(短編集)
謎亭論処
- 匠千暁シリーズ (8)
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全3件 1~3 1/1ページ
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可もなく不可もない、暇つぶしにちょうどいい短編集ですね。 | ||||
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4人の大学生がいろいろ推理する連作短編。匠千暁(はんわかしているが、意外と推理は綿密だ)、辺見祐輔(留年・休学を繰り返してあちこちさまようボヘミアン。後に女子高の教師になる)、羽迫由起子(くりくり目の天然派。後に大学での研究者となり、夫は刑事)、高瀬千帆(超美人で推理は鋭い)の4人のやりとりがなかなか面白いというのが、この連作の眼目かな。事件自体は無理やり感が溢れていて、4人がああでもないこうでもないと推理を交わす。 | ||||
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◆「新・麦酒の家の問題」 ボアン先輩がタック達を連れてきたのは、とある豪邸。 我が物顔で振舞うボアン先輩を不審に思ったタック達 が説明を求めると、なんと、元カノの家だと白状し……。 『麦酒の家の冒険』の続編で、前作同様、「九マイルは遠すぎる」形式。 隠されていた犯罪を暴きだしたことで、ケガの功名と なっていますが、彼らがやったことも、十分犯罪ですw ◆「閉じ込められる容疑者の問題」 完全に密室状態の家で、未亡人が殺された。 被害者以外でその家にいたのは、彼女の娘夫婦だけだった が、二人とも睡眠薬を盛られ、熟睡していた、と証言している。 当然、娘夫婦に容疑が掛けられるが、未亡人の愛人も捜査線上に浮上してくる。 しかし、玄関のドアにはチェーンまで掛けられて いたため、犯人が外に逃げ出すことは不可能で……。 心理的盲点を衝く“密室からの脱出”です。 ◆「印字された不幸の手紙の問題」 ウサコが家庭教師をしている中学生に、封書で不幸の手紙が届けられる。 「あなたがもっとも不幸にしてやりたい相手宛に送るように」と 指示があり、同封のハガキには、わざわざ切手まで貼っていた……。 手紙はクラス全員に届けられたということ、そして、ハガキが官製ハガキ ではなく、切手を貼らないといけない私製ハガキであったことがポイント。 ◆「盗まれる答案用紙の問題 他1編」 ◆「消えた上履きの問題 他2編」 | ||||
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◆「新・麦酒の家の問題」 ボアン先輩がタック達を連れてきたのは、とある豪邸。 我が物顔で振舞うボアン先輩を不審に思ったタック達 が説明を求めると、なんと、元カノの家だと白状し……。 『麦酒の家の冒険』の続編で、前作同様、「九マイルは遠すぎる」形式。 隠されていた犯罪を暴きだしたことで、ケガの功名と なっていますが、彼らがやったことも、十分犯罪ですw ◆「閉じ込められる容疑者の問題」 完全に密室状態の家で、未亡人が殺された。 被害者以外でその家にいたのは、彼女の娘夫婦だけだった が、二人とも睡眠薬を盛られ、熟睡していた、と証言している。 当然、娘夫婦に容疑が掛けられるが、未亡人の愛人も捜査線上に浮上してくる。 しかし、玄関のドアにはチェーンまで掛けられて いたため、犯人が外に逃げ出すことは不可能で……。 心理的盲点を衝く“密室からの脱出”です。 ◆「印字された不幸の手紙の問題」 ウサコが家庭教師をしている中学生に、封書で不幸の手紙が届けられる。 「あなたがもっとも不幸にしてやりたい相手宛に送るように」と 指示があり、同封のハガキには、わざわざ切手まで貼っていた……。 手紙はクラス全員に届けられたということ、そして、ハガキが官製ハガキ ではなく、切手を貼らないといけない私製ハガキであったことがポイント。 ◆「盗まれる答案用紙の問題」 夜の職員室に忘れ物を取りに戻った祐輔。 そこで彼は、採点したばかりの答案用紙が無くなっているのに気づく。 しかもその後、エンジンをかけたままにしておいた愛車まで消えており……。 二つの消失事件の絡め方に、やや無理があります。 ◆「見知らぬ督促状の問題」 MMハイムに住む安槻大の女子大生四人 に届けられた身に覚えのない督促状の謎。 ボアン先輩の名推理(下世話な妄想?)が仇となります。 西澤作品特有の“殺人犯よりも怖い操り手”パターン。 ◆「消えた上履きの問題 他2編」 | ||||
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※「閉じ込められる容疑者の問題」について 娘夫婦と同居する未亡人が、完全に密室状態の自宅で殺害された。 その時、娘夫婦は家に居たが、睡眠薬を飲まされ、眠らされていたという。 未亡人と娘夫婦は折り合いが悪く、未亡人 には、男の影がちらついていたようなのだが…。 果たして、娘夫婦の犯行なのか? アルコール片手にディスカッションで 推理を進めていく〈安楽椅子探偵〉もの。 序盤に巧妙に配された布石を、終盤思わぬ形で機能 させ、意外性のある結末に導いていく手際は、お見事。 | ||||
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匠千暁と仲間たちを探偵役に据えた6つの短篇が収められている。時間・場面はバラバラで、学生時代、結婚、ボアン先輩が高校に就職してからと、色々なシーンがあらわれる。初めて読む人は混乱するかも。シリーズの時間軸に沿って読むことをお勧めする。 謎そのものは小粒。そのなかでは「見知らぬ督促状の問題」が悪意とどんでん返しに満ちていて、面白かった。 キャラクター重視で読むにも、ちと物足りない。 | ||||
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