いつか、ふたりは二匹
- 児童書ミステリ (232)
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古本屋で面白そうだと思い100円で手に入れたのだが… ほとんどの方は褒めているが、私としては★1つの方と同意見です しかし楽しむことはできたので★3つにしました この物語のメインの犯人(罪を犯した者というと複数いるが…)の人物像も今一つ残虐なだけという感じしかしないし 私としては物語で重要な役割を果たす主人公知生の同級生の女の子が知生がジェニーになっている時の視点でしか描かれていないのが残念だった 2人のうち自分の犯した罪に苦しんだ子はいいとしてもう1人の子の友達を死に追いやった自分の行いを反省しない自己中心的な態度はメインの犯人より怖かった…ある意味真犯人といってもいい… そして知生の担任の川俣の物語の中盤の態度が思いっきり怪しくて私はこれは絶対何かある、と結末まで楽しみにしていたのだがスカで物語の伏せんもイマイチでした… そもそも動機もいくらなんでもだからってあそこまでするか…という納得のいかないもので、犬のピーターとジェニーのシーンだけがホッとできるものだった | ||||
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同じ著者の『ストレート・チェイサー』よりもはおもしろかったけれど、人におススメできるほどではないかな。 冷静で妙に家庭的な小学生の男子とものぐさで美人な女子大生のお姉さんというコンビはなかなか萌えるところがあるけれど、肝心の物語が単調で最後にも驚きがない。 もう少しそれぞれのキャラクターを深堀りして魅力的に仕上げることもできたような気がする。 ミステリーというよりもは、ファンタジーと言った方がふさわしい。 | ||||
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〈ミステリーランド〉のフォーマットに従い,小学生の男の子の視点で,事件と冒険が語られる。西澤保彦としては初めてのジュブナイルなので,今思うと,いろいろ配慮して書いている。 この作品を読んだことがきっかけで,西澤作品のほとんどを(1つだけ外しているシリーズがある)読んだが,ダークな味わいのものも多い。 少しだけ普通じゃない設定,ズボラだけどしっかりしている女性,人の心の動きの怖さ,ミステリーとしての整合性・・・西澤作品のカラーが良く出ている。うーん,と考えさせられる部分はあるけれど,子供にも安心して読んでもらうことが出来る。 冒険が終わってみれば,主人公は少しだけ大人になっている。少し悲しく,少し苦い成長。良く出来ている。 | ||||
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決してミステリーとして特別出来が言い訳ではないですが、キャラクターが魅力的で好きになれる話です。本書の子どもたちは良くも悪くもいろいろ考えていて複雑なメンタリティを持っています。そしてそういった子供たちに振り回される大人、という構造は非常に共感を持ちます。 作中の人物たちが感じた喪失感、寂しさに対してラストで西澤さんはひとつの答えを出します。そこまでのエピソードは世相に反映してか殺伐としたものですが、最後に暖かい気持ちになれる物語です。「いつか、ふたりは二匹」というタイトルの意味もそこにあります。 | ||||
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