(短編集)

悪魔を憐れむ



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    初公開日(参考)2016年11月
    分類

    短編集

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    悪魔を憐れむ (幻冬舎文庫)

    2019年10月09日 悪魔を憐れむ (幻冬舎文庫)

    「恩師が跳び降り自殺しないように見張って ほしい」と大学OBの居酒屋店主から頼まれ た匠千暁は、現場で待機するも先生を死なせ てしまう。老教師の死の理由を追い、真犯人 から〈悪魔の口上〉を引き出す表題作。刑事 の実家で二十三年間続く午前三時の心霊現象 の謎と隠された真実を解く「無間呪縛」他、 読み応えたっぷり、四つの珠玉ミステリ集。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    悪魔を憐れむの総合評価:7.29/10点レビュー 14件。Bランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    悪魔を憐れむの感想

    表題作の「悪魔を憐れむ」は西澤氏の代表作の一つ言えるほどの作品だと、思いました。複雑で重層的な人間の心理をよくぞここまで描くものだと、圧倒されました。
    このような感動的ともいえる人間心理を味わいたくて、西澤氏の作品を手にとらずにはいられません。特にこのシリーズは魔的な秘薬です。

    はつえ
    L7BVQMDY
    No.1:
    (6pt)

    社会人編


     現行“匠千暁シリーズ”の最新刊。安槻大学卒業後の彼ら特に変わりなく。

    短編集ではあるけども中々ボリューミーで長編間の繋ぎ感はあまりなかったですね。事件の本筋とは関係ないような事柄が事件の事象の核心をついてくるような構成が面白い。

    りーり
    9EDFH0HC
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.12:
    (3pt)

    往年の冴えがない

    中編4つ。前半の二つは長編に近い分量。話がダークなのはいいとして、複雑すぎるのも毎度のことではあるんだけど、解きほぐつ手つきに往年の冴えが感じられなくて、ぐちゃぐちゃ感がどうしてもつきまとう。そ細かい話だが、11年前に高3の孫が自殺して、その孫の父嫌はかつての教え子で、3年前に国立大学を定年退官した小岩井先生って、いったい幾つなんだ?
    悪魔を憐れむAmazon書評・レビュー:悪魔を憐れむより
    4344030303
    No.11:
    (5pt)

    面白い

    面白かった
    悪魔を憐れむAmazon書評・レビュー:悪魔を憐れむより
    4344030303
    No.10:
    (3pt)

    キャラの掘り下げとしては良いが……

    「タックシリーズ」の中短編集。酒を飲みながら机上の空論をこねくり回す
    いつものパターンながら、トリック・動機・犯罪心理の考察がお粗末でした。
    (過去作の劣化コピーが多かったです)
    悪魔を憐れむAmazon書評・レビュー:悪魔を憐れむより
    4344030303
    No.9:
    (2pt)

    アクロバティックなロジカル・ミステリを披露するという作者の持ち味から遠く、「机上の空論」を捏ね繰り回しているだけの駄作

    表題作の他、「無間呪縛」、「意匠の切断」及び「死は天秤にかけられて」の全4つの短編から構成される"匠千暁シリーズ"の短編集。私は昔から作者のアクロバティックなロジカル・ミステリのファンなのだが、最近は(作者の不調もあって)ご無沙汰していた。元々、"匠千暁シリーズ"はロジックが弱いので心配してはいたのだが...。

    「無間呪縛」は心霊現象が起きる密室という設定で期待を持たせるが、驚く程の蓋然性に頼ったロジックの鎖が薄過ぎて、結局、人間心理の機微に落としているだけ。謎解きの快感もオカルティズムも味わえない無味乾燥な中編。表題作も中編だが瑕疵だらけ。本物の「悪魔」じゃあるまいし他人の心を自在に操れる筈はないし、事件現場の不可解状況がこれまた幾つかの蓋然性に頼っている。特に、「***」と「***」とを見間違えるなんて有り得ないでしょう。本作中に盛んに使われている言葉だが、まさに「机上の空論」を捏ね繰り回しているだけの作品。「意匠の切断」は作者得意の二重"頭手首バラバラ"殺人事件だが、動機がお粗末過ぎて論外の出来。人間関係を整理すれば警察にだって(あるいは警察の方が)容易に解けるでしょう。「死は天秤にかけられて」は奇妙な設定だけに捉われて、犯人の手段に現実味が乏しい。これまた、警察にだって(あるいは警察の方が)容易に解けるでしょう。

    全体としての出来の悪さにガッカリした。突拍子もない設定(SF的設定でも構わない)で、厳格なルールを決めた上で、ロジカル・ミステリを披露するという作者の持ち味から遠い内容。上述した通り、"匠千暁シリーズ"は仮説の上に仮説を重ねて、結果的にそれが現実と適合する(事件解決する)というもので、千暁やポアン先輩の会話を楽しむべきものと改めて自戒した。"匠千暁シリーズ"のファンの方には楽しめる短編集かも知れない。
    悪魔を憐れむAmazon書評・レビュー:悪魔を憐れむより
    4344030303
    No.8:
    (4pt)

    いつもと比較するとおとなしめの四篇。

    今回は短編が四篇。
    いずれもタック中心の展開。
    タックとウサコ、タックのみ、タックとタカチ、タックとボンちゃんとお馴染みのメンバーどうしは顔を会わせず...

    刑事陣も最後の一篇を除き登場。
    ウサコと結婚する平塚くん、クールビューティー七瀬さん、渋い佐伯さん。
    いずれもタックに事件を持ち込み...
    七瀬さんだけは成り行きか。

    タック一人が探偵役ではなく、他のメンバーも推理する所はこの作品の定番。
    今回もいつも通り...微妙にボンちゃんの出番が少ないからか、いつもと比較するとおとなしめか。
    悪魔を憐れむAmazon書評・レビュー:悪魔を憐れむより
    4344030303



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