(短編集)
赫眼
- 怪異 (278)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
赫眼の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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いやぁ怖かった。まさに珠玉のホラー集。下手な映像を見るより、よっぽど怖くて、文章の力、凄さを感じる一冊です。8つの短編ですが、どれをとってもゾクッとする怖さがあり、久々にアタリのホラーです。ホラー好きには是非オススメしたい一冊です。 | ||||
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初の短編集!個人的には電話の会話のみで恐怖を描いた「よなかのでんわ」、本格推理とホラーが見事に融合させた「灰蛾男の恐怖」、鏡に憑かれた男を描いた「合わせ鏡の地獄」が良かった。 | ||||
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小学生が読む怖い話、そんな本に書いてあるような内容しかない。 なんか怖い事が起こる、あれはなんだったのだろうか、どうでしたか、ところで、この話を聞いたあなた、気をつけてくださいね。 こんな感じのお話。陳腐すぎ、これで怖がるのはせいぜい子供、小学生くらいだろうよ。 大人がこれ読んだ怖がる、そっちのほうが怖いわ。 | ||||
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怖くて面白かったけど何か他にも…中々なるほどとスッキリさせて くれない、下地にしてるだけか、いくつか出てくる特徴は…吸血鬼? 食糧(血)が無くて干からびて仮死状態、日の光を避ける、 招かれないと家の中に入れない、招き寄せる。 コウモリがいた…様な気がする。デヴィット・リンチだって 『マルホランド・ドライヴ』に10個もヒントくれてたが、 1つは謎のまま (当然分からない怖さもあるが) 何となく気にしながら読んでいたら洋ホラーになってしまった。 片眼赤いとグール?「赫」…遊びかなぁ、他の怪異が登場してくるやつ? | ||||
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三津田信三氏は「異形コレクション」シリーズでぱらぱらと短編を読んでいて、その後「のぞきめ」を気に入ったので他も読んでみたいと思いました。 ところがこちらを買ってみたら8編中6編がすでに「異形コレクション」に掲載済みのもので未読はたった2作のみでがっくり。「異形コレクション」ファンは要注意です。 それでも内容を忘れていたものもあり、初読の2編はどちらも凄みのある怪談でよかったので、まあ結果オーライです。 ホラーについては実話とうたっていても絶対創作が入っているだろうというものが多いですが、個人的にはおもしろければそのあたりはこだわりません。完全に実話だとオチがあまりにも無さすぎでつまらないものも多いですし。 こちらはたぶん著者が編集者をしていた時の経験に創作を加えたものでしょう。どれも凡庸ではないすぐれた怪奇譚だと思います。ふと平井呈一氏のタッチを思い出しました。ホラーというよりは怪奇小説という方がふさわしい正統派です。 特に、「赫眼」少女の住む小屋が建つ川原の荒涼とした風景や「灰蛾男の恐怖」に出てくる温泉旅館の裏山、まるで結界を超えて異界に入ってしまったようなその不気味さ、「後ろ小路の町屋」の京町屋、「死を以て貴しと為す」の廃屋となった真夜中の寺など、舞台設定とその風景描写がすばらしいです。 また、「怪奇写真作家」に出てくるサイモン・マースデンという英国人の写真集「幽霊城」は私がずっとほしいと思っている本で、トレヴィルも実在していた出版社です。実名をあげて書いているので、創作とわかっていながら著者が実際これに近い恐怖に出会ったのではないかという奇妙な現実感があり鳥肌が立ちました。 最近では郷内心瞳氏と並ぶめっけものでした。他の作品も読んでいきたいと思います。 | ||||
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京極夏彦の小説が好きで楽しんでいたけど、ほとんど全部買って読んじゃって、次は誰のを読めば良いんだろうと迷い続けて2.3年。サスペンス・ミステリー・ホラー辺りで探して、道尾秀介・内藤了・中山七里、等々と何作か買って読んだけどなかなか楽しめなくて、半ば諦めかけていたところで、この本が。 ミステリー要素よりはホラー小説なんだけど、情景描写も心理描写も文章が綺麗なんで、ページターナーというよりはじっくり読む感じ。構成もバラエティーに富んで飽きない。京極さんよりあっさりした仕立てと文体は、2回目も読んで楽しめそう。 探しに探して、やっと自分にとっての作家さんが見つかりました。 | ||||
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「赫眼」と「忌録」が私のホラーベストです。ちょっと怖すぎて読み返せずお蔵入りしてます。 | ||||
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