シェルター 終末の殺人



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初公開日(参考)2004年05月
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長編小説

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シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)

2015年01月15日 シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)

目覚めた場所は硬くて冷たい床の上だった―。“私”は自称ミステリ作家の富豪、火照陽之助の屋敷を取材する。目当ては庭の迷路に隠されたシェルターだったのだが…。そこで発生する極限状況下の連続密室殺人事件。地の底で待つ謎と恐怖と驚愕の結末とは何か?“作家三部作”に連なるホラー&ミステリ長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

シェルター 終末の殺人の総合評価:6.23/10点レビュー 13件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

いろんな意味で「究極」「極限」のミステリ

核ミサイルが落ちたと思しき世界で核シェルターの中に命からがら逃げ込み、外の世界の情勢不明、何時出ることができるかも判らない状況で起こる連続殺人事件という、まさに究極のクローズドサークル物。

この中では他にすることは無いとばかりに、閉じ込められたメンバー内の2人の探偵役(?)により繰り広げられる密室トリックの検証をはじめとする、推理論議の濃密さが半端ないです。
実際のページ数の印象を遥かに超えた読み応えを感じました。

一度読んだだけでは理解しきれていない部分が多々あると思わされたので、いつか再読したいとはずっと考えているのですが
あまりにこってりした料理のように、良くも悪くもいつまで経ってもお腹一杯気分にされてしまっている作品です。

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マリオネットK
UIU36MHZ
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No.12:
(4pt)

※オチについてのネタバレあり 純粋なミステリ好きでは無い者の意見だが私は好き

物理的なトリックに関しては想像するのが苦手なため流し読みさせて頂いた。この時点で本格ミステリが好きな方には私のレビューは当てにならないだろう。

話の雰囲気は好きである。謎の核爆発、シェルターという完全な密閉空間で次々と殺されていく。なんとか日常生活を送ろうとする者、犯人探しをする者…主人公である三津田信三は逃げる際に犠牲を出した事を悔いつつも真実に迫って行く…異常な状況の中での淡々とした人間描写はいつもの三津田作品の安定感がある。

オチについてだが、全てが三津田の罪悪感が見せた幻想だったと言う真相は驚いた、と同時に賛否が分かれるだろうなと思った。私としてはシェルターの持ち主あたりが仕掛けた壮大なドッキリなのでは…?と考えていたので、この真相にはゾッとした。
三津田は同行者を全て犠牲にしていたのである。しかも彼らを救うチャンスはあったにも関わらず、彼は危険を避けるため無意識にそれを踏みにじってしまった。しかしいつまでも自分に嘘はつけず、最終的に全てを思い出し、危険が去った今、彼はシェルターの扉を開けて現実と向き合わなければならない。彼の将来が明るいものであることを願う。
シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)より
4062779897
No.11:
(1pt)

ホラーとミステリの融合…?

クローズドミステリとしてものすごく魅力的な設定なんですけれどミステリファンとしては、は???となってしまうオチでした
三津田信三氏の作品は初めてでしたが多分もう手に取ることはないでしょう
シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)より
4062779897
No.10:
(2pt)

期待が大きすぎた、というのに尽きるのかな?

核シェルターという閉鎖空間での連続殺人事件。
クローズドサークルどころか、「そして誰もいなくなった」に通じる展開。
しかし、そこは三津田氏なので、アクロバティックな展開がある。

・・・のだけど、刀城シリーズを期待すると外れるかも。
主人公の一人称で描かれ、色々伏線もあるのだけど、退屈な展開が多い。
ダラダラとした内面描写はしつこくて退屈。
意外性は十分あるのだけど、核シェルターという仕掛けの大きさ、それまでの経緯など、話が広がっている割には、謎に向けて話がどんどん収縮してしまって面白みがない。

筆者のホラー映画の蘊蓄が展開されるのも、同じ映画ファンの私から見れば楽しいが、マニアックなファンでなければチンプンカンプンだろうし、密室トリックもこじつけのそしりを免れないのでは?
(もちろん、そこも含めてオチはあるのだけど)

並の作家なら力作となるが、三津田氏の作品としては物足りない。
シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)より
4062779897
No.9:
(4pt)

結末の付け方に賛否が出そうだ

著者の核シェルター内に閉じ込められた6人の人物が内部で謎の連続殺人事件に巻き込まれる長編ミステリー。
こう言われるとミステリーファンは岡島二人の名作「そして扉は閉ざされた」を思い起こしてしまうが、勿論それを踏まえての著者ならでの新たな展開が模索されている。
究極のクローズドサークルものとして途中までは大変面白い。
だが、途中から若干メタ臭さが漂ってくるあたりから、予想が付いてしまうが、この結末の付け方には確実に賛否両論となるだろう。
物語的にはきちんと決着がついているが、ネタとしてはジョン・キューザック主演でジェームズ・マンゴールド監督の2003年公開のアイデンティティと同じである。本作の発表は2004年ということは明らかにそれを下敷きにしているということだろう。
シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)より
4062779897
No.8:
(4pt)

いつもの

この小説の主人公は「三津田信三」です。それがわかっていればこれもありです。
シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シェルター 終末の殺人 (講談社文庫)より
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