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人格転移の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
人格転移の殺人 (講談社ノベルス)
人格転移の殺人 (講談社文庫)

人格転移の殺人の評価: 7.22/10点 レビュー 23件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.22pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全11件 1~11 1/1ページ
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

こんなに人が殺されているのに笑って読めるミステリです。
頭の体操しているような記述が次々にテンポよくやって来て、アッと言う間に読んでしまいました。「へっ?」と思うような理由でも、トリックが面白いから「よしっ❗」ってなってしまうんですよね。
西澤作品が如何に可笑しく魅力的か、新書版の解説にしっかり書かれていて納得しました。

はつえ
L7BVQMDY
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想


 米国カリフォルニア州、辺鄙なファストフード店に集った面識なしの男女7人。 地震による倒壊で閉じ込められたのは人格を入れ替える地下施設だった! 1人が謎の死を遂げ、残された6人はいつ起こるか分からない人格の交換に慄く。 そこから起こる連続殺人は誰が何の為に行ったのか、ハウダニットとフーダニットが交差する長編SFパズラー。

西澤保彦氏の七回死んだ男に並ぶSFミステリですね。 中盤までは登場人物の多さと人格転移の回数にちょっと驚かされ物語に付いていけるか不安だったのですが、後半にかけては意外にスッキリとした解決編。 他の西澤氏SFに比べて装置の想像がしにくいのが難点か、★は7つ。

りーり
9EDFH0HC
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ハリウッド映画化とかを期待したくなりました

「人格が入れ替わってしまう!」というSFチックな設定の中で起こる連続殺人事件。
現実感は0ですが、それを受け入れればエンターテイメントとしても、単純にミステリとしても一流の作品だったと思います。
入れ替わりが当初の予想より遥かに頻繁に起きたためややこしいことこの上ないけれど、それは作品の欠点ではなく最初から意図されたものでしょう。



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マリオネットK
UIU36MHZ
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

ゆるやかな坂道を登り続けながら「頂上は遠いな」と思いつつ中盤まで読み進めると、突然迷路に迷い込み迷路を無事に通り抜けたら頂上についていた・・・といった感じの良作です。

パニック小説的なところもあるので映画化すると面白いかも?(アクロイド博士は柄本明さんで)

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mkaw11
HAAP6CBX
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

この舞台設定を受け入れるしかないのか...どうも納得いかん,という感覚で前半は読んでいたが,それを通り過ぎれば,なかなか読み応えのあるミステリーでした.終盤の●人の関係,終わり方も嫌いじゃないです.

マー君
S2HJR096
No.6:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

ややこしいことこの上ない。次々と人格が移るので誰が誰だか把握するのに大変だ。芯のネタと云うかトリックは単純だが舞台装置がとにかく派手だ。こんなネタ良く思いついたと思ったが後記でその辺のところを書かれている。だろうね、まるでゼロからこんな発想早々できるものじゃない。しかし、上手く世界を作っているのがステキだ。ラストのオチも良いので読後感は上々だ。良く考えれば最初に犯人が薄々読めるところだけれど、目くらましが巧みなせいで意識がそこから
離れてしまう。この辺は筆者の腕の確かさが現れている。展開がテンポ良く書かれているのもその辺のテクニック。先へ先へと読者の目を向けさせるようにして真犯人へ辿り着かせないようにしている訳だ。こういうSFチックな舞台設定のものは
あまり好きじゃないけれどこれは楽しめた。西澤マジックの所以だろう。森 博嗣の解説も脱力ぎみで楽しめる。二人に交友があるようだけれどこんな解説ありか?

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

なぜ人格が転移するのか?CIAはこんなにも凄いのか?他にも書けない疑問が一杯あります。しかし、その辺は全部うっちゃって読むべきです。この設定を全て受け入れた上で、そうで無いと成立しない本格推理を楽しんで下さい。事件の内容の割に、軽い語り口で読み易く面白いです。ラストも良い。
人格転移している為、"肉体A"(=人格b)と表記されるのですが、それでも少し分かりづらかったのが少し残念。とは言え、SF的設定に抵抗が無ければ、是非。結構おススメです。

なおひろ
R1UV05YV
No.4:
(7pt)

人格転移の殺人の感想

"肉体"(=人格)で表記されてても混乱してしまったが、オチも真相もスッキリで楽しめました。
個人的には、人格転移よりCIAの能力のほうがSFチックだと思います

ほっと
2XKXV6EI
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

西澤作品との出会いの1冊。マスカレードというSF設定を用いた異色ミステリー。結末もすっきりしているし、これはおすすめですよ!また、その後の著作のほとんどに共通していますがちょっとエッチな視点も西澤さんならではでいいです(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人格転移の殺人の感想

ふつうに面白かった。まずこのアイデアに拍手。それを上手くまとめているのも素晴らしいと思う。
殺人の動機が自分的にはちょっと弱い気がするけど、十分楽しめた良作です。

リュウセイ
72WNQ3Q2
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

誰の肉体or精神が犯人?

装置の中に閉じ込められた男女の人格がローテーションして代わって行く不思議な舞台設定。
誰が犯人か?と言うお決まりの話ではなく、誰の肉体or精神が犯人か?と言うのが新しかった。
目まぐるしく人格が転移するので頭がごちゃごちゃになりそうだった。
ラストもスッキリで良作品。

おいげん
PQLRUDUD

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