ナイフが町に降ってくる
- 特殊設定ミステリ (59)
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ナイフが町に降ってくるの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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女子高生真奈は夏のある日片思いの先生を尾行している最中に突如時間が止まってしまったことに気付く。動揺する真奈の前に現れた謎の青年。彼は一旦なにか納得のできない謎を考え込んでしまうと、時を止めてしまうという特殊体質の持ち主だという。そして、彼の眼の前には今誰も目撃者のいないはずの路上で突如何者かにナイフで刺されたと思われる男の死体が! 西澤さんお得意のSF設定での緻密に組み込まれた純粋本格ミステリで真奈と統一郎のコンビのドタバタ劇も合わさり流れるように一気読みでした!これは、面白い! | ||||
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西澤さんおなじみのSFミステリです。謎を感じるとそこで時間がストップさせてしまう主人公と巻き込まれたヒロイン。 主人公の目の前で人が刺されたことに謎を感じた主人公が時間を止めてしまい、巻き込まれたヒロインとともに次々に刺された人を発見していくのですが、主人公が謎解きできなければ時間牢から出られないので、二人でああでもない、こうでもない、という推理合戦を延々と続けます。結構単調で退屈だなあ、と油断していたので、最後の謎解きには不意を突かれました。そして題名の「ナイフが町に降ってくる」が念頭にあったので、それにも騙されました。 | ||||
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いろいろ突っ込みどころが多くて自分には合いませんでした。 正直時間の無駄。 | ||||
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時間が止まった状態で目の前で起こった事件の犯人を捜すというSFミステリで、 基本的に内容はゆるくギャグタッチ おそらく多くの読者が設定をあらかた読んだ時点で一つのオチを思いつくが、 この作品は良い意味でそういった予想を裏切り、読者におおっと思わせるのだが、 最終的にははやり予想どおりのベタなオチに落ち着くという蛇足感全開な作品になっている なぜあのラストを選んだのか疑問だが、まあ作者的には意外な結末だったのかもしれない それなりに読む価値はあるが、最終的にはガッカリさせられる残念な作品 | ||||
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どうも推理作家は講談社や新潮社などで発表する作品は思いっきり力入れるが、祥伝社から出す作品はテキトーなものばかりというイメージがあるが、本作も西澤氏の初の祥伝社からのリリース作品でシリーズものではない長編。 タイトルとは異なってナイフが降ってくるのではなく、主人公二人以外の時間が停止した状態での謎のナイフ突き刺し連続殺傷事件が描かれるコメディ色の強い作品。 西澤氏お得意のSF設定での本格推理だが、本作は講談社ノベルスから出した一連のSFミステリーを比べると出来はかなり落ちる。 事件の真相がコメディとは言え適当過ぎるし、途中の推理過程も今ひとつ切れがなく、無理やり感がつきまとう。 真相は判明してもインパクトが薄い。そもそもこのトリックとプロットは短編がせいぜいで、長編にするには少々薄い気がする。 西澤作品としては標準的な出来に留まってしまった。 | ||||
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おそらく本書の発想の源はひとつのことを考えていると周りが見えなくなる、という現象(?)から来ていると思いますが、それだけの思いつきでこれだけの小説を書ける著者の力量には感心します。 ただ西澤さんのほかの作品と較べると本書はご都合主義とは言いませんが、確信犯的なドタバタ展開が非常に目立ちます。また登場人物の造詣や行動もそれにあわせて少々非現実的です。もっとも著者の魅力的なキャラクター造詣は変わらないのでドタバタ展開が受け入れられれば、エンターテイメント作品としては非常に完成度は高いです。本格ミステリーとしてはどうかと思いますが・・・時間停止、という設定を生かそうとした結果でしょうか? | ||||
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