女王国の城



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初公開日(参考)2007年09月
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長編小説

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女王国の城 上 (創元推理文庫)

2011年01月26日 女王国の城 上 (創元推理文庫)

大学に顔を見せない江神を追って信州入りした英都大学推理研の面々は、女王が統べる〈城〉で連続殺人事件に遭遇する。第8回本格ミステリ大賞に輝いた、江神シリーズ第4長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.20pt

女王国の城の総合評価:7.76/10点レビュー 74件。Sランク


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全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

女王国の城の感想

このシリーズはこれが初めてなのですが,4作目だったのですね.
それでも十分楽しめました.過去の作品も是非読んでみたいと思いました.
殺人事件の謎解きはもちろんなのですが,

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

女王国の城の感想

長すぎる印象。
特に事件発生までが長くだらだらした文章のため時間がかかってしまった。
終盤の展開やトリック、伏線回収と素晴らしいだけに、
尚更もったいないと感じてしまう。
登場人物を少し減らしてくれた方が読みやすかったのかもしれません。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.13:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

15年ぶりの学生アリスシリーズ!

日本ミステリ史に残る名作である前作『双頭の悪魔』から実に15年ぶりとなる『学生アリスシリーズ』の第四弾。
前作発表時に小学一年生だった子供が今作のアリスやマリアと同じ大学三年生になっていると考えると感慨深いですね。
子供が大人になるほど現実世界ではブランクが空く形になりましたが、作中世界では前作から半年しか経っておらず、昭和から平成に移り変わり、バブルが終わろうとしている時期が舞台の作品です。

今作もこれまでのシリーズ作品同様、コテコテのクローズドサークル作品になりますが、新興宗教団体が建設した「城」という舞台が独創的です。
「城」に閉じ込められ、そこを脱出したとしても、宗教団体の息がかかった「城下町」がさらに待ち受けているという二重のクローズドサークル状態になっているのも面白いですね。
しかし最初の殺人が起きるまでが長いのをはじめとして、前半部分は冗長すぎる感が否めず、ちょっと退屈でした。後半、推理研メンバーたちが強引に「城」からの脱出を試み大立ち回りを演じるあたりからは一気に話が動いて面白くなりましたね。
(私はこの作品は読むのに五日もかかってしまいましたが、うち四日を前半部分に費やして、後半は一気読みでした)
これまでのシリーズでは脇役に甘んじていた、モチとノブナガの先輩二人の見せ場があったのが良かったです。

また今作は前作の『双頭の悪魔』と共通するシチュエーションが多数用意されており、読者に15年ぶりのデ・ジャビュを感じさせるのが狙いか?などと思いました。

しかし個人的に『双頭の悪魔』以上に比較したくなる作品は、奇しくもこの作品の前年に発表された同作者の、やはりクローズドサークル作品となる『乱鴉の島』です。
こちらは『作家アリスシリーズ』の作品となり、発表はこの作品の前ですが、作中の年代設定は21世紀となり、携帯電話もインターネットも存在する時代において、クローズドサークルというジャンルにおいては、本来邪魔な異物的存在になるそれをいかに話に組み込むかということを試みたような作品でした。それに対して今作は1990年前後が舞台のため、作中でマリアが「一人一人が携帯できる電話があればいいのに……」と言ったり、アリスが「インターネットって何だ?」と言ったり、一種のメタ的なネタを仕込んでいるのは、前年度に発表した作品を踏まえたうえで作者の「やっぱりクローズドサークル作品にはこれらのものは無いほうがいい」という本音を見た気がしました(笑)

総合的に見て前作には及ばないかなという感想ですが、推理研のメンバーたちの変らないキャラと活躍が見れて楽しかったのでオマケして9点で。
次作が学生アリスシリーズの完結編となる予定のようですが、江神さんの家庭の問題や、アリスとマリアの恋人未満の関係の行く末などいろいろ気になり、待ち遠しいです。


▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

学生アリスシリーズ第4弾。

江神部長を追って訪れた宗教団体『人類協会』で事件に巻き込まれる。
事件が起こるまでが冗長気味。

凶器回収におけるロジックは流石。
ただ、トリックを使ってまで誤認させようとしたこととダイイング・メッセージとしてペリハと残したことにはもう少し明確な意図が欲しかった。
特にトリックに関しては事前の準備もなしによく決行したなと。
凶器に拘らず、待てば解決しただけに作者のエゴに感じてしまう。
あと、過去と現在の事件を繋ぐつながりはもう少し具体的な何かが欲しかった。

エーカー
NWKWLAAY
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

女王国の城の感想

前3作品も読んでいるはずですが、昔過ぎて記憶は全く無し。なので、シリーズを通しての感想では無く本作のみの印象ですが、上巻があまりにものんびりし過ぎに感じました。下巻に入ってからの展開は素晴らしく面白くて、各方面で高評価なのも納得の作品です。
細々とした伏線の回収も鮮やかで、作者の本格推理に対する誠実かつ真摯な姿勢には感銘を受けました。真面目な人なんでしょうな。
前半部分がスロー過ぎる上に、うんちくが多くて少々長すぎる。そこは減点ですが、おススメの傑作に間違い無いですよ。

なおひろ
R1UV05YV
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

女王国の城の感想

ミステリを楽しむというより、江神シリーズファンへの物語という印象が強い作品。
ミステリ部分に強烈なインパクトは無いが、解決へ至る論理の組み立ては相変わらず秀逸。


▼以下、ネタバレ感想

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bakakuma
UI79074L
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

