歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理
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個人的に表題作と{目張りされる座敷婆}が双璧かと。 随所で引き合いに出されるディクスン・カーをある程度知っていれば、より楽しめるんじゃないですかね。 カーの名作及びバカミスの数々が、本作品集でオマージュされてますからして。 惜しむらくは可愛らしい瞳星愛ちゃんが、またぞろ鬱陶しい関西女として女性読者から総スカンくらいそうで哀れだなあ(苦笑 | ||||
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いつもの三津田先生らしい、知識と時代考察に溢れつつもゾッとするお話です。正直最近ちょっとマンネリ化してるかも?と思ってたのですが、本作品は形としては短編を集めたようになっていることもありスルスルと読めました。個人的にはホラーに男女関係描写はあまり必要ないと思っていて三津田先生の作品にもよく出てくることを残念に思っていたのですが、本作品ではどちらかと言うとラブコメのようなあっさりとした触れられ方だったのでそこまで気になりませんでした。本作品が他のシリーズに関連しているのも面白かったので、そちらも読んでみようかと思います。 | ||||
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おそらくはシリーズものの外伝的な作品。「おそらくは」というのはそのシリーズを未読であるからで、かつシリーズの中心人物は登場しないために「外伝的」と判断したのだが、したがってこの推測は誤っている可能性が大いにある。収録作は「歩く亡者」、「近寄る首無女」、「腹を裂く狐鬼と縮む蟇家」、「目貼りされる座敷婆」、「佇む口喰女」の5編。どれも、何らかの怪異が最終的には合理的な解決に至るという流れで、それゆえに怪談として読むと拍子抜けだし、一方で合理的な解決そのものもかなり中途半端なのでどうもすっきりした気分にはなれない。たとえば「近寄る首無女」では、「なぜわざわざそのような姿勢を取る必要があったのか」が不明だし、「腹を裂く狐鬼と縮む蟇家」では「なぜそんな家を建てねばならないのか」が不明である、という具合だ。それは「常にすべての謎を解き明かせるわけではない」との思いからなのだとしても、それを創作物で表現すると、上に述べたように中途半端なものとして受け取られかねない。そういう意味であちこちに遺漏が見られる一冊。 | ||||
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●オカルトな怪異事件を合理的な推論で解明し行く作風。その役割を担っているのが人一倍臆病な人 物で、証人も物的証拠も提示せず、つじつまを合わせようと四苦八苦。おまけに説明不能な状態(案 件)を極力避けようとしている姿が滑稽で微笑ましい。 本当にそれが真実かそれで全てか? ひょっとしたら・・・と疑惑が残ってしまう。このうやむやな 余韻も又計算されつくしたものなんでしょうね! 瞳星愛(とうしょうあい)、天弓馬人(てんきゅうまひと)頭類貴琉(かみなしたける)など凝り に凝った固有名詞や、ルビを振らないと読めない漢字が頻出し若干しんどかった。 | ||||
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死相学探偵ファンには嬉しい一冊です。 ホラーも相変わらず怖くざわざわします 一番怖く感じたのは座敷婆の話でした。ラストの手紙が… 死相学探偵シリーズは既に完結してしまったので、こうして過去話でも公開して貰えるのは嬉しいです。 あと表紙の雑多な研究室の絵も気に入ってます。 | ||||
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