(短編集)
濱地健三郎の霊なる事件簿
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若い頃より有栖川先生のファンでした。久しぶりに整形外科の腰の手術で入院中、一気に読ませてもらいました 。久しぶりに先生の世界観に浸らせていただきました。楽しかった。ありがとうございました | ||||
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ちょっとした待ち時間に少しずつ読み進められる短編集が欲しくて購入。 いわゆる“いやミス”等のドロドロ長編ミステリーは面白いが読むのに疲れる、でもほっこり系の短編集は性に合わない、あっさり淡々と読みたい今の自分にちょうどぴったりでした。 | ||||
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2017年に出た単行本の文庫化。 もともと『幽』に連載されたもの。『幻坂』に少しだけ出てきた濱地健三郎を主人公に据えている。 「見知らぬ女」「黒々とした孔」「気味の悪い家」「あの日を境に」「分身とアリバイ」「霧氷館の亡霊」「不安な寄り道」の7話を収録。 探偵小説っぽい仕掛けの炸裂する話もあるが、どちらかといえば怪談寄り。 おどろおどろしくて怖いというよりは、幽霊の正体/心残りを突き止めていくあたりが読みどころ。 | ||||
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有栖川有栖さんの作品としては残念な内容でした。(私にとってはですが) 恐らく連載雑誌のテーマに沿うものだったのかもしれませんが、登場人物に惹かれる魅力がなく、ミステリー部分もありきたりでした。 | ||||
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この作品の主人公はなんと”幽霊を視る能力がある”心霊探偵”。有栖川氏ご本人が書かれたあとがきによると、「赤い月、廃駅の上に」「幻坂」の延長線上で怪談専門誌「幽」に連載されたものということです。これら2作品ほどストレートなホラーではなく、ミステリとのちょうど真ん中くらいでしょうか。”事件簿”と付いているのでてっきり新本格ミステリかと思いますが、そちらのファンの方が読まれるとちょっと肩すかしかもしれません。 まず「山伏地蔵坊の放浪」を思い出しました。軽い目の謎解き短編集という意味では共通するものがあります。ただ、個人的には火村・アリスや江神シリーズに比べるとどちらも何か物足りないというか・・。新規の路線を考えて試行錯誤しておられるのだと思いますがどうも印象が薄いです。 話の展開もあっさりしたものが多く、これだけで終わり?と思ってしまうものがあったり。霊ですから、殺されたり納得のいかない死に方をして、そのことを訴えたくて出てくるものになるので、どうしても似たような話になってしまうのかもしれません。 あっさりした話が多いだけに1時間ものの連続ドラマに向いているかも。探偵と助手ユリエのユーモア含んだ会話もドラマ向けのように思えます。 最後の「不安な寄り道」が気に入りました。探偵の影響で少しだけ”視える”ようになってきた助手のユリエが漠然とした不安を訴え、それに探偵が答える会話はなにやら哲学的で意味深かったです。 「原子は元々生命を持っていないから結合の形を変えるだけで死にはしない。命を持っていないものが結びつき方によって命という現象を生む。私も現象なんですね。こんなにしっかりと実在しているように思えるのに。生きている人と死んでいる人の見分けもつかない世界。私って本当にいるんでしょうか?」幻想的な雰囲気がとてもよかったです。 | ||||
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