女王国の城の感想

目玉であろうトリックには驚かされました。
上下巻と2冊に分かれていますが、もう少しだけ縮められなかったのかなと…。
それでも10点です。

次の学生アリスシリーズの長編がでるのはいつになるのか。
続編を楽しみにしています。

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Morphe
CTP9H472
No.8:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

女王国の城の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

女王国の城の感想

前作の双頭悪魔を読んだのは10年以上前で久しぶりのシリーズ読書。
間が空きましたがアリスやマリアが属する推理小説研究会の面々は相変わらずで、懐かしさと嬉しさがこみ上げました。
前作はマリアが幽閉、今作は江神部長が幽閉された?と研究会のメンバーが宗教団体の本部へ向かいます。次回作はアリスが行方不明かな。なんて思いながら読みました。

宗教団体の本部という日常とは違った空間で、信仰心や宗教独特のルールを用いた事件は興味をそそります。
UFOネタは今の現代では非科学的でミステリの謎にもならないですが、宗教と合わせる事で不思議な舞台を作っていると感じました。

過去の密室事件との絡みや、終盤の『読者への挑戦』付きのロジックによる解決は楽しいのですが、
そこに至るまでの上下巻のボリュームが個人的に長かった気持ちでした。

なんとなく印象に残るトリックや犯人などの真相があるわけではなく、いろいろな要素がまとまった感じでした。推理小説研究会の面々の活動が見れたのが楽しかったので、本作単品で読むというより、シリーズを読んできた人が楽しめる作品となっている気がします。

※余談ですが、作者がPSPゲーム「トリックxロジック」に参加した作品「Yの標的」も宗教団体が舞台ですが、
本作の宗教団体の構想が活かされたのかなと思いました。ゲームの「Yの標的」は好きな作品なので、ふと思い出しました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

女王国の城の感想

文庫版(上)UFO飛来を信じる新興宗教団体「人類教会」の総本山に向かったまま行方知らずとなった英都大学推理研究会部長江神二郎。彼の身を案じた後輩のアリスらお馴染み推理研の愉快な仲間たちが到着するとそこで聞かされたのは、11年前の不可解な密室殺人事件だった!そして、若き女王が君臨する教団の城に彼らが招かれるとそこでも不可解な殺人事件が!それにしても、相変わらず織田&望月の凸凹コンビはいいなあ(笑)さて、下巻で事件がどのような解決を迎えるか?
文庫版(下)これぞ有栖川流本格ミステリの結晶!「双頭の悪魔」に次ぐ徹底したフーダニット(犯人当て)と純粋論理の積み重ねで紡がれていく真相には、有栖川さんの本格=ロジックの情熱が胸に迫ってくるようでした!また、推理研Vs.教団の必死の攻防や決死の逃走劇という冒険活劇要素もこの作品をより一層盛り上げてくれました!江神部長、アリス、マリア、望月、織田の5人からなる英都大学推理研に今回も盛大なる拍手を!(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

女王国の城

物語としては◎ 次々に起こる事件や話の展開に、わくわくしながら読めます。ミステリとしては、いまいち。なぜなら、伏線でもないただのうんちく会話が長過ぎる。重要だと思われた 協会の謎、秘密の種明かしが呆気なくて拍子抜け。江神さんがわざわざ協会内部に潜入した理由についても 短く簡単に処理されていて、消化不良。犯人が判明しても、「どんな人だっけ」程度の印象で、納得感が薄かった。

まめしば
LK69ZVRP
No.4:
(9pt)

女王国の城の感想

なかなかの長編だったが、スラスラ読めた。
相変わらず江神部長の推理が冴えているなと感心させられました(●´ω`●)

みい
XL0AKYF3
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

女王国の城の感想

学生アリスシリーズ4作目。
前作双頭の悪魔から何と15年も間が開いていたのですね。
シリーズ1番の長編ですが、前作と比べるとかなりスケール的に劣る印象です。
前置きが長いのはいつもの事ですのでいいとして、
最後江神が全員を集めて推理を披露するという流れもいつも通りで好きなのですが、何か盛り上がりに欠けたなと。
「犯人が小者」だったからと言ってしまえばそれまでなのですが、作品内での扱いも何かあっさりしていた気がしました。
正直印象に残らない犯人という感じです。
犯人の動機は協会に対する恨みでしたが、被害者も協会内においてどちらかと言えば小者といえる人物でしたね。

学生アリスシリーズの長編は後ひとつあるそうです。
今作では、前作までで明らかになった江神の問題がまだ回収されず終わりました。
何か今作は、次回作への布石の章だったような気がしてなりません。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(8pt)

ロジックによる解決編は流石の面白さ

学生アリスシリーズの解決編におけるロジックは流石に読ませる。
上下巻の文庫の厚さに敬遠していたが期待通りの面白さだった。

Ariroba78
5M53WTS6
No.1:
(9pt)

本格ミステリ

久々のアリスシリーズ。文庫を待ち望んでいたのでようやくゲット。
目まぐるしく展開する物語展開で止め時が見つからない面白さ。
読者にフェアで立ち向かいロジックで解決する作風はグッド。
数年ぶりに読んだ有栖川作品だが、本格へのこだわりは今も尚健在だと再認識した。

たんぷる
W6DY75QO
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