身代わり
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軽いのか・・・うまく言葉が見つからないが、犯行動機に違和感、そしてトリックもあやふやなのが微妙に中途半端。なぜこの作品が本格ミステリにランクインしてる?と疑問に思ってみてみると・・・『匠千暁シリーズ』とのこと。なるほど。このシリーズを追ってる人には楽しめるのか。もったいないことしたのかもしれない。何の予備知識なくこの本を手に取った自分に残念。適当に本を選ぶのはやめよう。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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<少しだけネタバレあり> 『依存』の直後、まだ夏休み中の事件。タックはあの事件で負った心の傷をタカチと二人で療養中。 ではあるが、著者の執筆では、前作から本作まで9年が経過している。 さらにわたし個人としては、『依存』を読んだのが2004年5月だから、まる17年ぶりである……。 最後に読んだ西澤作品が2016年2月に読んだ『聯愁殺』で、そこからでも5年ぶり。いや、時間が経つの早すぎやわ……。 『依存』と本作が出版された間には、タックシリーズとしては短篇集が二冊あるが、時系列としての繋がりはなかったので、『依存』の衝撃的なクライマックスの後のタックが心配だったファンにとっては、感慨深い、待ちに待った作品である。【注1】 このシリーズも長短合わせて九冊目。 推理の主体や視点人物がころころ変わり、それ以上に出版社がバラバラなので、シリーズ名が安定しないのが特色のひとつだが、本書の解説者は、安槻シリーズがしっくりくると書いている。 そうすると、『七回死んだ男』とかまでシリーズに入ってしまうので、個人的には、ほとんどの作品で〆の解釈を披露するのはやはりタックなのだから、タックシリーズが無難でよいと考えている。 タックで思い出したが、本書のかなりのパートで視点人物を務める辺見祐輔。 タカチがボンちゃんとは呼んでいたが、本書中一度もボアン先輩とは呼ばれなかったよーな。特に意味はないか……。 ところで、著者の言によれば、本作は≒1990年の出来事なので、ケータイは登場せず、佐々木警部はポケベルで呼ばれていた。 そのあたりの背景は解っていたにもかかわらず、一見繋がりのみえない容疑者たちの連絡方法にインターネットを想定してしまった。情けない……。 内容はいつものとおり、心の暗部を抉ってくるものだが、シリーズが懐かしいのと、著者作品にもかなり慣れたというのもあるのか、かなりグイグイと楽しく読めた。 「身代わり」はもちろん、被害者のひとり、鯉登あかりが書いた小説の題名だが、他の被害者、曾根崎と明瀬がある意味で、復活するタックの身代わりである等、様々な“身代わり”が散りばめられている。 一人怪物が出てくるが、その関与をかなり早い段階で想定できたのも、著者作品に慣れたおかげかw その怪物について、最後まで視点人物(複数)の前に姿を表さない演出もおもしろい。 【注1】そもそもタック初登場の『解体諸因』の時系列は『依存』の数年後だから、彼が精神的に復帰することは判明していたわけだが……。 | ||||
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新品と言われても分からないほど状態よく、次も利用したいと思いました。 | ||||
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懐かしい四人が思ったよりがっつり出てて楽しかった シリーズものとしては無いと困る一作、タック&タカチ復活篇です やっぱり作者、ソネヒロやあかりちゃんみたいなキャラ描くの得意だなあ まあもっとえげつないキャラ、シリーズにはいたが 明るい作風、ダークな敵キャラってのが一般的には西澤作品の特徴ではあるが おかげで「仔羊達の聖夜」「彼女が死んだ夜」なんかがしんどすぎて読み返せない自分としては この作品位のダークさなら再読出来る…と変な感想 次作楽しみー!! | ||||
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完成度が素晴らしかった前作の[依存]と比べると物足りなく感じてしまいました。もちろん一つの作品としての出来はとても良いのですが、シリーズ物としての先入観が入ってしまっているのでもっと色々随所掘り下げて欲しかったなぁーなんて思ったり。 肝心の殺人事件にしても、推理で終わらせずもっとスッキリさせて欲しかったです。特に犯人の動機や心理描写がなかったので尻切れトンボに感じてしまいました。 | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 久しぶりの「安槻」シリーズの長編だ。今回は辺見祐輔が探偵約で、最後は匠千暁がしめるという趣向。ストーリーとしては独立しているが、人間関係の面などで、前作『依存』を読んでいないと、いまいち分かりにくいかもしれない。 トリックがそこそこいい。よくあるタイプかと思わせて、さらにひとひねりある。そして、そのひとひねりに人間性の恐ろしさみたいなものが詰まっていて、印象的だ。 アルコール摂取のすさまじさは相変わらず。 | ||||
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