(短編集)
長い廊下がある家
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長い廊下がある家の総合評価:
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表題作を含む4話が収録された短(中?)編集。こういったものは、長編を凝縮したものか小ネタを引き伸ばしたものかに別れるが、2話目以外は凝縮したものの方に入れても良いかな、と思えた。それ故に、強引だったりご都合的だったりの感は否めないが、1話から4話まで総じて小気味よいテンポで読むことが出来、且つ4話目に持ってきた『ロジカル・デスゲーム』は、短編ではあるがなかなかの迫力と火村の魅力が詰まっているので、最後まで飽きさせない良作の一冊だと思う。 | ||||
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4つの作品が収められた短編集です。 「長い廊下がある家」東西に同じ形をした家があり、その2軒を結ぶ地下通路で殺人が起きます。なかなか凝った設定でパズラー好みの作品だと思います。古典的とも言えるトリックですが、なかなか楽しめました。 「雪と金婚式」安らぎを感じさせるミステリと言ったらおかしな言い方かもしれませんが、クリスマスが近い中、雪が降る景色の中でどこかほのぼのとした雰囲気があります。金婚式を迎えた夫婦のしみじみとした感じがとてもよかったです。有栖川氏のエッセイには時々奥様の話が出てきますが、もしかして有栖川ご夫妻もこんな感じなのかもと思ってしまいました。 「天空の眼」雲の形が恨めしげな表情で自分を見下ろしている人の顔に見えてしまい、なんとなくいやな気分でいると、その後、運の悪いことが次々起こったという相談を受けたアリス。心理ミステリかと思いましたが、最後は思わぬ展開。おもしろかったです。 「ロジカル・デスゲーム」ロシアンルーレット・テーマ。火村が犯人にだまされてゲームに誘い込まれてしまいます。緊迫感がすごく最後まで引き込まれました。 ということで、はずれなしの短編集でした。おすすめです。 | ||||
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舞台もオカルト的な要素もよかったんだけど、種明かしが今一つ。 | ||||
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単行本(2010年)→新書(2012年)→文庫(2013年)。 火村シリーズの短編集。 「長い廊下がある家」「雪と金婚式」「天空の眼」「ロジカル・デスゲーム」の4篇が収められている。 いずれも不可能犯罪であったり、怪奇趣味にあふれていたり、サイコキラーっぽいひとが出てきたりと、設定としては非常に楽しいものになっている。火村たち登場人物の魅力もある。 ただ、ミステリとしてはちょっと……。小ネタを無理矢理展開させた感じだ。 | ||||
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出版数が多い作家さんなので 次に読む物に迷いますが、 火村教授・アリスのコンビ物の中で 未読の方にお勧めしたい一冊。 表題作はシチュエーションにドキドキし、 他3作も、いったいどんな決着をつけるのか 結末まで楽しめました。 コンビの片方がメインに出てこない作品が1つずつ あり、各々のプライベートも見え隠れします。 変化球にとんだ面白い作品集です。 | ||||
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読者でも考えればある程度の推理は可能なのが嬉しい(本格ミステリーですしね) さくさく読める分量の短編4作なので移動時間のお供でも家事の合間でもすぐ読めます 火村とアリスの掛け合いを見るのも楽しいです | ||||
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