七人の鬼ごっこ
- 鬼ごっこ (3)
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七人の鬼ごっこの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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その電話を受け取った者は、必ず死ぬ・・・。不可解な同級生連続殺人事件の裏には26年前、彼らが幼い頃に封印した「だれまさんがころした」の遊びがあった!相変わらず2転3転する事件の真相でしたが、今回はどちらかいうと論理で解けるミステリ色が強くあまり著者特有のホラー色がなかったのが残念だったかな。 | ||||
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三津田先生らしく相変わらずラストがグダグダしてすっきりしないが、秀作であることは間違いない。とりあえず言えることは、『毎回、本作のように、ホラー要素を限りなく除外して、ミステリのみに徹すれば、傑作、秀作を連発できるのに』、ということ。余計なホラー要素を加えるから、作品の純度が落ちてしまう。カー先生、横溝先生のように、ホラー要素は雰囲気作りのみに留めてもらいたい。優れたミステリは誰にでも書けるものではないが、同じように、秀でたホラーミステリも誰にでも書けるものではない。作家によって向き不向きがあるのだ。自身の嗜好と才能は分けて捉えてもらいたい。とは言っても、たぶん、もう手遅れだけど。 | ||||
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三津田先生の作品の中では珍しくミステリを前面に押し出した作品です。 (もちろん怪異もあります!) 怪異を中心にしていないせいもあってか、普通に連続殺人の謎を追う。というあっさりめな内容です。 肝心なミステリ部分も私ですら終盤前に犯人の目星がついてしまったくらい。 ホラー×ミステリの入門としてはおすすめかもですが、 三津田先生のあのおどろおどろしい怪異描写を期待していた人にはちょっと・・・ いや、かなり物足りないかも。 ライトに読める分、心象に残るようなものがなくて残念。 | ||||
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生命の電話なるボランティア活動は少々聞きかじっていたんですが、フィクションにここまで取り込んだ作品は初めてお目にかかりました。 情景やドラマの描写も氏の作品としては特筆に値すると思います。 ただ本格ミステリでもなく、ほぼ怪談ですらない本作品。オチを落せず最終的にメタミスに逃避した挙句に物語り自体をうやむやにした行為は、糾弾されて然るべきかと。 そう言った意味では{幽女の如き怨むもの}とも似ておりますが、あちらはやはり失敗作ながら真摯に物語に取り組んだ結果高い評価を受けたのだから問題なし。 些か酷な評価かもですが、20年来のファンなんでお許し下さいな、三津田信三先生 | ||||
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推理小説はよく読むしミステリーも好きですが、これはちょっと… 確かに読んでいるうちに寒くなりぞくぞくした気持ちになりましたが、終わってしまえば、ちょっと動機や進行に納得が行かず… 電話の内容は事実を含めきちんと出してくれないと読者は推理できません。最初の段階で出しても問題ないと思うんですよね。 また、犯行がどちらかといえば逆恨み?なのも…また、もし自分の子が行方不明になればそれこそ必死になって探すので、この事実を少しでもつかめたのではないかと。 また、原因となる犯人のやったことの動機がいまいちなのもちょっと…そのまがまがしさというかゾクゾクとした気持ちが置き去りになってちょっと興醒めしました。 歳を取ると、忘れかけていた子供時代が懐かしく思い出されることがありますが、それが殺人につながるというのはちょっと悲しいなと思いました。 | ||||
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ホラーミステリー。好きなジャンル。幻想的なホラーと合理的なミステリーがどう融合していくのか、じっくり味わえる作品。ただ冗長的なのが少し気にかかる。ラストてわ一気に謎が解けていくのもどこか唐突な印象。全体にうまくまとまってはいたけれど物足りなさは何だろう。 | ||||
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