幽女の如き怨むもの
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.40pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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情緒的なラスト…犯人探しではなくあくまで登場人物の生き様を尊重する結末…はシリーズの真骨頂ですかね。但し、刀城言耶はほ謎解きだけの登場ですが。 | ||||
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刀城言耶シリーズ第6弾の舞台は遊廓。戦前、戦中、戦後と3つの時代にわたり、3つずつ起こった合わせて9つの身投げの真相を追います。第1部の主人公は花魁。正直読んでいて辛くて可愛そうです。第2部は遊廓の女将が、第3部は作家が、それぞれ主人公。そして第4部で刀城言耶がようやく登場。身投げは呪いなのか、殺人なのか。たった一つの真実を起点に鮮やかに解決!実はシリーズで一番見事かも、と思うくらい、良かったです。 | ||||
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とある遊郭で、戦前・戦中・戦後の三つの時代にそれぞれ三度、延べ九度にも渡り発生した連続身投げ事件。 | ||||
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3年ぶりの刀城シリーズ長編第6作の舞台は「遊郭」!戦前、戦中、戦後と3度身投げする花魁たち。彼女たちを身投げさせたのは郭に昔から伝わる「幽女」の仕業なのか?第一部は初代緋桜の壮絶な花魁としての日々がリアルに描かれる一つの小説として愉しめ、第二部、第三部では次第にミステリ小説として変貌していき、最後の第四部でこれまで隠されていた思わずあっとする一つの真実が明かされこの壮大な花魁物語の悲しくも切ない真相が一気に明らかにされます!小説として怪談として本格ミステリとして一級品!鳥肌立ちました! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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刀城言耶シリーズで短編物を除くと唯一読んでいなかった。 本の紹介を読んでもあまり惹かれなかったという好みだけの理由だったけど、同じ作者の別シリーズ「白魔の搭」の解説のなかで、「幽女の如き怨むもの」がシリーズ中で最も巧緻と書かれていたのが気になり手に取った。 読み終わった感想としては、物語としては面白く最後まで飽きさせないところが流石だと思うけど、刀城言耶ファンとしては、彼が現場に登場して事件に巻き込まれながら謎解きをするのではなく、過去の事件の解釈を行うだけというのが寂しかった。 そのためか、彼の推理も冴え渡った感じがなく、一部はおざなりな気もして、元気がない。 肝心の幽女が、タイトルにまでなっているわりに、わき役どころかエキストラ、いや舞台装置程度の存在でしかなく肩透かしだったのが残念で、推理も冴えず元気がなかったのかなと思った。 でも、物語として面白かったのは確かだし、村田修氏のカバーイラストが素晴らしいので星は4つです。 | ||||
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一章は新造の花魁の一人称で書かれていて廓の世界観とあわせてとても引き込まれた。二章は女将の立場で、三章は小説家の立場でだんだん徐々につまらなくなって、あれあれ息切れしてきたなーと思ったが、四章の解決編を読んでなるほどーと感心した。 自分は、推理小説で謎を解くよりも、作者に騙される方が好きなので、そういう人はとても楽しめると思います。 幽女の気配も怖くて怪奇ものとしても楽しめた。 | ||||
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最初はレビューを読んで不安でしたが、トントンと読むことが出来たし、その後でこことここが伏線だったのか!など面白い箇所も多くて2度目に読んでもまた楽しめました。 歴史小説のような感覚でも読めるので、設定も楽しみたいなら読んで見る価値はあり! | ||||
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一人の遊女の波乱万丈の人生を描いたフィクションとしてならバツグンに面白いんだが、惜しむらくはミステリとしても怪談としても破綻してるんですよ本作・・・。 そら「幽霊(死人)よりも怖いのは生きてる人間である」なる現実論を、物語的に体現しちゃってる作品だからして、より遊女たちの苦労が読者の心に染みいるなる本末転倒ぶり(苦笑 次作の、久方ぶりにミステリとしても怪談としても傑作と相成った{碆霊の如き祀るもの}が刊行されるまでだいぶ間があったのも、本作品の反省ゆえにではないかと勘繰ってます、ハイ。 個人的には、シリーズ中で佳作未満の労作と結論させていただきます(礼 | ||||
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遊郭という変わった舞台で戦前・戦中・戦後と三つの時代に渡って起こる身投げの謎。 人為的な殺人事件か、はたまた幽女がおこす怪異によるものか。。。 単純に読み物としても秀逸です。 表紙の印象は取っつきにくいですが、読んでみると面白くてスラスラと読める。夢中であっという間に読み終わってしまいました。 | ||||
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