人格転移の殺人



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初公開日(参考)1996年07月
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長編小説

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人格転移の殺人 (講談社文庫)

2000年02月15日 人格転移の殺人 (講談社文庫)

突然の大地震で、ファーストフード店にいた6人が逃げ込んだ先は、人格を入れ替える実験施設だった。法則に沿って6人の人格が入れ替わり、脱出不能の隔絶された空間で連続殺人事件が起こる。犯人は誰の人格で、凶行の目的は何なのか?人格と論理が輪舞する奇想天外西沢マジック。寝不足覚悟の面白さ。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.22pt

人格転移の殺人の総合評価:7.47/10点レビュー 64件。Aランク


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全23件 1~20 1/2ページ
No.23:
(6pt)

人格転移の殺人の感想

よく作り込まれた作品という印象。シリアスな展開からのラストは、読み手の方それぞれに色んな感じ方があるはず…。ツッコミたくなる方も多くいそうですね。

kmak
0RVCT7SX
No.22:
(5pt)

人格転移の殺人の感想

ちょっと、ややこしいけど、納得

mick
M6JVTZ3L
No.21:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

こんなに人が殺されているのに笑って読めるミステリです。
頭の体操しているような記述が次々にテンポよくやって来て、アッと言う間に読んでしまいました。「へっ?」と思うような理由でも、トリックが面白いから「よしっ❗」ってなってしまうんですよね。
西澤作品が如何に可笑しく魅力的か、新書版の解説にしっかり書かれていて納得しました。

はつえ
L7BVQMDY
No.20:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想


 米国カリフォルニア州、辺鄙なファストフード店に集った面識なしの男女7人。 地震による倒壊で閉じ込められたのは人格を入れ替える地下施設だった! 1人が謎の死を遂げ、残された6人はいつ起こるか分からない人格の交換に慄く。 そこから起こる連続殺人は誰が何の為に行ったのか、ハウダニットとフーダニットが交差する長編SFパズラー。

西澤保彦氏の七回死んだ男に並ぶSFミステリですね。 中盤までは登場人物の多さと人格転移の回数にちょっと驚かされ物語に付いていけるか不安だったのですが、後半にかけては意外にスッキリとした解決編。 他の西澤氏SFに比べて装置の想像がしにくいのが難点か、★は7つ。

りーり
9EDFH0HC
No.19:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

筆者の自己満足が強い

地震が発生した時にファーストフード店にいた客達は、難を逃れるために店にあったシェルターの中に逃げ込んだ。しかし、そのシェルターは
入った人々の人格を入れ替える装置、「第二の都市」だった。
西澤保彦の考えるこの巨大な装置が、殺人事件を引き起こす。一体誰が?というよりは誰の人格が?といった趣だ。まあ、筆者の考えた装置をベースに彼が考えたアイディアで驚かしてくれるのだが、これは西澤保彦の自己満足でしかない。そういう意味では「7回死んだ男」に似ている。まるでマジシャンのようであったが、あまり褒め言葉ではない。

数日間のストーリーもあっという間に1日が進むし、殺人鬼はとんとん拍子で人を殺めていくしで、あっと言う間にみんないなくてなってしまった。人格転移も頻繁に起こって、信号機が変わるようなものだ。スピード感はものすごい。余計なことを考えずにすらすら読んで、西澤保彦氏の作品を楽しめるのはいい点だった。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.18:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ハリウッド映画化とかを期待したくなりました

「人格が入れ替わってしまう!」というSFチックな設定の中で起こる連続殺人事件。
現実感は0ですが、それを受け入れればエンターテイメントとしても、単純にミステリとしても一流の作品だったと思います。
入れ替わりが当初の予想より遥かに頻繁に起きたためややこしいことこの上ないけれど、それは作品の欠点ではなく最初から意図されたものでしょう。



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マリオネットK
UIU36MHZ
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

ゆるやかな坂道を登り続けながら「頂上は遠いな」と思いつつ中盤まで読み進めると、突然迷路に迷い込み迷路を無事に通り抜けたら頂上についていた・・・といった感じの良作です。

パニック小説的なところもあるので映画化すると面白いかも?(アクロイド博士は柄本明さんで)

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mkaw11
HAAP6CBX
No.16:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

人格転移の殺人の感想

突然の地震でシェルターだと思い、逃げ込んだ先は人格を入れ替える施設だった。
次々と入れ替わる人格、果たして殺人を犯した人格は?

SF要素を受け入れられれば、物語として楽しめるはず。
ただ、殺人が一点に凝縮され過ぎているのが残念かな。
一日置きに発生して、推理と並行する方がせっかくのクローズド・サークルという状況下をもっと活かせたはず。

エーカー
NWKWLAAY
No.15:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

この舞台設定を受け入れるしかないのか...どうも納得いかん,という感覚で前半は読んでいたが,それを通り過ぎれば,なかなか読み応えのあるミステリーでした.終盤の●人の関係,終わり方も嫌いじゃないです.

