(短編集)
動機、そして沈黙
- 切り裂きジャック (10)
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動機、そして沈黙の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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西澤保彦、はじめて読んだのですが、初体験に向いた作品ではなかったかもしれません。(笑)エロ、グロ、妄執…どうしても後味のよいものでないためか、いまひとつすっきりしなかった。また、短編集という性質から仕方のないことですが、ひとつひとつの話にもう少し厚みがあれば…長編で読みたかったな…ともったいなく思うところもありました。特に、表題作の、平成の切り裂きジャック事件を、時効直前に再考する「動機、そして沈黙」。また他の長編に挑戦したいです。 | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 「ぼくが彼女にしたこと」「迷い込んだ死神」「未開封」「死に損」「九のつく歳」「動機、そして沈黙」の6編を収める短編集。 いずれも本格ミステリをちょっとひねったようなもの。グロテスク、フェチ、レズビアンといった要素もちりばめられている。 「動機、そして沈黙」はよくできている。西澤さんお得意の、論理の上にさらに論理を展開させるタイプのストーリーなのだが、恐るべき結末が待ち受けている。 そのほかのも水準以上の出来ではあると思う。ただ、いずれも無理があるというか、引っかかるものが残るような感じで、素直には結末に納得できないような……。 | ||||
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西澤氏のノンシリーズの短編集の第二弾である。 ミステリー短編集だが、いわゆる密室トリック主体ではなく、西澤氏ならではの捻りの効いたプロットを味わえる作品集である。 これまた落ちが後味が悪いものが揃っている。 どの作品も標準以上の出来で楽しめるが、これはという突出したものはない感じである。 | ||||
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全六作品の短編集。 いかにも西澤さんらしいと言うか、どの短編もエグい真相ばかりで、ファンなら楽しめます(笑)。個人的に一番だったのは「九のつく歳」。どこかで読んだような気もするけど、かなりゾっとさせられた。表題作「動機、そして沈黙」も怖い。ミステリーでありながら、ヘタなホラーよりはるかに怖い。 ただ、西澤保彦初体験の方にはちょっとエグ味が強すぎるのでお奨めはしません。 | ||||
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全六作品の短編集。 いかにも西澤さんらしいと言うか、どの短編もエグい真相ばかりで、ファンなら楽しめます(笑)。個人的に一番だったのは「九のつく歳」。どこかで読んだような気もするけど、かなりゾっとさせられた。表題作「動機、そして沈黙」も怖い。ミステリーでありながら、ヘタなホラーよりはるかに怖い。 ただ、西澤保彦初体験の方にはちょっとエグ味が強すぎるのでお奨めはしません。 | ||||
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あらすじ 妄執、妄念、執念、そして、殺意。 ドロ黒く濁った感情の発露がもたらした事件の数々。 エロ、グロ、ナンセンス。西澤保彦の核心が詰まった短編集。 感想 よく話す話す。西澤さんの作品に出てくるキャラクターの特徴は 想像力(と言うより妄想力)がたくましいところにあります。 そんな人たちが集合して推理(妄想?)を繰り広げます。 ミステリーには話の転がし方が面白ければそれでOkay、 みたいなところがあると思います。 議論のすえ「実はこの事件、裏で糸を引いてたのはAだったのでは」 こういう結論にいたったとします。 そして、最後のシーンでAさんがほくそ笑むシーンを挿入します。 こうすれば、いくらでも推理は正しかったことにできます。 推理の筋の通り方より、話の転がし方(ディスカッション)。 そういった面が強いのが、現在のミステリーシーンで言えば 西澤さんと石持さんあたりでしょうか。 今作も、登場人物たちの妄想がスパーク、乱反射して 話がとんでもない方向に転がります。 ベストは表題作でもある「動機、そして沈黙」 これは、ある刑事が妻に平成の切り裂きジャック事件について 話合ううちにおぞましい結論に至るいう話です。 推理と妄理が積み上がっては崩されて、 その果てにある二人の共同作品はホラーの域に達しています。 非常に西澤さん的な作品です。 初めての西澤さんと言う人にはあまり勧められませんが、 そうでないなら原液の濃さを味わえるでしょう。 読んでからの一言 親の●●問題と言うのが最近のブームなのかな? | ||||
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