凶鳥の如き忌むもの



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初公開日(参考)2006年09月
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長編小説

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凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)

2012年10月16日 凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)

瀬戸内海の兜離の浦沖に浮かぶ鳥坏島。鵺敷神社の祭壇“大鳥様の間”で巫女、朱音は神事“鳥人の儀”を執り行う。怪異譚蒐集の為、この地を訪ねた刀城言耶の目前で、謎の人間消失は起きた。大鳥様の奇跡か?鳥女と呼ばれる化け物の仕業か?『厭魅の如き憑くもの』に続く“刀城言耶”シリーズ第二長編待望の刊行。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.40pt

凶鳥の如き忌むものの総合評価:7.07/10点レビュー 41件。Bランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

凶鳥の如き忌むものの感想

どなたかの感想でこの作品は少しバカミスっぽいのでは?というのがありましたが、同調するところもありました。
しかし、考えてみれば…このシリーズの世界感では受け入れられないことはありません。
内容は前作に比べて解りやすく、刀城言耶の怪奇譚を楽しませていただきました。

はつえ
L7BVQMDY
No.4:
(6pt)

凶鳥の如き忌むものの感想


  瀬戸内の孤島に降り立った刀城言耶は十八年ぶりに行われる儀式で監視の役を任される。 凶鳥と巫女、人知の及ばぬ魑魅と超能力は果たして人間のトリックか、それとも本物の怪奇か・・・。 探偵が最後に解き明かす人間消失の秘密とは・・。

 刀城言耶シリーズの二作目。 冒頭文のとおり今回はホラー要素は薄れ言耶の探偵譚というのが強調されているようです。 怪異も含めて論理的に推理していく様は面白い、一方孤島で連続消失が起こっているのにあまりにも淡々とし過ぎていないか。 前作のようなおぞましさがもっと欲しかったです。★は6つ。

りーり
9EDFH0HC
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

「鳥」をテーマにしたホラーであり、推理小説

廃村の跡と儀式に使用する拝殿だけが存在する孤島”鳥杯島”
そこは現在は特別な神事の際以外は無人島となっているが、人の代わりに烏のように真っ黒な巨大な鷲「影禿鷲」の住みかとなっていた……
そんな島で十八年前行われた神事”鳥人の儀”によって当時の巫女と島にいた五人の人間が消失するという怪異が起こった。
それは大鳥様と崇められる神が起こした奇跡なのか、はたまた鳥女と恐れられる化け物の所業か。
……そして十八年後の今”鳥人の儀”が再び行われることとなり、主人公の言耶は五人の同行者とともに儀式の立会いのために島へと渡る。
それは奇しくも十八年前島にいた男女の人数と全く同じであった。
そうして行われた儀式の結果、またしても巫女の姿は島から消失し、さらにそれにとどまらず十八年前の怪異を再現するかのように、島を訪れた人間が一人、また一人と消えていく……

オカルトと本格ミステリが融合する『刀城言耶シリーズ』シリーズの第二弾はこのシリーズでは珍しく、孤島という閉ざされた空間で次々人が消えていくという「クローズドサークル作品」です。

またこのシリーズは現在過去の複数の時系列、複数の人物の視点で物語が進むことが多く、それが魅力でもあり話をややこしくしているところでもあるのですが、この作品は珍しく、探偵役の言耶の視点のみで物語が進行していきます。
そのためか他の同シリーズに比べると少し短めの作品にはなっていますが、トリックの壮大さは同シリーズでも随一ではないでしょうか。

本格ミステリ
オカルトテイスト
特殊な舞台設定
クローズドサークル
驚愕のトリック

自分にとっては好みのシチュエーションの数え役満のような作品だったため高得点をつけさせて貰いました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

凶鳥の如き忌むものの感想

刀城言耶シリーズ第2弾!今回は儀式中に消える巫女の謎!第1作にも劣らぬ意表をつく大トリックが良かった!雰囲気といい、謎といいやっぱりこのシリーズ好きだなあ。書き下ろし短編の「天魔」もメイントリックと、刀城の先輩阿武隈川のキャラが良かった(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(4pt)

凶鳥の如き忌むものの感想

このシリーズにしてはホラー色の薄い作品かなと思います。
難解な漢字使いによる可読性の低さや、ラスト近くの二転三転のドタバタ劇は相変わらずですが・・・


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.36:
(5pt)

一番好きな密室トリック

タイトルの通り、一番好きな密室トリックの作品。

トリック以外には、確かに色んな意味で難の多い作品。
だが、トリックの素晴らしさに、余裕で疵を帳消しにできるレベル。

しかし、『厭魅の如き憑くもの』はフーダニットものの傑作だし、『凶鳥の如き忌むもの』はハウダニットものの傑作だし、『首無の如き祟るもの』はメタ・どんでん返し系の傑作って…
三津田信三、あらゆるジャンルのミステリーで傑作書いてるのが本当に凄い。
凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)より
4562042877
No.35:
(4pt)

推理に強引さが目立つが、エンタメ小説として面白く読める

シリーズ2作目で、前作と比べるとホラー要素が薄くミステリ要素が濃くなっています。孤島で一人ずつ消えていく典型的なクローズド・サークルものですが、死んでいるのか、はたまた姿を消しただけなのか、なかなか判明しないところがユニークです。
前作同様、状況や地理的な説明が複雑で脳内再生するのが難しく、せめてMAPをつけてくれると良かったと思います。物語半ばで登場人物による推理合戦がありますが、この部分は少し冗長に感じました。探偵による最後の推理が、論理の積み重ねよりひらめきに依存しているため、なおさらそう感じます。
「画用紙」→「凧」と即断するなど推理に強引さが目立ち、トリックも大技なので本格パズル・ミステリとしての出来ばえはあまり高いとは思いませんが、物語全体のエンタメ性は高く、面白く読むことができました。
凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)より
4562042877
No.34:
(1pt)

つまらなかった

物語のキモであろう『鳥人の儀』というのが、どういう儀式なのか割と早いうちに見当が付いてしまったので、読み進める気が失せた。買ってしまったので一応最後まですっ飛ばしながら読んだ。推理小説としてはさほど面白くなかった。主人公にあまり魅力を感じないので、このシリーズはこれ以上読む気がしない。
凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)より
406182497X
No.33:
(5pt)

ネタバレ

言耶が語った巫女消失のトリックは正解だったのか?本当の結末は短編集『密室の如き…』の「2羽の鳥」ならば朱音も正音も生存?
凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)より
406182497X
No.32:
(5pt)

良かった

満足
凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)より
406182497X



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