マー君
S2HJR096
No.14:
(4pt)

人格転移の殺人の感想

舞台設定・装置の発想は凄いと思います。
ネタバレを避けるために意図的なのかもしれませんが、
人物の名前の把握がしにくく読みにくいため本編にのめりこめなくて正直残念でした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.13:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

ややこしいことこの上ない。次々と人格が移るので誰が誰だか把握するのに大変だ。芯のネタと云うかトリックは単純だが舞台装置がとにかく派手だ。こんなネタ良く思いついたと思ったが後記でその辺のところを書かれている。だろうね、まるでゼロからこんな発想早々できるものじゃない。しかし、上手く世界を作っているのがステキだ。ラストのオチも良いので読後感は上々だ。良く考えれば最初に犯人が薄々読めるところだけれど、目くらましが巧みなせいで意識がそこから
離れてしまう。この辺は筆者の腕の確かさが現れている。展開がテンポ良く書かれているのもその辺のテクニック。先へ先へと読者の目を向けさせるようにして真犯人へ辿り着かせないようにしている訳だ。こういうSFチックな舞台設定のものは
あまり好きじゃないけれどこれは楽しめた。西澤マジックの所以だろう。森 博嗣の解説も脱力ぎみで楽しめる。二人に交友があるようだけれどこんな解説ありか?

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

人格転移の殺人の感想

ミステリーにSF要素が絡むことに抵抗がない方は楽しめる作品だと思います。
人格転移という設定も活かされていて、楽しめました。
しかし、その設定と、舞台が日本ではない故に、人物の把握が難しいです。
人格転移の殺人なので、意図的にわかりにくくしている箇所もあるでしょうが。

ただ、この作品に関しては、途中で犯人の予測ができてしまったので、この評価にさせていただきました。
正直「7回死んだ男」ほどではありませんが、決して面白くないわけではありませんでした。

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あんみつ
QVSFG7MB
No.11:
(4pt)

人格転移の殺人の感想

たぶんきっと読み込むと面白いんだと思いますが、読んでる最中は誰が誰だかわからなくなり、頭が混乱して読んでいました。「七回死んだ男」面白く、次の作品として期待していただけに残念でした。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.10:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

なぜ人格が転移するのか?CIAはこんなにも凄いのか?他にも書けない疑問が一杯あります。しかし、その辺は全部うっちゃって読むべきです。この設定を全て受け入れた上で、そうで無いと成立しない本格推理を楽しんで下さい。事件の内容の割に、軽い語り口で読み易く面白いです。ラストも良い。
人格転移している為、"肉体A"(=人格b)と表記されるのですが、それでも少し分かりづらかったのが少し残念。とは言え、SF的設定に抵抗が無ければ、是非。結構おススメです。

なおひろ
R1UV05YV
No.9:
(7pt)

人格転移の殺人の感想

"肉体"(=人格)で表記されてても混乱してしまったが、オチも真相もスッキリで楽しめました。
個人的には、人格転移よりCIAの能力のほうがSFチックだと思います

ほっと
2XKXV6EI
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

西澤作品との出会いの1冊。マスカレードというSF設定を用いた異色ミステリー。結末もすっきりしているし、これはおすすめですよ!また、その後の著作のほとんどに共通していますがちょっとエッチな視点も西澤さんならではでいいです(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

ふつうに面白かった。まずこのアイデアに拍手。それを上手くまとめているのも素晴らしいと思う。
殺人の動機が自分的にはちょっと弱い気がするけど、十分楽しめた良作です。

リュウセイ
72WNQ3Q2
No.6:
(10pt)

人格転移の殺人の感想

最初は移り変わる人格に戸惑ったけど、読み終わってみるとスッキリです(・ω・)

みい
XL0AKYF3
No.5:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

人格転移の殺人の感想

中に入ると人格転移が発生するという密室空間における連続殺人。
転移発生タイミングは不定ですが、入れ替わり順には特定のルールが設定されています。
転移が起こると、当然外見と人格の不一致という現象が発生します。
作中では、「外見(人格)」と明記されていますが、入れ替わる頻度が多くなる物語後半はもうパニックです。
紙とペンを持って状況確認しながら読みたくなるかも知れません。 しかしこれは罠なのです。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

人格転移の殺人の感想

人格が入れ替わる密室空間での連続殺人。これはなかなか巡り会えない新しい設定ではないでしょうか。SF設定を活かした本格ミステリでして、とても斬新です。
複雑な印象から敬遠してましたが、難しい事は気にせず事件の展開に夢中になれます。
感動的なラストに至るまで面白いものが読めました。

jom
GUZPXBJJ
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