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七人の鬼ごっこ
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七人の鬼ごっこの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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三津田先生らしく相変わらずラストがグダグダしてすっきりしないが、秀作であることは間違いない。とりあえず言えることは、『毎回、本作のように、ホラー要素を限りなく除外して、ミステリのみに徹すれば、傑作、秀作を連発できるのに』、ということ。余計なホラー要素を加えるから、作品の純度が落ちてしまう。カー先生、横溝先生のように、ホラー要素は雰囲気作りのみに留めてもらいたい。優れたミステリは誰にでも書けるものではないが、同じように、秀でたホラーミステリも誰にでも書けるものではない。作家によって向き不向きがあるのだ。自身の嗜好と才能は分けて捉えてもらいたい。とは言っても、たぶん、もう手遅れだけど。 | ||||
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三津田先生の作品の中では珍しくミステリを前面に押し出した作品です。 (もちろん怪異もあります!) 怪異を中心にしていないせいもあってか、普通に連続殺人の謎を追う。というあっさりめな内容です。 肝心なミステリ部分も私ですら終盤前に犯人の目星がついてしまったくらい。 ホラー×ミステリの入門としてはおすすめかもですが、 三津田先生のあのおどろおどろしい怪異描写を期待していた人にはちょっと・・・ いや、かなり物足りないかも。 ライトに読める分、心象に残るようなものがなくて残念。 | ||||
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生命の電話なるボランティア活動は少々聞きかじっていたんですが、フィクションにここまで取り込んだ作品は初めてお目にかかりました。 情景やドラマの描写も氏の作品としては特筆に値すると思います。 ただ本格ミステリでもなく、ほぼ怪談ですらない本作品。オチを落せず最終的にメタミスに逃避した挙句に物語り自体をうやむやにした行為は、糾弾されて然るべきかと。 そう言った意味では{幽女の如き怨むもの}とも似ておりますが、あちらはやはり失敗作ながら真摯に物語に取り組んだ結果高い評価を受けたのだから問題なし。 些か酷な評価かもですが、20年来のファンなんでお許し下さいな、三津田信三先生 | ||||
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推理小説はよく読むしミステリーも好きですが、これはちょっと… 確かに読んでいるうちに寒くなりぞくぞくした気持ちになりましたが、終わってしまえば、ちょっと動機や進行に納得が行かず… 電話の内容は事実を含めきちんと出してくれないと読者は推理できません。最初の段階で出しても問題ないと思うんですよね。 また、犯行がどちらかといえば逆恨み?なのも…また、もし自分の子が行方不明になればそれこそ必死になって探すので、この事実を少しでもつかめたのではないかと。 また、原因となる犯人のやったことの動機がいまいちなのもちょっと…そのまがまがしさというかゾクゾクとした気持ちが置き去りになってちょっと興醒めしました。 歳を取ると、忘れかけていた子供時代が懐かしく思い出されることがありますが、それが殺人につながるというのはちょっと悲しいなと思いました。 | ||||
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ホラーミステリー。好きなジャンル。幻想的なホラーと合理的なミステリーがどう融合していくのか、じっくり味わえる作品。ただ冗長的なのが少し気にかかる。ラストてわ一気に謎が解けていくのもどこか唐突な印象。全体にうまくまとまってはいたけれど物足りなさは何だろう。 | ||||
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怖くはなかった、ホラーじゃないな ただ40近くのおっさんの親友が小学校のとき遊んだ連中しかいなくて 高校、大学時代は何やってたんだ? 普通30年前の事なんか覚えてないし、そのあたりは共感できなかった せめて20年くらい前にして あと、最後の終わらせ方が強引で、もったいないと思った でも三津田作品の雰囲気が好きなので他の作品も読みたいです | ||||
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氏の作品としては、かなりあっさり目の内容だと思いました。 ホラー色も薄く、ある意味かなりミステリよりの作品だと思います。 刀城言耶シリーズのようなゾクゾクするような感じを期待すると、期待外れかも知れません。 コンパクトにまとまった作品です。 | ||||
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ひとまず読んだが、なんだか時間の無駄をした気分、途中は、結構、引き込まれるのだが、結末と動機がいまいちピンとこない。三津田作品の中では、中の下っといったところか、三津田ファンで時間のない人は、スルー。 | ||||
