生霊の如き重るもの
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「刀城言耶シリーズ」は幼き日のノスタルジーに浸る悦びをもたらしてくれます。人生の終盤に生きる私には記憶の底に眠る出来事の数々を引っ張り出し、時に切なく時に微笑ましく、懐かしい想い出を味わう時間を与えてくれます。 | ||||
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待望の刀城言耶シリーズ、最新短編集!怪奇ホラー的には「屍蝋」、本格ミステリ的にはダントツで「顔無」が良かった!後、キャラ的には阿武隈川烏先輩が相変わらず濃すぎる(笑) | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本格のためなら、悪魔に魂をうってもかまわない とおもわれる作者の意気込み。ここまでやられたら脱帽。「凶鳥…」では、解決編で本が手から滑り落ちた。そこまではいかなくとも短編として十分楽しめる。 | ||||
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こわいのに引き込まれる作品です。現代ではないですが、そんな村や家があるような気がしてきます。 | ||||
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以前、買ったことのある、つまり読んだことのあるミステリーでした。 お金を出して再読した、ということになるわけでありますけれど、「タイヘンな損をしてしまった」という気持ちはなかったです。 全てのストーリー、全ての物語の犯人は知ってしまってましたが、それでも面白く読むことができました。 プロットとかトリックとか言う前に、ワンパターンではあるかもしれないけれど、この作家の表現力の巧みさに読み入ってしまうのだろうな、と思う次第であります。 しかし、このシリーズは似たようなタイトルなので紛らわしくてしようがない。まさか、「二度買い」を増長するために勘案されたものではない、とは思うけれど… | ||||
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著者、三津田信三が生み出した風変わりな怪異譚蒐集家探偵、刀城言耶ルーツの一端を垣間見る短編集。 短編と言っても、五作品共存外ボリュームがありますがそこは刀城言耶がまだ学生時代の怪異事件だけに 「厭魅の如き憑くもの 」からのシリーズ作品の様な唖然とする様なホラー・ミステリー大作とは異なり 名刺代わりのライトな「ホラー・ミステリーっぽい作品」が自分の感想です。 この作品は粗も多いし、かなり強引とも言える結論に達する作品もあるので評価は極端に分かれるかもしれませんね。 人によっては怒ってしまったり、呆れてしまったりする方もいるかも・・・ じゃあ面白くもないのに☆4つか?と問われれば、矛盾を承知で自分は面白かったと答えます。 理由は単純。 自分は刀城言耶が好きなのだと解ってしまったから! この一点で今作は このシリーズのファンである自分にとって大変に意味のある作品となったのです。 古今東西、名探偵の活躍する作品数有れど、結局は好みの国、時代背景や作風、空気感・色彩感と主人公である 探偵、明智小五郎や金田一耕助の有名どころから御手洗潔、神津恭介、京極堂、江神二郎、桑原タタル等 読者がシンパシーを感じる探偵との出会いが全てなのではないでしょうか。 自分にとって刀城言耶はこれから何度でも会いたい探偵さんになっていたのでした。 今作のレビューに戻りますれば、刀城言耶シリーズの空気感は感じる事が出来ると思います。 そして個人的に鬱陶しくて堪らない阿武隈川烏も登場しイラつかせてくれます。 思うに今作は第一子が生まれた友人からニコニコ顔で子供の写真と子供ネタを語られまくる状況に似た 感覚を覚えました(笑) つまり著者、三津田信三が可愛くて堪らない刀城言耶の過去のエピソードを怪異譚を交え楽しそうに 語るのを聞きたいか、聞きたくないか。 聞きたい人は楽しめ、興味無い人は詰まらないと云う作品なのかなと。 | ||||
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トリックや謎解きもいいが、何よりも独特な妖しい雰囲気に浸りたくて読んだのだが 阿武隈川烏、この不快なだけの書き方しかされていないサブキャラが作品の雰囲気を台無しにしている。 烏のようなキャラは普通どこか憎めない部分や長所も描かれるようなものだろうが、彼にはそれがない。 徹底的に憎まれ役扱い、物語の中で彼は毛嫌いされ誰にも好かれることはない。 彼の出てくる場面だけ読んでいて嫌な気分になる。なぜそんなキャラを出し続けるのだろう? 烏にはモデルになった人物が居て、その人を作者が憎んでいるとしか思えない。 | ||||
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