作品が全くの駄作かと言うとそんな事はなく、後半になるにつれ文学的な問いが増え面白くなってくる。そして4話の前後編の完成度もミステリとして楽しく読めた。(2話目のテーマが自己言及的で、2話目でこの本の読み方が変わるかどうかで全体の評価が定まりそうでもある。) 読了後に残る、自分の思考が回転させられる感覚は他では得難いものだった。 5話中4話は満足できたので星4とするが、星3にするかかなり悩んだ。 どうしても出版社に余計な1話を読まされたと言う感覚が残る。 | ||||
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初めて読む作家さんです。 設定もかなり独特で、文体もボケとツッコミ調で続くので、年寄りにはちょっと没入できませんでした。 何度も読み返したり戻ったりして、本筋を掴もうとしましたが、結果として途中で読むのをやめちゃいました。 作家さんはきっと相当頭の切れる方なのでしょう。展開があっち行ったりこっち行ったりして私のような凡人には無理でした。 | ||||
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【感想】 短編3つと前後編の中編1つの構成。(1つ目→○ 2つ目3つ目→△ 四つ目→◎) カラコン黒マント厨二病の28歳男性、暗黒院真実(本名、田中友治)と天然オッドアイ毒舌女子高生小鳥遊唯が事件と関連人物の黒歴史を暴いていく。 1つ目の話は、冒頭で蛇にまつわる村の伝承や、いわくありげな一家の住む館など、さながら三津田信三の刀城言耶シリーズのような出だしだが、暗黒院が事件と関係ない一家の秘密を次々に解き明かしていく。これが面白い。本作の方向性を示す一作でミステリとしては弱いが、掴みとしては充分だ。 2つ目と3つ目の話は私としてはイマイチだ。ゲスト登場人物のモノローグがやや専門的で、ここが中弛みを生んでしまっていて、1つ目ほどのテンポの良さが感じられない。キャラ立ちも他の話に比べて弱く感じた。短編であれば1つ目のような話が望ましい。 4つ目の話は本作のメインであり、力作。前3つは本格ミステリとしては弱いと感じたが、これは文句なく本格モノとして仕上がっている。終盤の読者への挑戦状も様式美としてポイントが高い。 【評価】 オススメ度4(2つ目と3つ目の分星−1) 読みやすさ4 意外性 4(4つ目に関して) 主役二人のキャラ5 わかる人にだけわかるサブカルネタや暗黒院の厨二病キャラなどは好き嫌いが分かれそう。年配の方、硬質なものを求める方、ライト文芸が苦手な方には向かないかもしれない。だが私は声を大にして言う。「このコンビが好きだ」と。 続巻が出たら必ず買います。 | ||||
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