鍵の掛かった男



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    7.33pt (10max) / 6件

    6.83pt (10max) / 42件

    Amazon平均点

    3.60pt ( 5max) / 50件

    楽天平均点

    3.95pt ( 5max) / 56件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    17pt
    サイト内ランク []B総合:315位
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    32.00pt

    70.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2015年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数8,801回
    お気に入りにされた回数11
    読書済みに登録された回数68

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)

    2017年10月06日 鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)

    之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。だが同ホテルが定宿の作家・影浦浪子は疑問を持った。彼はスイートに5年住み周囲に愛され2億円預金があった。影浦は死の謎の解明を推理作家の有栖川有栖と友人の火村英生に依頼。が調査は難航。彼の人生は闇で鍵の掛かった状態だった。梨田とは誰か? 他殺なら犯人は? 驚愕の悲劇的結末!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

    鍵の掛かった男の総合評価:7.21/10点レビュー 56件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全6件 1~6 1/1ページ
    No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    鍵の掛かった男の感想

    作家アリスシリーズ。今作は本格ミステリーと言うよりも、ヒューマンミステリー。物語の半ばを過ぎるまで火村はほぼ登場せず、アリスの単独捜査が続く。この間は推理の材料を集めている期間になるが、ここが正直長かった。中之島の情景描写やホテルに関するうんちく、登場人物達の背景の説明等。じりじりと進んで行き火村登場から一気に加速、が本作の醍醐味で有るとは思うが、少々疲れました。とは言っても内容としては十分満足、とても面白かった。文章が良く読み易いし、このコンビは品が有って好き。シリーズとしては異色作ですけど、おススメ。

    なおひろ
    R1UV05YV
    No.5:
    (6pt)

    鍵の掛かった男の感想

    物語が始まる前に事件は起こっており、その事件の真相をアリスと火村が調査するという、ちょっと珍しい作品。ページ数が多めだが、その間新しい事件は起きないため、あまり盛り上がるポイントがないのが難点。

    BOY
    IM7XWAPW
    No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    鍵の掛かった男の感想

    火村シリーズの長編。
    相変わらず地味ですが、このシリーズの中では読み応えのある作品かと。
    不審な死を遂げた男、それが自殺か他殺か、だけでなく、そもそもこの謎多き鍵の掛かった男が何者なのかというところから始まります。
    火村の登場は後半になってからで、有栖が集めた伏線を火村が回収していくという珍しいパターンですがバランスはいい感じ。
    男の謎が徐々に明らかになっていくところまではいいのですが、肝心の事件の部分になると、パズルのピースに無理がある点がいくつかあるように思いますね。
    ロジック一辺倒の作家さんですからねぇ。
    そこが決まらないと評価は微妙になってしまいますね。
    動機も気持ちよくないですね。物語前半の雰囲気に合わないです。
    有栖曰く「螺旋階段を登るように」真実に近づいていくという地味ながらもどこか雰囲気のあった前半から、その足場が崩れてガタガタになった後半って感じでしょうか。

    梁山泊
    MTNH2G0O
    No.3:
    (7pt)

    鍵の掛かった男の感想


    ▼以下、ネタバレ感想

    ※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら


    FSD78H58
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    鍵の掛かった男の感想

    いつもはワトソン役の有栖川有栖が今回は探偵役に回っていろいろと調べ回る話です。全体を見てもとても自然だというのが私の印象です。著者の都合に沿った作為的な部分がまるでありません。
    この点だけでもすごいと思います。唯一ツッコミどころとしては例の電車内でのトラブルを撮影していた、という件ですが。しかし、現実にも生のニュースショーで視聴者提供という動画が
    リアルタイムで流れる現代です。そう見ればこの設定も無理があるとは言えません。始めから最後まで細かく計算された構成のストーリーで流石有栖川有栖と云えます。他殺の根拠がないから自殺。
    その警察の見解を覆すべく奔走するワトソン。この図式が面白いです。自殺との見解ですから警察もそうキメ細かく関係者の証言に当たっていません。そこを丹念に当たりこれまで出てこなかったちょっとした
    話を耳にする有栖。そんな調べ方で少しずつ死んだ男の過去が浮かび上がってくるところが読ませどころですね。こういう形態のストーリーはどちらかと云うと好きな方なので楽しみながら読み進みました。
    決定的な過去の出来事と現在との接点。そこに矛盾する行動をとる人物を指摘する火村。うん、久しぶりに楽しい時間を過ごさせてもらいました。有栖川有栖さん、もっと長編をお願いします。(笑)

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    鍵の掛かった男の感想


    ▼以下、ネタバレ感想

    ※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

    氣學師
    S90TRJAH
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



    その他、Amazon書評・レビューが 50件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク