(短編集)
悪魔を憐れむ
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
悪魔を憐れむの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作の「悪魔を憐れむ」は西澤氏の代表作の一つ言えるほどの作品だと、思いました。複雑で重層的な人間の心理をよくぞここまで描くものだと、圧倒されました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中編4つ。前半の二つは長編に近い分量。話がダークなのはいいとして、複雑すぎるのも毎度のことではあるんだけど、解きほぐつ手つきに往年の冴えが感じられなくて、ぐちゃぐちゃ感がどうしてもつきまとう。そ細かい話だが、11年前に高3の孫が自殺して、その孫の父嫌はかつての教え子で、3年前に国立大学を定年退官した小岩井先生って、いったい幾つなんだ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「タックシリーズ」の中短編集。酒を飲みながら机上の空論をこねくり回す いつものパターンながら、トリック・動機・犯罪心理の考察がお粗末でした。 (過去作の劣化コピーが多かったです) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作の他、「無間呪縛」、「意匠の切断」及び「死は天秤にかけられて」の全4つの短編から構成される"匠千暁シリーズ"の短編集。私は昔から作者のアクロバティックなロジカル・ミステリのファンなのだが、最近は(作者の不調もあって)ご無沙汰していた。元々、"匠千暁シリーズ"はロジックが弱いので心配してはいたのだが...。 「無間呪縛」は心霊現象が起きる密室という設定で期待を持たせるが、驚く程の蓋然性に頼ったロジックの鎖が薄過ぎて、結局、人間心理の機微に落としているだけ。謎解きの快感もオカルティズムも味わえない無味乾燥な中編。表題作も中編だが瑕疵だらけ。本物の「悪魔」じゃあるまいし他人の心を自在に操れる筈はないし、事件現場の不可解状況がこれまた幾つかの蓋然性に頼っている。特に、「***」と「***」とを見間違えるなんて有り得ないでしょう。本作中に盛んに使われている言葉だが、まさに「机上の空論」を捏ね繰り回しているだけの作品。「意匠の切断」は作者得意の二重"頭手首バラバラ"殺人事件だが、動機がお粗末過ぎて論外の出来。人間関係を整理すれば警察にだって(あるいは警察の方が)容易に解けるでしょう。「死は天秤にかけられて」は奇妙な設定だけに捉われて、犯人の手段に現実味が乏しい。これまた、警察にだって(あるいは警察の方が)容易に解けるでしょう。 全体としての出来の悪さにガッカリした。突拍子もない設定(SF的設定でも構わない)で、厳格なルールを決めた上で、ロジカル・ミステリを披露するという作者の持ち味から遠い内容。上述した通り、"匠千暁シリーズ"は仮説の上に仮説を重ねて、結果的にそれが現実と適合する(事件解決する)というもので、千暁やポアン先輩の会話を楽しむべきものと改めて自戒した。"匠千暁シリーズ"のファンの方には楽しめる短編集かも知れない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は短編が四篇。 いずれもタック中心の展開。 タックとウサコ、タックのみ、タックとタカチ、タックとボンちゃんとお馴染みのメンバーどうしは顔を会わせず... 刑事陣も最後の一篇を除き登場。 ウサコと結婚する平塚くん、クールビューティー七瀬さん、渋い佐伯さん。 いずれもタックに事件を持ち込み... 七瀬さんだけは成り行きか。 タック一人が探偵役ではなく、他のメンバーも推理する所はこの作品の定番。 今回もいつも通り...微妙にボンちゃんの出番が少ないからか、いつもと比較するとおとなしめか。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|