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出来るなら、短編集「赫眼」のほうを読んで欲しい。 そのほうが、三津田テイストを満喫できるように思います。 表紙に期待して、買っちゃう心理は分かりますが・・。 | ||||
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名古屋市「栄区」なんてありませんので、急にこの作品の「作りもの感」が増えてしまい、没入できませんでした。 住所くらい調べてほしいです。栄は「中区」です。 | ||||
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自殺予防の電話カウンセリングに掛かってきた一本の電話から話は始まります タイトルに「鬼ごっこ」とあるのに、「だるまさんがころんだ」がキーワードのようだし、 自殺(それとも事故?殺人?)事件が起きたと思っていたら、連続殺人事件が引き続き起こります 探偵役(主人公)はカウンセリングに電話を掛けた人物の幼馴染であるホラーミステリ作家 怪奇な雰囲気が常に付き纏います いつになったら主人公が怪異に巻き込まれるのかなと思っていたら、 (本格)ミステリな方向にも進みはじめて、ドキドキしっぱなしでした 例のごとく著者の他の作品と微妙にリンクしています 単行本書き下ろし作品ですが、必要以上に重くなりすぎておらず、 読みやすかったです | ||||
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三津田氏のホラー・ミステリは大好きなのですが、この作品に関しては少し辛い評価となります。 私はミステリを読む際に、自分で推理や犯人捜しは滅多にしません。ストーリーに集中して、気持ちよく驚かされたいからです。 ですが、今回はすぐに犯人が解ってしまった。「ヨ○コ」の正体は? 動機は? すべて予想してしまった通りでした。 ラストの推理披露でも二転三転する場面が作られているのですが、皮肉なことに安定感があだとなって、もう○個ぐらいどんでん返しの推理があって、最後はあの人物に行き当たるんだろうな、と思ったら、やっぱりその通り……。私でさえそうなんですから、読書経験を積んだミステリ・ファンなら、もっと早い段階で絵図のすべてが解ってしまうでしょう。 そのくせ後味は悪く(『首無の如き祟るもの』のような、ゾクゾクさせられる不気味なラストとはまったく別の意味で)、「面白かった!」と言い難い。 序盤は京極夏彦氏の「陰摩羅鬼の瑕」に近く、ラストは「邪魅の雫」に近い、と言えばいいでしょうか。もちろん、本作の質はあそこまで酷くはなく、読み応えのある場面も多いのですが。 ただ、この作品の事件は、死相学探偵・弦矢俊一郎が活躍するのと同じ世界で起こる事件なので、ひょっとすると、この作品で示されたおぞましく邪悪な人物と、弦矢俊一郎が激突する展開もあり得るかもしれません。そこら辺に期待大、です。 | ||||
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光文社からの初ハードカバー。「ホラー」なのに安定感が漂っていていいのか疑問ではありますが、ホラー系ミステリなので別に構わないでしょう。ホラーは理不尽さやつじつまの合わなさがその怖さの元凶であったと思いますが、そのカタチを変えて、本来相容れない理知と明瞭さを併せ持つ本格ミステリと、毎度のことながら見事に融合しています。 ファンからの贅沢をいうのなら、「首無の如き祟るもの」などのような最後に開いた口が塞がらない系の弩球の作品を待望してしまいますが、そういった展開はないものの本作も充分に本格(ホラー)ミステリとしてぐいぐい読ませてくれます。 三津田氏のファンの方にはぜひともお薦めします。初めて手に取って読んでみようかなと考えておられる方も、三津田氏の小説がどのようなものであるかを知ることができると思います。 | ||||
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光文社からの初ハードカバー。「ホラー」なのに安定感が漂っていていいのか疑問ではありますが、ホラー系ミステリなので別に構わないでしょう。ホラーは理不尽さやつじつまの合わなさがその怖さの元凶であったと思いますが、そのカタチを変えて、本来相容れない理知と明瞭さを併せ持つ本格ミステリと、毎度のことながら見事に融合しています。 ファンからの贅沢をいうのなら、「首無の如き祟るもの」などのような最後に開いた口が塞がらない系の弩球の作品を待望してしまいますが、そういった展開はないものの本作も充分に本格(ホラー)ミステリとしてぐいぐい読ませてくれます。 三津田氏のファンの方にはぜひともお薦めします。初めて手に取って読んでみようかなと考えておられる方も、三津田氏の小説がどのようなものであるかを知ることができると思います。 | ||||
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面白かったです。今回はホラー色が薄くミステリー系でした、読んでいると何故か20世紀少年が読み返したくなりました。 | ||||
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面白かったです。今回はホラー色が薄くミステリー系でした、読んでいると何故か20世紀少年が読み返したくなりました。 | ||||
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